世界に羽ばたく、ちえさんのページ(2015年〜2020年)
2020年10月10日(土)秋の観劇「ビリー・エリオット」
頃が良いと言うのに、冷たい雨がよく降りますねぇ。皆様、お元気でしょうか?
私は昨日、雨の降る中を久々に赤坂ACTシアターに行って参りました。
都心に出るのも本当にしばらくぶりで何となく戸惑いました。
何度も行っている赤坂なのに、渋谷で銀座線乗車までの通路がかなり変化していたのにハラハラし、表参道では千代田線に乗り換えて、やっと赤坂に辿り着きました。
それでもまぁ、予定通りには着きましたけど、久々だとやはり自分の歳を感じました。
赤坂の改札口からエスカレータに乗ると見慣れた変わりない風景にホッとしました(笑)。
いつものカフェレストランでランチを済ませ、開演時間までゆっくりと過ごしました。
外は雨がじゃぶじゃぶ降っていましたが、ほんの少し傘を差すだけで劇場に入れました。
さて、内容は柚希礼音さん出演のミュージカル「ビリー・エリオット〜リトルダンサー」です。
イギリスの炭鉱町のお話で、13歳位の少年ビリーが主役です。母を亡くし炭鉱夫の父親と祖母と兄の4人暮らし。
ビリーは学校の放課後、ボクシングの練習教室で、その後に来たダンスレッスンの子達に巻き込まれてしまいます。
ダンススクールの先生が柚希礼音さん演じるウイルキンソン先生【大柄でスタイル抜群、カラフルなレッスン着、元気溌剌、貫禄十分な先生】です。
ビリーは何となくダンスレッスンに加わっていると、レッスンに厳しいウイルキンソン先生がビリーのダンスの才能を見抜きます。
物語はここから展開し始める訳です。
先生はびっくりして、ビリーの才能を伸ばすため、イギリス最高のロイヤルバレー団のレッスンを受けることを進めます。
頭の固いビリーの父親やその他家族には先生自ら説得しに出掛けて行きます。
お金もいるし、家族は許してくれず大変な訳です。
最終的には家族や友達、近所の人達の支援で、試験が受けられ、めでたくバレー団に入団出来る訳ですが、こうした経過が物語の中心です。
実際、ビリー役は4人キャストで日替わりなのですが、私がこの日観た渡部出日寿君は両親ともに世界トップクラスのダンサーだと言うから、さすが、凄いテクニックで踊りました。飛んだり跳ねたりクルクル何回転もしたり、椅子を使って逆立ちしたり、踊りまくります。
歌も歌い、ほんと素晴らしかったです。中学1年生だそうですよ。
昨年よりも全体的に楽しく、とても見ごたえのある公演でした。
*********
帰りは京王線が事故で止まっており、JRで帰りましたが、ラッシュ時で混んでいて、殆ど立ちっぱなしでした。
雨も相変わらずたくさん降っておりました。観た公演が充実していましたので、それほど苦になりませんでしたけどね。
2019年10月13日(日)レオンさん東京公演終わる
大型台風があちこちに多大な爪痕を残して吹き抜けていきました。
今日は嘘みたいに秋晴れで少し暑さも感じられます。
さて、9月後半から10月前半までは赤坂ACTシアターにて、礼音さん主演の公演がありました。
出演者は柚希礼音、ソニン、実咲凛音、剣幸、原田優一、戸井勝海、猪塚健太、平野良さんらと他5人です。生バンド演奏入り、その他アンサンブルメンバーも入ります。
作品は「ファクトリー・ガールズ」と言って、ミュージカル仕立てでアメリカのローウェルと言う紡績が盛んだった街のお話です。
主演は柚希礼音さんとソニンさんがダブル主演です。
19世紀後半、男性が上から目線で女性を見ていた時代。働け働けとこき使っていた頃のお話です。
紡績工場の女工さんだったサラ・バグリー(柚希)は少女が10時間から14時間も低賃金で働かされるのは過酷すぎる!
