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7月14日 弁護団ホームページ開設

 今週も日誌の更新が遅れ気味ですが、実は別な弁護団のホームページを作成していました。

 それは「入学金・授業料問題東京弁護団」のことで、一昨日深夜に公式開設にこぎ着けました。

 大学受験において、入試日の異なる私立大学を掛け持ち受験することは非常によく見られる光景ですが、いざ合格発表日の早い大学(たいていは滑り止め)に合格した場合、本命の大学の発表前に入学手続きの締め切り(=入学金・前納授業料の払い込み)が行われることが多く、しかも多くの学校で、一度払い込まれた費用は返還に応じていません。

 従来は、何となくそんなものだと見過ごされてきたこの運用ですが、よくよく考えてみれば、相当おかしな「ぼったくり」です。

 特に昨年に施行された「消費者契約法」に照らすと、入学金・授業料をいっさい返還しないという私立大学の運用は、違約金や損害賠償の定めとして消費者契約法に反する無効なものであるという疑いが生じます。弁護団はこのような認識に立ち、大学側に本年度の入学金・授業料の返還を求める運動を展開していくつもりです。

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