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名前 |
地域 |
特色 |
コラム |
サ |
サキュバス |
ヨーロッパ |
インキュバスが人間の女性を誘惑するのに対して、サキュバスは人間の男性を誘惑する。男性の姿をした者がインキュバスで、女性の姿をした者がサキュバスであるという説もあり、また別に森のニンフであるという説もある。 |
なし |
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サシー |
ブラジル |
一本足の黒い肌の子供姿で赤色のとんがり帽子をかぶり、口に煙草をくわえていて、移動するときには一本足で跳んでいく。木の上から通りがかる人の運命を予言したり、、軒下に佇んで扉をたたき、「火をくれ」と声をかけるともいう |
なし |
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サラマンダー |
ヨーロッパ |
小さなトカゲの姿をしていて、溶岩の中、あるいは燃えさかる炎の中に生息すると言われているが、サラマンダー自身が炎を出して燃えるという説もある。
サラマンダーの皮と呼ばれるものに石綿があり、どうやらこれがサラマンダー伝説の起源になったようだ。 |
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サンダーバード |
アメリカ |
アメリカ大陸で生み出された伝説の巨鳥。この鳥が雷をおこすと信じられた。
近代から現代までこの巨鳥を実際に見たという逸話が数限りなく語り伝えられており、現在もメキシコからハドソン湾に至る原住民の中にはこの鳥の存在を信じている者が多いという。 |
なし |
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ザントマン |
ドイツ |
眠りをもたらす妖精。老人の姿だとされている。ザントマンとはドイツ語で砂男のことで、ザントマンが人間の目の中に砂をかけると、その人は猛烈な睡魔に襲われ、抵抗しようとしても、この妖精は瞼の上に座り込んで無理やり目を閉じされてしまうという。 |
なし |
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シー・サーペント |
ヨーロッパ |
最低でも10メートル。大きな者では100メートルを超えるという海龍もしくは大海蛇。
正体については不明で、ネス湖のネッシーもシー・サーペントの仲間だとされることもあり、クビナガリュウの生き残りという説、深海に住むリュウグウノツカイとだいう説もある。 |
なし |
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燭陰(しょくいん) |
中国 |
古代中国の思想に生きた造物主の中の一神。常に蝋燭を加えて、暗い北方の天門を照らしている。
顔が人、胴が蛇の怪物。長さが一千里あるとされ、皮膚が赤く、目が直立しているので目を閉じると縦の合わせ目ができる。
目を開くと全世界が昼間となり、目を閉じると闇夜となる。 |
なし |
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ジン |
イスラム |
妖精、精霊、悪魔などと訳され、種類もまた多様である。コーランによれば、人間が土から造られたのに対して、ジンは火から造られたという。変幻自在で自由に空を飛べ、知恵も力も人間に勝るとのことである。 |
工事中 |
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スィームルグ |
ペルシャ |
ペルシャの霊鳥。人間を持ち運べるほどの大きな鳥で、輝かしい光輪似包まれ、人語を話し、大いなる英知を持っている。英雄に力を与える霊鳥とされ、勇者をその背中に乗せたり、爪で運んだりし、また霊力のこもった羽をお守りとして授けることがある。 |
なし |
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スキタイの羊 |
ヨーロッパ |
カスピ山脈が連なる地方に生える植物。非常に大きなメロンで、熟すと二つに割れ、その中に一頭の子羊のような動物が見られるという。
スキタイとは黒海北岸の草原地方を指している。スキタイの羊の話は、中世ヨーロッパではかなり知られていたらしい。 |
なし |
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スキヤポデス |
ヨーロッパ |
インドに住むと伝えられる一本足の人間の種族。彼らは一本足でかなり速く走る。また、その足は非常に大きいので、眠るとき傘のように頭の上にかざして、巧みに日よけにするという。 |
なし |
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スキュラ |
ヨーロッパ |
腰から上は綺麗な女性だが、その下は六つの長い首と顎を持った犬の頭と十二本の足がある。シシリア沿岸の最も狭いメッシーナ海峡に住み、そこから首だけを出して、通りかかった船の船員などを襲っては手当たり次第に食べる。
もともとは美しい乙女だったが、魔術師の嫉妬により怪物に変身させられた。 |
なし |
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スフィンクス |
ヨーロッパ |
人間の顔を持ち、体はライオンの姿をしている。初期のスフィンクスは男性であったようだが、ギリシャ神話では女性とされている。また、他の説によれば、体が牛か犬で足の爪がライオンであるというもの、尾は蛇であり翼を持った姿であるといわれている、 |
なし |
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ズー |
メソポタミア |
風の魔物。獅子の形をした大きな鷲の姿をしており、嵐の鳥と言われる。大きさは人間より一回り大きいくらいで、雌雄の区別があり、交尾をして子孫を生み育てる。
神々の王になろうとしたが、戦いの神であるニンギスに敗れ、以降はニンギスの使いとなった。 |
なし |
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セイレーン |
ヨーロッパ |
古代ギリシャでは女性の頭に体は水鳥、あるいは女性の上半身で下半身は水鳥の小脇に楽器を抱えた姿で描かれる海の妖精。歌や楽器で近くを通る船の船員を誘惑して自分たちの島へ引き寄せ、船を難破させると言われている。
しばしば羽を持った人魚の姿で描かれることもあるが、これは船乗りの間で海の怪物と思われていたためで、古代ギリシャよりもずっと後になってからの話である。 |
なし |
タ |
チョンチョン |
アメリカ |
大きな耳を持った人間の頭だけの姿をした怪物。耳を翼のようにして空を飛び、魔術の素養のあるものにしか姿を見せることがないと言われる。暗闇を好み、夜は人間の世界にやってくるが、朝になると霊界へ帰ってしまう。 |
なし |
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デーウ |
ペルシャ |
日本では鬼神、悪鬼、魔人、魔物などと訳される。渦巻く黒煙でできたような巨人で、長く鉤爪をのばし、たいていは汚れた色をしている。人間やペリ【別項参照】を目の敵にしており、戦争を仕掛けたり、堕落させて自分の軍門に引きずり込もうとする。 |
なし |
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天狗 |
日本 |
中国では「天狗」という文字は「テンコウ」と発音され陰山という山に住み、首の白い狸のような姿をしていたという。吠え声によって邪気を払い、災いを防ぐ妖怪である。 |
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トロル |
北欧 |
姿は一様に醜く、背中には大きなこぶがあり、腰まで垂れ下がるような長い鼻と、長い牛のような尻尾を持っている。
幻術は得意で、美しい人間を初め、色々なものに化けることができる。力は強い。 |
工事中 |
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ドモヴォーイ |
スラヴ |
家の守護精霊。全身衣のような白い毛に包まれた、人のような姿をしている。変身能力があり、犬や猫、羊などの家畜、藁束などによく化けるという。ただし、本当の姿を見たときというのは不吉の前兆とされている。 |
なし |
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ドラゴン |
ヨーロッパ |
古代ギリシャにおいては、まず家の守護神であり、後には入り口を守る怪物から、神殿や宝物蔵の警護者と思われるようになった。
原初のドラゴンは猛毒を持っているだけであった。炎を吐くようになったのは後年のことである。 |
工事中 |
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ドワーフ |
北欧 |
身長が1メートル前後の小人。体は頑強で、寿命も約200年と長い。暗がりでも夜目がきき、地下に穴を掘って都市をつくる。
性格はいたって陽気で、酒などを飲ませれば底抜けに明るくなるという。 |
なし |