hank you!Broadway!〜We Love N.Y.〜
【チャリティー・コンサート サンキュー!ブロードウェイ!】

構成 山田和也   演出 高平哲郎  音楽監督 島健

2002年3月25日、26日  青山劇場

キャスト  伊織直加市村正親今陽子斉藤晴彦紫月あさと島田歌穂

 樹里咲穂純名りさ高嶺ふぶき玉野和紀夏木マリ成瀬こうき

 西田ひかる前田美波里村井国夫森奈みはる山口祐一郎

主催  産経新聞社  ニッポン放送

幸せなことに2日間もこのコンサートが観れ、大変に贅沢な時を過ごせた事を感謝しつつ、ここに、私なりの見方ですが、報告をしてみたいと思います。

開幕、ステージにCAST17人のシルエットが浮かびました。アイウエオ順に並び、下手からご挨拶です。

イの1番にライトがあたったのは我らが伊織さん事、直ちゃんでした。
「伊織直加です。今日、この日を皆様と過ごせます事を幸せに思っております。世界中の皆様に夢と希望を与えてくれるブロードウェイミュージカル!永遠の憧れです。私達の歌声がブロードウェイまで、届きますように!サンキュー、ブロードウェイ!」1日目はちょっと、硬いような気がしたけれど、2日目はボスではなく、柔らかな女性的なお声でした。

次は市村さん、「今日は休演日だけど、やって来ました〜」とか、ユニークなトークです。

今さん、斉藤さん、ずんこさん、島田さん「ロビンちゃんと呼ばれてました〜」とか…。

樹里さん、「樹里咲穂です。今日、このような機会を与えて頂いて本当に嬉しく思っています。ブロードウェイは私の舞台に立つ喜びや楽しみを教えてくれました。これからもブロードウェイミュージカルを愛し続けたいと思います。ブロードウェイ!あっ、違った!(会場は爆笑)、サンキュー、ブロードウェイ!」と1日目です。

純ちゃん、「純名りさです。ブロードウェイは私に沢山教えてくれました。早く元気になって欲しいです。サンキュー、ブロードウェイ!」

ゆきちゃん「高嶺ふぶきです。不幸な出来事の中、隣人に対する思いやり、人間の優しさを教えてくれたニューヨークの方々に少しでも力になれるように!サンキュー、ブロードウェイ!」

成瀬さん「私も昨日、宝塚歌劇での千秋楽を無事終えて、本日参加させて頂きました。大好きなブロードウェイミュージカル!1日も早く夢のある輝かしいブロードウェイに戻ることを願っています。サンキュー、ブロードウェイ!」

村井さん「〜今日の並びはアイウエオ順に並んでます。市村さんと山口さんを離したのは、仲が悪い訳ではありません〜。(会場爆笑)」とか、意外にユニークな人なんですね!

在団中とは変わらない雰囲気のみはるちゃん(森奈みはる)が、控えめにご挨拶をされた後は山口さんです。山口さん、「市村さんと同じ意見です。でも、下手は見ません。気持ちは皆さんといっしょです。サンキュー、ブロードウェイ!」無口っぽいのに、お茶目な所があるんですね、山口さんって…。

もう一度全員で「サンキュー、ブロードウェイ!」ステージ上のオケの演奏が流れると、バックスクリーンにはサンキュー、ブロードウェイ!の文字が出、ニューヨークの街ブロードウェイが映し出されました。

始めに、夏木マリさんが代表して語ります
「昨年、2001年9月11日、とても不幸な出来事が起こりました。その日を境にニューヨークの街やそこに暮らす人々の生活は大きく変わりました。私達に夢や希望や喜びを与え続けたブロードウェイの劇場街はお客様が遠のいて、クローズした舞台もあります。中にはスタッフやキャストが報酬を謙譲して、何とか上演を続けている作品もあります。ブロードウェイは今、とても困難な状態です。同じ劇場を愛する者として、私達は何か出来る事はないでしょうか…。今日の舞台はそんな思いから実現しましたささやかな気持ちです。私達からブロードウェイへ、サンキュー、ブロードウェイ!!」

