「機上の空論 機体を読む 航空機から見た英国」の続編として「お笑い系」の号外をお届けします。
1960年代半ばから70年代初頭にかけて(度々再放送があったのでこの期間が印象深い)、まだ幼かった私が楽しみにしていた英国製作のテレビシリーズがありました。航空機が活躍する未来を描いたものです。そこに登場する航空機(ロケット)を今見ると、原型は「航空機から見た英国」でも触れた、当時の英空軍(Royal Air Force: RAF)で活躍した機体をを彷彿とさせるものがあります。下にその比較をしてみましょう。映像は私自身が組み立てたプラモデルです。色は、できる限り似たように塗ってみました。実機ではこのような塗装はなかったと思いますが、比較の為に敢えてこのようにしました。
申し遅れましたが、そのテレビシリーズとは「サンダーバード」です。
BAe(イングリッシュ・エレクトリック)
ライトニング F6 全長: 16.84m 全幅:10.62m
全高: 5.97m エンジン:
ロールス・ロイス エイボン301 最大速度: マッハ 2.27 巡航速度: 595mph 上昇率: 15,240m/分 航続距離: 1,280m |
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サンダーバード
1号 全長:
35.05m 全幅: 24.48m
全高:18.29m エンジン: ロールス・ロイス 原子力ラム・ジェット 5基 最大速度: マッハ 21.9 巡航速度: マッハ 10 |
デ・ハビランド バンパイア FB.5 全長: 9.36m 全幅: 11.57m 全高: 2.69m エンジン: デ・ハビランド ゴブリン2 最大速度: 861km/h (535mph) |
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サンダーバード
2号 全長:
76.2m 全幅:
54.86m 全高: 18.29m エンジン: ロールス・ロイス 原子力ラムジェット 2基 最大速度: 約 マッハ 7 |