病気になったり倒れる娘も出てきているし、これは何とかせねばと思います。
ローウェルで発行している雑誌に訴えようと、女性編集長のハリエット(ソニン)に原稿を持ち込みます。二人は意気投合して仲良しになるのですが、原稿は上司の悪口を赤裸々に書き過ぎると却下されます。
そこで、サラは別の方法で労働争議を起こします。
低賃金で働かせられ、お偉方に反感を持っている元移民男性からアドバイスを受けて考えます。
少女たちの為に筆頭で女工ストライキを起こします。前向きに進み、裁判にも掛けます。
一方、ハリエットは真っ向から上司たちと戦うのは反対したけれど、サラの立場は理解できるし、本当は賛成している。
自分は男たちに操られている事に気付き、アメリカの他の地方で講演などをして回わります。現状を訴え続ける事で、アメリカ中の大きな空気を揺さぶります。
戦いの末、サラもハリエットも会社を首になってしまいます。
しかし、これらの声はアメリカ中に届いたはずです。言うべきことは、誰かが言わないと何も変わらない。たとえ自分が犠牲になっても世の中は動く、解る人は解るのです。
首になった二人は別れて行きますが、後にそれぞれ、女性執筆家、他誌の女性編集者になって有名になったという事です。
つまり、訴え続けた結果、アメリカの女性の地位を高め、現在に導く先駆けとなったのですね。
アメリカばかりでなく低賃金で働かせられる労働者にもつながっているかも知れませんし、今の女性の家事労働だって言えるかもしれませんね。
女性が強くなったとは言うものの、日本ではまだまだ古風な考え方はありますけど、そういう意味でなかなか真に迫る作品でした。
出演者の皆さんも熱が入り、なかなか見応えがありました。レオンさんは勿論の事、ソニンさんの演技がとても良かったです。他の皆さんも歌がとてもお上手でした。
私は9月27日、10月8日と2回観せて頂きましたし、レオンさんのトーク付きや他日の茶会もありました。
2019年6月4日(火)にミュージカル「LEMONADE」をCBGKシブゲキ!!にて観ました。
シブゲキと言う劇場があるの?と言う位、全く知らない劇場でした。そこは渋谷の交差点道玄坂の入口、109の裏側、ユニクロビルの6階にありました。
300席ほどの小さな劇場ですが、柚希礼音さんはここで「LEMONADE」を18日間公演された後、台湾公演、大阪の芸術劇場シアター・ドラマシティと7月15日まで公演されます。
私は1回しか観れませんが、しっかりと柚希さんの一人ミュージカルを見届けて来ました。
映画館みたいなこの劇場は真っ黒いシートの座席で、座ると身体がすっぽりと包み込まれる感じがします。開演して1時間半は身動きが取れない状態でした。
出演者は柚希さんだけです。柚希さんの衣装やスタイルはシンプルで美しくのびやかです。青と白が舞台全体の配色でゆっくり進むストーリがあるのですが、あくせくしない不思議なミュージカルです。
果てしない海の孤島に、ある日、都会の生活に疲れ果ててやって来た一人の女が誰もいない島で暮らす。果てしなく続く地平線、海また海、遠くに船が通り過ぎる。
こんがらがった精神を解くためのストーリがその日々の生活を通してあるのでしょうか。何も考えなくていいんですから。
静かに踊り、のびやかに空間を満喫する。歌も少し歌いますが主にダンスです。活力ある歌もダンスもあります。
そしてそこで見つけた過去の住民の日記を読み解きながら話は少しづつ展開します。観客も想像力を働かせる感じですが楽しめます。
話の終盤、何かの答えを見つけた柚希さん演じる主人公はレモンを見つけて、レモネードを作る。そこにすべての回答があるようです。なかなか、難しくも不思議な作品でした。
2019年3月31日(日)「REON GO ON!!」を観て
彼岸明けの24日、待ちに待ったちえさんのディナーショーが品川のグランドプリンスホテル新高輪でありました。
ここは以前にも2度ほど訪れた事があって、飛天会場は雰囲気のあるインテリアがとても素敵です。
ディナーショーは昨夜と本日の昼と夜の3回あるうち、私は昼の部を選び、昼食からスタートしました。
飲物、前菜、洒落たパイ包みのスープ、肉料理、野菜添え、ケーキ、コーヒーと一通りのコース料理を頂き、同テーブルの初対面である仲間達と沢山おしゃべりしながら楽しいひと時を過ごし、ちえちゃんの出番を待ちました。
宝塚時代の話や、退団寸前にファンになった人もいました。それなりの素性が知れた人たちだから、何の抵抗感も無く、すんなりと前から友達だったようにおしゃべりが出来ます。
午後1時半、会場が暗くなり、ショーが始まりました!
タイトルは「REON GO ON!!」。まもなく強烈なライトが交差し、ドラムが鳴り、音楽スタート!ちえちゃんの登場です。
紺のスーツ姿で短髪、長身。やっぱり、格好良い!以前の相手役、夢咲ねねも登場しました。
キャストメンバーは柚希礼音を筆頭に、夢咲ねね、水田航生、南風里名、稀鳥まりやさん。歌いながらダンス披露です。
全員で歌い踊った後、ちえとねねで懐かしのコンビが再現しました。やっぱり、この二人はとてもお似合いです!