第一部
朝に太陽【アニーよ銃をとれ】島田歌穂
私のお気に入り【サウンド・オブ・ミュージック】高嶺ふぶき
踊り明かそう【マイ・フェア・レディ】純名りさ
トライ・トゥ・リメンバー【ファンタスティックス】森奈みはる
虹のかなた【オズの魔法使い】今陽子
ありのままの私【ラ・カージュ・オ・フォール】市村正親
アルゼンチンよ泣かないで【エビータ】西田ひかる
ソー・イン・ラヴ【キス・ミー・ケイト】伊織直加
見果てぬ夢【ラ・マンチャの男】成瀬こうき
サムホエア【ウエストサイド物語】樹里咲穂
時が来た【ジキル&ハイド】姿月あさと

第二部
42ndストリート【42ndストリート】玉野和紀
キャバレー【キャバレー】前田美波里
ロジャース&ハマスタイン・メドレー
 女ほどすてきなものはない【南太平洋】山口、村井、市村、斉藤、玉野
 もうすぐ17才【サウンド・オブ・ミュージック】森奈みはる
 もしもあなたを愛したら【回転木馬】純名りさ
 バリ・ハイ【南太平洋】今陽子
 エーデルワイス【サウンド・オブ・ミュージック】姿月あさと
 ハッピー・トーク【南太平洋】前田美波里
 魅惑の宵【南太平洋】村井国夫&高嶺ふぶき
 シャル・ウイ・ダンス【王様と私】市村正親&西田ひかる
私の人生【ザ・リンク】夏木マリ
レ・ミゼラブルから
 この家の主  斉藤晴彦
 彼を帰して  山口祐一郎
 On My Own  島田歌穂
 星よ  村井国夫

フィナーレ
 ショーほど素敵な商売はない【アニーよ銃をとれ】全員
 ブロードウェイの子守唄【42ndストリート】全員

以上、素晴らしい歌の数々でした。

宝塚メンバーの場面は日記のコーナーにも記した通りですが、1日目は緊張気味の3人でしたが、2日目は、さすが舞台人タカラジュンヌ、直ちゃんも普段の低いお声に戻っていました(プロローグはよそ行きのお声だったのですね…)。(^_^;) それに、市村さんや山口さんの助っ人登場もありましたしね…。
宝塚歌劇団が上演して来たブロードウェイ作品を皆で紹介しました。
宝塚に入ったきっかけについて、直ちゃんは『アニー』と言う映画を見て、その影響を受けて入団。樹里さんは『ウエストサイドストーリー』のリバイバル映画を見て。成瀬さんは劇団四季のファンだったので、ミュージカルが好きになって…。「当時、出待ちとか入り待ちとかして、サインを貰ったり、写真を撮ったりしていました。」と成瀬さんが言うと、「今日その人達と一緒に出られて嬉しいでしょ。」と直ちゃんが口をはさみます。話が脱線した所で、3人の今後の出演作品を其々語り、「昨日まで髭を付けて、マフィアのボスをしていまして、ほんとは『キス・ミー・ケイト』からロイス・レイン・ビヤンカと言う女役の歌を歌いたいのですが、急には女役の声は出せないので、『ソー・イン・ラヴ』を男役の声で歌わせて頂きます。」と、直ちゃんの歌に入りました。
お互いに見守る中、順に歌いました。

島田さんは楽しみにしていた人の1人です。2部の「On My Own」はこの人の右に出る人はいない位に、いつ聞いても素晴らしいです。あの時の舞台の感動が蘇ります。

ゆきちゃん、この人を追っかけた日々もあった私です。宝塚退団後、第1出演作品はこの青山劇場で上演されました。すっかり、女らしくなって、スリムな3着のロングドレス中、この人もやっぱり、赤の似合う人です。ガッシリとした肩や腕(失礼!)がゆきちゃんらしくて、懐かしかったです。

純ちゃんの歌も聞きたかったうちの1人です。透き通るような綺麗な声質に、トウトウとよく伸びる声が、とても気分良いです。変わらない笑顔で、少し宝塚的なモノトーンの装いです。ショート丈やセミロング丈のスカートに、キラキラやお花が付いていたりして、今も少女的な雰囲気が残っている人ですね。(^^)

