言いたい砲台
 
思いついた時に思いついた事をアップする不確定性ミニエッセイコーナー。
お暇な方は蛸之枕の適当な文章にお付き合いください。
(記載した日時はアップデートではなく打ち込みの日付です)


言いたい砲台 目次


第1話 ネットアップでトホホのホ! (2002.01.09)
 
言いたい砲台第一弾は紅い茶の湯開設時に続発した一連のドタバタ騒ぎです。ご笑覧あれ。
 
第2話 燃えよ!ねぶた絵師
 (2002.1.10)
  
正月に田舎に帰省したとき、夏に録画を頼んでおいたNHK制作のドキュメンタリー
「ねぶた師の暑い夏」を見ることが出来ました。CG描きに
とっても教えられる物の多い番組だったので紹介してみたいと思います。

第3話 下書きがいっぱい 
(2002.1.15)
 
2回連続で帰省ネタです。田舎で夜中にアイデアスケッチを
書いてたら、一気に20点以上のアイデアが出てしまったのでその報告って事で。
前がつかえてるのでいつアップできるか見当もつきませんが(^^;)





第1話 ネットアップでトホホのホ!
(2002.01.09)


どん臭い話ですが、2001年2月にウインドウズマシンを入れるまで(つまりその頃までDOSを使ってた。
\(゚o\)(/o゚)/ナンテノンキナ!)蛸之枕はパソコンを電話線につながずにいました。
電話代が怖くて(^^;)
つまりパソ通もインターネットも未体験のオフライン環境でず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと暮らしてた訳です。
そんな奴がプロバイダとの契約時にオマケでホームページ用のスペースを貰っちゃったら何が起きる
か? トホホの神様がご降臨なさいます。必然的に。

さて、サーバにスペースを確保したのは良いものの、ネットワーク初心者だった蛸之枕はホームページ
の実物を見た事すら無かった訳で、どんな物を作りたいのかのイメージも固まってないし、そのための
ソフトもぜんぜん持って無かった!
どこからどう手をつけりゃいいのか見当もつかず、空しく日時だけが過ぎていきます。
BIGLOBEで「らくらくホームページ」を買ってみたりもしたけど、基本のレイアウトが固定されている上、
コンテンツが出来てないんだから焼け石に水…。
これじゃ話にならないってことで、有名CG作家の方のホームページを見て廻ったり、タブレット購入時に
同包されていたフォトショップLEとペインタークラシックの使い方を練習(つまり落書き)したりして、経験
値を上げることから始めました。
そんなこんなで半年以上を浪費した12月中旬のある日、ふと思いついて近所の書店のパソコンコーナ
ーを覗いたことで状況が一気に動き始めます。
そこに有ったんです。ホームページ作成に使えるフリーソフトを集めたムックが!
HTMLの入門書と一緒に速攻で買い求め、約一週間後には「紅い茶の湯 暫定版」がPC上で動き始
めました。すべての打ち込みを終え、リンクされたページが次々に表示されるのを見た時は、ホントに
嬉しかったものです。
でも、この直後からトホホ様は猛威を振われたのです…。

最初のトラブルはアップロード時に起きました。
何度やってもサーバにアクセスでない! BIGLOBEでURLやアカウントを再確認し、最後はパスワード
の再発行までしてもらったけどやはり駄目。FTPの出すレポートはエラー=530とか言うだけで何の事か
見当もつきません。その日は気力を使い果たして寝ちゃいました。

