さてさて正月のような気がしますが、あんまり関係がありません。すったもんだの末になんとかスキャナー(Canon CanoScan 9950F)も動き始めました。動いたといっても移動したということではないですけど。けれど、スキャナーとMacはUSB1.1(1.0かも知れないなあ。その辺はよく分からん)で繋がっています。微妙に遅いかも。というのもスキャナー本体にもMacにもIEEE1394a(Apple的にはFireWire400)インタ−フェイスがあるのですが、IEEE1394aで繋ぐためにはCPUが PowerPC G4 かPowerPC G5(PowerBookではクロック周波数が550MHz以上)というスキャナー側の厳しい条件があって、それに引っかかってしまったみたいなのです。私が今、メインとして使っているのはPowerMacintosh G3でCPUをPowerPC G4 1.0GHz に乗せ換えたものなのですが、もともとのCPUはPowerPC G3なので、スキャナーの側でその辺に微妙に引っかかってしまうらしく、IEEE1394aで繋いでスキャンすると、読み取りの途中で止まってしまうです。USBで繋ぐとうまく行くんだけどなあ(USB1.1でのスキャナーの使用条件はIEEE1394aでの条件より緩い)。IEEE1394aで読み取れないのは別の原因があるのかもしれませんが、調べるのはちょっとめんどくさそう。PowerBookG4(550MHz)でスキャンしたらIEEE1394aで繋いでもちゃんとスキャンできたからなあ。
でもって、まあ少しずつ、必要なものをスキャンしているのですが、いまいちスキャナーについているボタンの使い方が分からんなあ。電源ボタンの他に4つもボタンがあるけれど、使えるのかなあ。設定がおかしいのか説明書通りにやってもうまく行かないでやんの。まあ、困らないんだけど。
そういえば、このスキャナのメーカーであるCanonは、最近デザインに急に目覚めてきたような気がします。私の使用しているプリンターはCanon製のWonderBJ F870なのですが、やっぱり本体の見た目はいまいちなんだよなあ(当時はそれでも良い方だったと思う)。まあ、EPSONのPOPな感じはそれ以上に耐えられないのですが。最近のCanonのプリンターってこんな感じで、ずいぶんシックな印象のデザインだなあ、と思った次第。
私はデザイナーでもないし、また、そんな気もないのだけれど、ちょっと面白そうだったので、ここで話題にしてみました。パソコンやパソコンの周辺機器でのデザインの有用性って、もともとAppleが初代iMacで証明してみせた(この辺Mac贔屓)んだけど、ほとんどの人(メーカー)は「あ、パソコンにカラーバリエーションやシースルーってありなんだ」という程度の認識しか生まれなかったような気がします。で、実際にデザインの有用性を具体的に示したのはSONYのVAIOシリーズでしょう。正直、505の最新モデルは行き過ぎだろうと思いますけど。突き詰めるとここまで行けるという証明にはなっていますね。デザインのために性能を削って価格を上げているように見えるのですが、実際どうなのだろう。ライバル機種に比べてずいぶん値段は高い気がします。
CanonのPIXUS iP8600もそうなんだけど、きっと世の中に受け入れられるデザインって微妙に違和感のあるものなんだろうな、と思ってしまいます。このプリンターって電源ボタンの位置が端っこにあって斜めを向いているので、ちょっと変です。ボタンの向きが正面や側面を向いてい
れば、直方体のボディーデザインと合うのだろうけど、全部の交わる線や面が直角になっているのに電源ボタンだけ斜めなのは違和感ありなんです。
でも、その辺が心のどこかに引っかかって売れるのかなあ、と思った次第。
両面印刷機能はきっと他のプリンターメーカーも真似してくるだろうなあ。CDラベル印刷機能や縁なし印刷機能みたいに。私の職場では昨年の夏にCanonの両面印刷機能付きのモノクロレーザープリンターを導入したのだけど、両面印刷をさせるとすごい音をたてて印刷をしていきます。片面印刷のときは静かなんですけどね。まあ何ヶ月か使って慣れましたけど、初めて両面印刷したときは壊したのかと思いました。Canonのコピー機でも両面印刷をさせることがよくあるのですが、レーザープリンターほど大きな音ではないですねえ。まあ、おおきな筐体ほど、音を良く吸収しそうだからなあ。そうすると、家庭用の小さい筐体で両面印刷をさせると結構大きい音が出るのではないかなぁ。と他人事ながら心配してみました。電気店の店頭デモでも両面印刷って見たことないし。トナーではなく液体のインクタンクを使う機種では、厚い紙を使用しないと裏側に文字や絵が透けてしまうので、両面印刷をしたら汚くなるかも。いちいち別の紙を用意するのも面倒なので、実際あんまり使わないのだろうなあ。でも(日本人的に)ぜひとも欲しい機能だなあ。
プリンターの筐体サイズはもう少し小さくなるかな。理想はA4サイズのプリンターなら筐体の幅=A4の紙幅+50mmくらいなんだけど。この筐体の幅を決めているのは単純にプリントヘッドのサイズなのかな。F870を見ているとそんな感じなんだけど。そんな単純ではないのかも。8種類もあるインクを横に並べると幅をとりそうなんだけど……。インクの乗ったプリントヘッドを動かして印刷しているから、筐体の幅は「紙の幅+インクヘッドの幅×2」程度の幅が必要なのかと思っていたりしています。だったらインクを縦に並べるなど、横幅を小さくする工夫をすればいいのにな。まあ、プリントヘッドを収納する空間も必要なのかなあ。実際買う気もないのに適当なことを言ってみました。あれ、いつの間にかCanonでも「インクジェットプリンター」という言い方になっているなあ。いつの間に。バブルジェットはどこにいったのだろう……。
こうやって年始になると、初めてMacintoshを買ったときのことを思い出します。もう4年前のことなんだなあ。私は4年前まで、コンピューターを持ってなかったので、うれしかったなあ。さてさて、今年もAppleは1月の新製品発表イベント(Macworld Conference & Expo/San Francisco 2005)で、いろいろ新製品が発表されるみたいですね。噂では65,000円程度の格安のMacやらiWork というマイクロソフトのOfficeようなソフトやら、iPod mini のコンパクトフラッシュ版などいろいろ上がっていますが、どこまでほんとなのやら。ファンレスのG4 Cubeの様なMacが60,000-70,000円で発売されたら買うんだけどなあ。スペックにもよるけど。全く極私的にいえば、Macの買い時って、新シリーズが出たときのもっとも初期のハイエストモデルか、シリーズの最後に出たハイエストモデルなんだよなあ。全くの個人的な意見ですけど。「パソコンの買い時は欲しいとき」などという人がいますけど、結局シリーズの始めと終わりで欲しくなるんだよなあ。
これは秘密ですが(誰に?)、こっそりとジャンクでWindowsマシンを買ってみました。OSがWindowsMeのサブノート機です。さてさてちゃんと動くかな。
プリンばっかだ。