市村さん、さすがエンターティナーですね!この人が登場しただけで、会場から拍手が起こります。ひかるちゃんとのシャル・ウイ・ダンスも楽しかったです。歌詞カードを見ながらデュエットダンスですからね、それもご愛嬌で、悪くはなかったです。後で分かった事ですが、1部は成瀬さんの衣装を着て歌われてたのですね。靴まで、成瀬さんのが入ったとか…(笑)。一度、宝塚的な衣装を着てみたかったそうです。

西田ひかるちゃん、初めて、この方の生出演を拝見したのですが、舞台慣れした落ち着きと大きさを感じますね。滑らかな英語の発音が心地よかったです。

ずんこさん、セミショートヘヤーに、清楚な服装、すっきりとしています。さり気なく登場して、安定した歌声を聞かせてくれました。

玉野さん、8人の女性ダンサーをバックに、タップダンスをタップリと見せて下さいました。

村井、市村、斉藤、山口、玉野の男性人が登場した場面は、お笑いでした。村井さんがあんなにギャグを言う人だとは思いませんでした。「中野ブロードウエイが何とか〜」と言ってましたよぉ…。1日目に市村さんの失言(?)をホロする意味で、山口さんが市村さんの前に立って、客席に向かって深く頭を下げた時、市村さんがちょいと手を出したのかな?そのまま山口さんは客席に落っこちてしまい、最前列のご婦人に体当たりして、椅子の背で勢いを止めていました。とてもアドリブだったとは思えませんねぇ〜。2日目には同じ動作を山口さんがした時、市村さんは後ろに大分下がりましたから、落ちるのは例外だったのでしょう…(笑)。お怪我がなくて良かったですよぉー。

前田美波里さん、真っ赤なロングドレスで、感じ良く楽しく歌ってくれました。客席に対する愛嬌も大変に良く、この人も、さすがエンターティナーですね。

村井さんとゆきちゃんの「魅惑の宵」デュエット、ほんのり色香漂うカップルです。『南太平洋』の一路さんと滝田さんのデュエットとは、また感じが違いますね。しっとりカップル系に爽やかカップル系とでも言いましょうか…。私は両御夫人の元ファンですけど、失礼だったらお許しあれ!(^_^;)

夏木マリさんも素晴らしかったですよ。豪快で迫力抜群、凄まじいスタミナを感じました。立派です。

最後は私の大好きな「レ・ミゼラブル」です。斉藤さん、飲み屋兼宿屋のがめつい主人の歌ですね。歌詞が汚いのだけれど、憎めない親父の歌です。斉藤さんも無表情なんだけど、不思議に面白い人です。そして、山口さん、聞かせてくれました。ジャンバルジャンの歌です。「自分よりも若者の命を救ってぇ!」を神に願う歌ですね。ピアニッシモがとても綺麗です。島田歌穂さんは前述しましたが、あまりにも有名な歌ですね。必ず泣けます。村井さんはジャンバルジャンを追いかける刑事の歌です。満天の星の下、「永遠に対決するぅ〜」を神に誓いながら、川の流れに我が身を投じる感動的な歌です。とても良いお声でお上手でした。

フィナーレ、「民衆の歌」で全員が、一輪の赤いカーネーションを持って登場です。村井さんが最後のご挨拶をし、全員が客席に向かって花を投げます。レミゼの最後と同じですね。(あの時は小さな花束でしたけどね)お席が前の人はいいなぁ…。直ちゃんの赤いカーネーションはどなたの所へ〜??
全員で「ショーほど素敵な商売はない」を歌います。拍手喝采の後、アンコールは「ブロードウェイの子守唄」を。客席は大変な盛り上りで、手拍子を添えます。2日目はスタンディングオベーションでした。

私が気付いたお客様は、1日目は城華阿月さん、真木薫さん、2日目は寿つかささん、妃里梨江さんでした。休憩時間に一般人と同じように、ロビーの椅子に腰掛けていらしたので、あまり真近かで、ちょっとビックリしました。

NHKのビデオ撮りが2日目に入っていましたので、そのうちに放映される事と思います。要チェックですね!!長々とお読み下さった方、有難う御座いました。m(__)m 4月2日記


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