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第16回(2004年2月14日 土曜日) PowerBook の修理


 コンピューターが壊れてしまいました。PowerBookのCD/DVDドライブのトレイの一部(ベゼルというのかな?)がとれてしまったのです。

BPCOMBBPCOMB 左の写真で下に見えるのはPowerBookG4です。

 DVDをセットして、いつものようにトレイを閉めたら、ポロってとれてしまいました。あらら。前からぐらついていたような気がしていたのですが、とうとうとれたという感じです。なんか中身が丸見えですね。実はこのCD-R/RW/DVD-ROMドライブはTAXANのBPCOMBという製品で、純正ドライブじゃないんです。純正のドライブはこのPowerBookを買ってから1年過ぎに壊れてしまったんです。なので「また買い換えか」とも考えましたが、無論1000円、2000円の値段ではないし、良く見たら電気的に壊れているのではなく単に固定していたプラスチックの爪が折れただけだったので、瞬間接着剤で無理矢理くっつけてしまいました。でも冬は乾燥しているから瞬間接着剤がなかなかつかないんだよね。焦れったいので結局、水を数滴、接着剤をつけたところに垂らしました。

BPCOMB 一応、直りました。

 まあ、こんなもんでしょう。別に力のかかるようなところではないので、トレイを開け閉めする時に気をつければ当分は大丈夫のはずです。なんか文章にしたら簡単な作業だけど、実際は三時間くらい悪戦苦闘してしまいました。うーん。

 このPowerBookは、どうもこういう物理的な破損が多いです。赤外線通信用の窓のカバー(リモコンの赤外線を出す部分のような黒プラスチックのパーツ)もどっかにいってしまったし、キーボートをロックするパーツも壊れているんですよ。まあ、もともと初期不良でメーカーに返品されたものをメーカーが修理して、再び店の展示用に出荷されたものを私が展示品割引で買ったので、その辺のところも原因の一つになっているかもしれません。まあ3年以上ほぼ毎日使っていれば、そういうことに関係なくいろいろトラブルもでてくるんでしょうけど。でも、電気的にはトラブルはなく液晶のバックライトが少し暗くなったくらいで、快適なんですけどね。空冷ファンも回らない(壊れているのではなくそこまで熱くならないという意味)から静かだし、かなり気に入っています。まだまだ使い続けるでしょう。

 そういえばPowerBookG4(550)なんですけど、やはりファンがうるさいですね。きっと計算は速いのでしょうけど、なかなか使い慣れなれません。どうもスロットインのドライブも馴染めません。私はドライブといえばトレイ式、しかも読み取り部分がトレイにくっついていないものが一番好きです。

 そんでもって今回のレンタルDVDです。

『銀河英雄伝説5 リップシュタットの密約』は、なんか世界史にでてきそうな話です。まあ、現実の歴史ならこの物語のように進まないでしょう(歴史にタラレバは禁句か)。後半は、まあ普通のSF戦争なんですけど。なんか出来過ぎの感もありますね。でも、その分それぞれのキャラの動きが際立ってきた感じです。それにしてもこの話、小説ではこんなに早かったかなあ。なんか中盤でのお話だった気がするのだが……。でもうろ覚えです。結局、楽しんでいるから良いんですけど。

『銀河英雄伝説6 黄金樹は倒れた』は、このシリーズ第一期のクライマックスでしょう。なんだか伏線らしきものも出てきたし、ラインハルトは帝国を(事実上)支配しちゃったしね。それにしても、何となく帝国軍の結末は呆気無いなあ。同盟の方が騒動の結末は分かりやすいです。まあ、引き金を考えれば当たり前なんだけど。さてさて、これからどうなるんだっけな……。

『墨東綺潭』は永井荷風の小説が原作の話ですね。って『ぼく』の漢字がないのね。正しくは「さんずい」に「墨」です。うーん、コンピューターの日本語環境って貧弱だなあ。まあ、多くの人が言っていることだけど。実際は良くなっているんだろうね。"MAC OS X" では、この「さんずい」に「墨」は入力できるし。入力してページを公開したところで、おそらく多くの人のインターネット端末では画面には出てこないだろうからなあ。まあ取りあえずいいか。でもって内容はけっこう面白かったですね。墨東って実家の近くだから親近感がありました。子供の頃は自転車で墨東あたりの公園とかに遊びに行ったような気がします。まあこの映画の時代とは当然風景は違いましたけど。それにしても原作を読んだことがない(永井荷風の小説は1冊も読んだことがない)ので、本当に原作もこんな話なのかなあと思ってしまいました。ストーリーがつまらないのではなくて、映画の結末を考えるとねえ……。切ないないねえ……。



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