翌日、気を入れ直して再挑戦! …やっぱり駄目です…
記入項目に打ち間違いがないか見る内、発見したこと。「このFTP、アカウントの記入場所が無い?」
蛸之枕は最初のうち、Homepage ManagerのFTP機能でアップしようとしていたのです。
どうやらFTPがBIGLOBEのサーバに対応できないらしいと判断して、新たにBIGLOBE推奨のFTP Explorerをダウンロードしたんですが…
「ゲ! マニュアルが英語じゃねーか!」
それでなくてもゴチャゴチャと項目の多いFTPのパスワード記入画面、説明が英語じゃお手上げです。
FTP Explorerの使用を諦め、今度はムックについてた他のFTPやらネット上で探し当てたフリーのFTP
やらをとっかえひっかえして、アップロードを試みるんですが… …やっぱり駄目…
BIGLOBEの掲示板(レスキューボード)に出しておいたSOSのほうを見ると、帰ってきたレスは「ファイ
ルネームに漢字とか使っちゃいけません。英文半角で8文字に収めるように」というもの。
実は、最初につけたファイルネームには趣味に走ってやりたい放題な事をしてました。
長い名前や漢字の使用は当たり前!
例えばCGにつけたファイルネームは一部を除き頭に「T」の文字をつけてますが、これ、最初はギリシャ
文字の「τ」(タウ)でした。蛸之枕雲丹のイニシャルを一文字で表そうとしたんだけど…。まさかこんな所
に「MS・DOSの呪い」がまだ生き残ってるとはねえ(・o・;)
かくて、ファイルネームの全面修正&リンクの張り直しがおっぱじまります。
ヒイヒイ言いながらの修正を終え、今度こそはと再度アップロード…………。

………………まだダメなの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?(;_;)

最後の希望で再びパスワードを再発行してもらうも、これも効果なし………?
精根尽き果ててこの日も布団の中へ…。

三日目……………。

あたらしいアドバイスは来てないか? 他に似たようなケースは無いか? と、あても無くレスキューボー
ドを彷徨いました。
何の手掛りも見つからないまま、BIGLOBEのホームページ製作講座の所を見てみると…。
「あ! FTP Explorerの使い方を解説してくれてるページがある(^^;)」
説明の通りに必要事項を打ち込んでアクセスしたら、一発でアップロード出来ちゃった訳。この二日間の苦労って一体…(^^;)
気を取り直して、ちゃんと動くかどうか自分でアクセスして確認してみると…

「ファイルが見つかりません」

トホホ様、追い討ちの第2撃!
PC上では動いてたし「孤島発見器」(Webサイトのリンクを自動でチェックしてリンク切れの箇所を教え
てくれるありがた〜いフリーソフト)でリンク切れは全部直した筈なのに、何で〜〜!
幸い左フレームのほうのリンクを使ってトップページに戻れたので、リンク切れの箇所のチェックは出来
ます。リンクをクリックしまくることでじきに発生パターンが見えてきました。
「お気楽ギャラリーの中に入った後、画面の下のリンクでトップページに戻ろうとすると切れる」

これで何が問題なのか見当がつきました。
開設時、紅い茶の湯はお気楽ギャラリーだけがトップページのあるフォルダの下に2階層以上のフォル
ダを持ってました。(他は一階層だけ)
一番ファイル数が多くなりそうな場所なので、まず「MainGall」(メインギャラリーの意味)というフォルダを
作り、その中に各コーナーのフォルダを置くという構造にしたのです。
この各コーナーの中から一気にトップページに上がろうとすると必ず切れるというわけです。
サポートの方に質問してみると、リンクの指定方法がウインドウズでは使えるけどサーバでは認識しても
らえない指定方法だったことが判明しました。
蛸之枕がやらかした指定法は「.../(ファイルネーム)」というもの。
サポートの方が教えてくれた2階層上に上がる時の正しい指定法は「../../(ファイルネーム)」でした。
まさに「中途半端にDOS時代の知識を引きずってる奴」ならではのチョンボです。
そんな訳で、赤い茶の湯開設の当時、蛸之枕は2度もリンクの全面的張り直しを行う羽目になっちゃっ
たのです。
開設直後に紅い茶の湯に来てくれた皆さん、どうもご迷惑をおかけしました。

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第2話 燃えよ!ねぶた絵師
(2002.1.10)


蛸之枕の部屋のTVは未だに地上波のみで、衛星放送用のアンテナを出していません。
先立つもんが無いから。
でもNHKのBSって時々ドキュメンタリーとか昔の映画とかで「これは!」って奴をやるんだよなあ。そん
な時はどうするか? 実家に頼んで録画してもらってたりします。(滅多に無いけど)
2001年夏にBSで放映されたドキュメンタリー「ねぶた師の暑い夏」もその一つでした。
最初は、最近の青森ねぶたがどうなってるのか久しぶりに見てみたいって軽い理由で録画を頼んだんだ
けど、正月に帰省した時にビデオで見てショックを受けた!
青森ねぶた祭りにおいて、毎年「ねぶた大賞」(その年参加した団体の中で一番良かったところに与えら
れる名誉賞で、各団体はこれの獲得のため血道をあげる)を争っているトップクラスのねぶた師達の熱
い戦いを描いた2時間の大作だったのです。

