2005年残暑見舞い、高画質バージョンです。4月半ばに描いた最初のアイデア スケッチは、
天の川をバックに織女の立ち姿って内容だったんですが、
遅くとも、 7月前半までに出せなければタイミングを失ってしまうため、デティールの考証に 手間取り7月中の完成は見込み無し、と判断した時点で、今年の暑中用としては 見送る事にしました。 さっぱり制作が進まなかった主な原因ですが、
「多少なりとこのサイトを見に来る 人が増えれば」って動機で、 この時期、
いくつかのイラストコンテストに連続投稿 していた為、
そのあおりで「暑中見舞い用」が後回しになってたのです(^^;) で、その一つに、「夏娘コンテスト・浴衣部門」があったのですが、2005年の投稿 作、
なぜか「蛍と組み合わせてみました」って作品ばかりがやたら集まってしまい まして、それらを見ているうちに、「実際に野外で蛍が舞い飛んでいるのをちゃん と観察した人、 この中にほとんどいないんじゃ?」という疑問を抱いてしまったの です。上手い下手とは関係なく、ほとんどの方がなんとなく光の丸を書いてるだけ って表現ばかり……。 たまに飛跡とか描き込んでいる人がいても、やたら高度を 高くっとった元気良すぎる表現だったり……。 少なくとも日本で見られる代表的な種類の蛍は、管理者の記憶が確かなら、比較 的下の方をゆっくりと、なんというか、ちょっとフラフラした感じで飛んでた筈……。 まあ、今となっては、地方のよほど環境保全に力を入れている地域でもないと見 る事の出来ない光景になってしまっているのも確かですが……。 そんな訳で、そのあたりの不満部分に対する「俺ならこう描く」を試みたのが今回 の残暑見舞いCGなのですが、さて……。 |