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2002.7.6.  成田空港   An124特集

 

この日An124は2機飛来しました。1機目の着陸には私が遅れました。
2機目は機体の方が遅れ、仕事が控えていたので見られませんでした。
と言う訳で、「アントノフ設計局」機(UR-82008)の離陸のみを御紹介します。

 

先ずはタクシーから離陸までを追ってみましょう
ゆったりと誘導路を進む。

やはり大きな機体です。
垂れ下がった大きな主翼のせいか、ビーグル犬の顔を連想してしまいました。

徐々に滑走路に近付いてゆく

後方から眺めると、地上にいるときから少し迎角があるようにも見えます。

この時点では、まだあまりフラップを下げていません。

いよいよ離陸滑走開始

エンジンが全開となり、ブレーキが離されます。

大出力の排気に、後方のローカライザー・アンテナが揺らいで見えます。

デッキ正面を通過

ちょうど機体を真横から見る位置です。
心持ち、垂れ下がった翼が持ち上がってきたようです。

誘導路A7とA8が交わる辺りを通過

まだ浮き上がる気配がありません。

フラップは、誘導路上にいたときよりも下げられています。

中略。そして大空へ!

離陸して暫くたったところ。もうギアが上げられています。

薄い煙を残して飛び去って行きました。

 

クローズ・アップ 1 ― 翼面
タクシー中(左上)
後縁フラップはあまり下りていないが、前縁フラップは下りている。
機体上部の突起は衛星通信アンテナか?

離陸滑走中(左下)
後縁フラップが上の映像より下げられている。

尾部(右)
大きな方向舵は上下に2分割されている。

 

クローズ・アップ 2 ― 降着装置
主脚(左2枚)
全部で20個のタイヤが重い機体を支えます。心持ち、接地部が重みで潰れているように見えます。

前脚(右)
左右2つの支柱に2個ずつタイヤがついています。

素朴な疑問
牽引する時は、トーイング・カートを2台使うんでしょうか???

 

クローズ・アップ 3 ― 機首部
機首下部の不思議なふくらみ

空気抵抗を減らすためなのか、他の理由があるのか分りませんが、不思議なふくらみです。
同機種・他機の写真を見ると、レドームと同じ色をしているので、電波高度計かも知れません。

塗装

社名は垂直尾翼に記されているだけで、機首部胴体には、電話とFAXの番号が記されています。

「大型の国際荷物があったら、この番号へ連絡を!!」と、飛ぶ毎に営業活動をしているようです。

 

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