ねぶた師、それはねぶたのデザインから組み立てまで、製作のすべてを請け負う専門の絵師達です。
彼らの戦いは冬、まだ青森の町に雪が降り続く頃から始まります。8月初めの祭りの為のねぶたのアイ
デアスケッチに、すでにこの時点で取り組み始めているのです。
より勇壮に、よリ華やかに、そして過去に例の無い斬新なものを…。
次の作品を自分にとってのベストワークへと押し上げるべく、デザイン画は徹底的に練り上げられていき
ます。 あるねぶた師はより力強いポーズを求め、 ただ一頭の虎のスケッチを何通りも何通りも描き込
みます。 また別なねぶた師は今までに無いダイナミックな構図を求め、 人形三体が限界とされていた
構図に四体目を組み込もうと苦心します。 自分の狙うイメージを具体的な「形」として掴み取るべく、 皆
必死です。
そう、 実際の製作に入る前のデザインの段階で、すでに凡作と快作の最初の分かれ目に差し掛かって
いるのですから。

そして春、スポンサーである主宰団体がデザイン画にOKを出せばいよいよ製作開始です。
青森の人形ねぶたってお金がかかります。 何百万円って単位だとか。なんせ台車の部分以外は毎年
一から作るのですから…。
この点、弘前の扇ねぷたは形が決まってますから、一度骨組みを作っちゃえば木材が痛んで駄目にな
るまで毎年使いまわしが効くので新しい絵を張り替えるだけで済み、割と安上がりなんですが。
青森ねぶたは大手企業中心で参加台数20台前後、弘前ねぷたは町内会や有志の愛好会中心で多い
年は60台以上繰り出すという違いは、制作費が約一桁違うって事が主な原因です。

おっと話が脱線した! これはねぷた師の話だ!

さて、 番組はここから製作現場でのねぶた師の職人芸としか言いようの無い技の数々を描いていきま
す。 まずは材木を組んでねぶたを内部から支える支柱を作り、 その周りに針金で人形の輪郭を編み
上げていく骨格作り。
正直な話、何であんなスカスカの針金で紙を貼った時のフォルムがどうなるか読み取れるんだ?、と長
年の経験がもたらす職人の感覚に脱帽しました。あの紙に書いた図案を材木と針金だけで3D化してい
く能力は、そこらのポリゴンCGが裸足で逃げ出す究極の生体3Dソフトじゃないでしょうか?
わが弘前のねぷた祭りでも少数派ながら組みねぷたと呼ばれる人形ねぷたが参加するんですが、その
造型は青森ねぶたと較べるとまさに素朴としかいいようの無いレベルでして。長年にわたるノウハウの
蓄積にはまさに恐るべきものがあります。
そして、こうして組みあがった素人目には何がなんだかさっぱり判らない骨組みの上に、注意深く和紙
が貼り付けられていくといよいよプロフェッショナルの造型の妙が形として浮かび上がってきます。まだ
真っ白けで、まるで買ってきたばかりのフィギュアモデルみたいですが(^^;)
この紙張りが終わると、ねぶた師の脳細胞は彫刻家から絵師のそれに再び切り替わるのです。純白の
巨大ペーパーフィギュアに魂を吹き込む、墨書きという作業に取り掛かるために…。
真っ白な大灯篭に、ねぶた師の操る筆が黒々とした描線を力強く描き入れていきます。そのタッチは各
人各様。 あるねぶた師はあくまでも太くくっきりと、 また別のねぶた師はかすれのタッチを生かすべく
繊細に…。
例えば顔の部分だけ特別な紙を使うねぶた師がいます。一人前のねぶた師として独立した時に師匠が
お祝いとして分けてくれた手漉きの和紙で、工場で作っている普通の和紙よりいい表情が出せるという
のですが、 とっくの昔に作り手がいなくなってしまい手持ちの分が無くなってしまったらそれっきりという
貴重品です。
またあるねぶた師は一度描いた目の部分を剥がしてしまいます。自分の狙っている表情が出なかった
というのです。あくまでも鋭く台車の上のもう一体の人形を睨み据えている、そんな目でなくては駄目だ
といって、張り直した紙の上に注意深く新たな目を描き込んでいきます。
まさにこだわりにこだわったねぶた馬鹿の世界です。
そしてこの作業が終わったとき、まだ華やかな色彩こそ纏っていないものの、勇壮な青森ねぶたが姿を
あらわすのです。

後は染料で色を付けて行くだけです。
まずはロウ引きといって白く残したい部分をロウで描きこみます。 中に光を灯すとこの部分が白く輝く、
一種の透過光です。
熱で溶かしたロウを素早く塗っていかなくてはならない一発勝負の部分。 そしてこの上に染料を置いて
いくとロウ引きの描線で華やかに縁取られた色鮮やかなねぶたが生まれます。

そして青森にねぶたの夏がやってくる…。
この年のねぶた大賞は、虎にこだわったねぶた師と人形四体のダイナミックな構図に挑戦したねぶた
師の、二人の作品の争いとなり、審査員達の判定はわずかの差で後者を大賞に選びました。またあの
一度書いた目をNGにして新しい目を描き直したねぶた師も4位に食い込んだということです。
番組は、祭りの最終日にねぶた大賞受賞作を含む評価の高かった5台のねぶたが船に積まれて青森
港を練り歩く、海上運行で幕を閉じます…。

さて、今回この「ねぷた師の暑い夏」というドキュメンタリーを長々と紹介したのは、ある意味狂気とも取
れるねぶた師たちの凄まじいまでのこだわりに、CG描きとして思わず共鳴してしまう部分があったから
です。
2001年の夏(8月末か9月初め頃だったと思う)にBSで放映されたこのドキュメンタリー、確か何かの賞
も取ってる筈ですので、再放送などの機会があれば、CGとか紙のイラストとか描く方にはぜひ一度見て
欲しいと思う番組です。

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第3話 下書きがいっぱい
(2002.1.15)

現在、蛸之枕のパソコンのHDには、少なからぬ量のラフスケッチが溜まっています。絶対仕上げてアッ
プするぞ!って思ってる分だけで「研究員控室」に出している物の3〜4倍。ウォーミングアップの落書き
なんかも入れたら数百点ぐらい有りそう(^^;)
それなのにWEBページの打ち込みやらアップロード時の連続トラブルやらで新作CGの製作は2週間以
上もストップ!
そして「お気楽ギャラリー」全ページに有った不適切なリンクを指定し直し、サーバ上でも正常に稼動して
いることを確認できた時には、年末年始の帰省が目の前に迫ってました。(新幹線に乗る一時間半くら
い前まで「花のトンネル、微風吹いて…」の線画を描いてたりして)

さて、田舎では何をしてたかというと、実家に預けてる蔵書の山をひたすら読みまくってたりして。量が半
端じゃないので下手に持ってくるとアパートがパンクするんだよなァ(^^;) 
マジで床が抜ける恐れがあるし。
で、夜中になると、お気に入りのSF小説などからイラスト化してみたいシーンなんかをピックアップして、
作品中に描かれている描写を再チェックしながらアイデアスケッチにまとめてました。最初は、1日置き
くらいに2〜3枚ってペースで、自分の本のほか親父の蔵書である「太陽」&「別冊太陽」(最近はネタ切
れであまり良い特集をやりませんが、一時期は北斎、広重、歌麿、写楽という四大浮世絵師の特集を
連発で出すなどという事をやった、オッソロシイくらい資料価値のあった雑誌です)という雑誌の方から
もネタを探してます。
まだ、ノートに書き留めただけって状態で、PCに取り込む前なんですが、いくつか紹介してみましょう。

まず、SF関係ではアイザック・アシモフの短編集「わたしはロボット」(創元推理文庫版タイトル、早川
SF文庫版のタイトルは「われはロボット」)の巻頭を飾った短編「ロビー」から1点、(ちょいとふざけた
アレンジをするかも) それとアーサー・C・クラークの長編快作「宇宙のランデブー」から3〜4点ほどを
予定しています。
親父の蔵書、「太陽」&「別冊太陽」の方からは、「幽霊・妖怪特集」と「大正時代特集」をネタに数点。
正月なんで和服ネタで何か出来ないかと思いながら眺めてたら、発足して間もない頃の宝塚歌劇団の
パンフレットなんかが載ってたので、それをヒントにして何点か、「幽霊ネタ」のほうでは「夏休み古寺パ
ニック(仮題)」という前後編2枚組みのスケッチができてます。
この他ねぷた祭りネタ2点を含む単発アイデア数点も…。
自分でもこんなにアイデアスケッチばかり溜めて、いつ取りかかれるんだ?と思わなくもないけど(^^;)
しかもこっちに戻って来る直前に「インスピレーション大爆発」が起きちゃいました。
原因は正月3日目に読んだJ・S・レ・ファニュの怪奇小説「吸血鬼カーミラ」(1871〜72)という短編。読
んでいる内にイメージがドカドカ湧いてきて、これ一作で12点ものラフスケッチが…。
ただ、「カーミラ」の場合は描き始める前に当時のファッションとかちゃんと考証しておきたいので、手を
付けるのはだいぶ先ってことになるでしょう。 「週刊朝日百科 世界の歴史」の18世紀〜19世紀の部
分をざっと当たれば何とかなりそうです。
バラでアップしても仕方が無いって内容なので、 書き溜めておいてまとまったところで独立したコーナー
としてアップの予定。

一方で、描いてみたいと思って再読したのに結局断念したのもあったりします。
1930年代に書かれたエロチックなスペースオペラ、 C・L・ムーアのノースウェスト・スミスシリーズなん
だけど、「シャンブロウ」を始めとする一連の作品のインパクトが忘れられず、ほぼ全作読み返したのに
結局何も描けずじまい。
早川SF文庫版の松本零士のイラストが強烈過ぎて、その影響から抜けられない。
どうあがいても自分の絵になりそうも無い。
素直に白旗揚げることにしました。
ついでだからシリーズ全作を紹介しておきます。たぶんもう絶版だろうから、読んでみたいって方は古本
屋でもチェックしてください。特に第3集「暗黒快の妖精」のカラー口絵なんかは、えげつないだけのそこ
らのエロCG作家なんか問題外の鳥肌物の色っぽさなのだよ。
全作とも、仁賀克雄訳、松本零士挿画です。

   ノースウェストスミスシリーズ C・L・ムーア(Catherine Lacille Moore)著 全リスト
      早川SF文庫36「大宇宙の魔女」
         「シャンブロウ」 "Syambleau" 1933
         「黒い渇き」 "Black Thirst" 1934
         「真紅の夢」 "Scarlet Dream" 1934
         「神々の塵」 "Dust of God" 1934
                                以上四篇を収録
      早川SF文庫62「異次元の女王」
         「異次元の女王」 "Julhi" 1935
         「冷たい灰色の神」 "The Cold Grey God" 1935
         「炎の美女」 "Yvala" 1936
         「失われた楽園」 "Lost Paradise" 1936
                                以上四篇を収録
      早川SF文庫82「暗黒界の妖精」
         「生命の樹」 "The Tree of Life" 1936
         「スターストーンを求めて」 "Quest of Starstone"1939
         「暗黒界の妖精」 "Nymph of darkness" 1939
         「幻の狼女」 "Werewoman" 1938
         「短調の歌」 "Songing Minor key" 1940
                                以上五篇を収録

このシリ−ズ、絶対数こそ少ないけど一本一本のクオリティーが高いので、チャンスが有ったら読んで
みて損は無いでしょう。

さて、 こっちに帰って来てから10日間で2点ほど完成した訳だけど、その間にアイデアスケッチの方も
5〜6点増えてたりします。田舎で紙に描いた奴もまだ一枚もCPに移してないというのに…(^^;)

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