宝塚時代のとても懐かしい歌18曲をメドレーで歌い、卒業後の舞台からもゼロトピアとか、バイオハザード、マタハリ、の主題歌を歌ってくれました。
久々のディナーショーを観て、やっぱり盛り上がりが違うなと思います。
歌いながら約60テーブルを廻るし、私のいるテーブルの傍にもやって来て、手と手のタッチが出来たのが嬉しかったです(笑)。
この辺りの盛り上がりがディナーショーは一味違うんですよね!久々に気分が元気になれました。
宝塚時代の再現がとても懐かしく、久々のねねちゃんを観れたのも嬉しかったですし、MCも含めて1時間位なんですけど、充実したひと時でした。
2019年2月26日、「唐版、風の又三郎」観劇記
2月は15日と22日に渋谷の文化村の1階にあるシアターコクーンと言う劇場に行きました。
柚希礼音さん、窪田正孝さんのダブル主演です。
作品は「風の又三郎」で、作・唐十郎(から・じゅうろう)さん、演出・金守珍(きむ・すじん)さんです。
題名が「風の又三郎」だと言うから宮沢賢治の作品だと思っていたのですが、どうも訳の分からない難しい戯曲でした。
笑いありだけど、あまり面白くない。筋書きは何となくあるんだけど、突拍子もないもの。音楽も掴み処が無く、スピーカーは大音量で、狂ったような音楽も出てきます。
断片的な死の世界を表現していて、現代とも交差している。
イカれた現代風の姉ちゃんが出て来て、可笑しな妹分が姉後に執拗に付き纏う場面。年寄り学校の奇妙な授業もあり。鶏だか、禿鷹だか酷い恰好をした3人のおやじが出てきて、幼稚でくだらない事を言う。
鶏を劈く情緒不安定な夜の男が、場面に関係無いのにエリカ、エリカとやたらに出没する。
北風を表しているのか、マントを羽織った十数人の黒い生き物が風のように舞う。全員、顔に真白なファンデーションを塗っているので不気味だ。それともコウモリなのかなぁ〜。うざったい感じです。
精神病院が出てくると、患者も看護婦も奇妙で、酷くふざけた場面もあり、笑えない。
戦争に行った兵士や飛行機がやたらに出てきて、爆音を鳴らし、当時を悼む。音楽は軍歌を歌い、いきなり大音量になって、これがやかましいのだ。
急に歌謡曲「エリカの花」のメロディになったりもする。
胸から血液がやたらに吹き出すし、人の肉をかじるとか変な場面もあります。
お葬式の行列や棺桶もやたらに出てくる。
どうもお茶の水の橋の下に戦争の残骸が眠っているらしい。そこに冥土の入口があるみたいだ。
柚希さん演じるエリカという綺麗な若い女は始め、男の子に扮して風の又三郎だと名乗る。
ところがある時、ズボンを脱ぐと真っ赤なスカートを履いている。更に上着を脱ぐと真っ赤なキャミソール姿になり、飛び回ったり踊ったりする。
窪田正孝さんは織部と言い、現代の青年で全く普通だ。この人は、宮沢賢治の読者で旅人みたいだ。
ここへ来て不思議な事に出会い、耳を切られたりして、エリカとも出会う。お互い惹かれあいながら傷つけあったりもするけど、エリカは死んでいる人みたいだ。
エリカが耳をもぎ取られた織部の耳の中に入って行くと言うから不思議だ。
耳の中はこれまた不思議な世界。大きなカタツムリが出てくる。古びた公衆電話ボックスがいくつも並ぶ。喧嘩や過激な争いもある。
柚希さん演じるエリカの舞は素晴らしかった。最後は特大のヘリコプターにエリカと織部が乗って虹の世界へ飛んでいく。天国へ行くのだろうか〜?これは幻想的でとても綺麗だった。
しかし、どうしてこうなったのか良く解らない(笑)。その辺がごちゃごちゃして、2回見た割には収集が付かず、私にはあまりピンとくるものがなかった。
以上、私の感想としてはこんな感じの2時間半でした。
15日に観劇した時、私は1部の後半を過ぎた頃、急に舞台がつまらなく感じ、お昼ご飯を食べすぎたせいもあって、お腹の調子が悪くなり、冷や汗が出て来た。これはやばいと思い、やっとの思いで荷物を全部持ちロビーに出た。トイレに行き、用を足していると間もなく休憩に入った。
おかげさまで気分が治った私は休憩の間ロビーで少し休んでから再び客席に戻った。その後は終演まで無事に観る事が出来た。
首コリも極度にあったし、まぁ体調がイマイチの上,作品に馴染めなかったのが、不調の原因だろう。
1週間後に2回目を観に行ったが、別段いつも通り観劇出来た。内容的には1回目より理解出来たかも知れないが、やはり、理解しずらい奇妙な作品であった。
長くなりました。いつも忙しく、最近は疲れやすくなった私です。気を付けねばね。
2018年10月27日(土)秋たけなわ、レオンさんソロコンサート
先週末、レオンさんのソロコンサートが国際フォーラムでありました。
東京5回公演、大阪5回公演とありますなか、東京が終わりました。
私は土曜日の昼に出掛けましたが、超大入り満員で、3階の天辺に近い客席で観ました。
メンバーはレオンさんを囲んで、一流ダンサーの方々です。
大貫勇輔さん(バレエ、ジャズダンス、ストリートダンス、アクロバット、コンテンポラリーダンスと、あらゆるダンスをクリア出来る一流若手ダンサー)。
大村俊介さん(コンテンポラリー系ダンスの振付家であり、ダンサーである)
YOSHIEさん(世界的なスーパーストリートダンサーであり、振付けも手掛けている)
クリスティアン・ロペスさん(世界で活躍中のトップタンゴダンサー及び講師)
特色があり、目まぐるしいほどのアップテンポのダンスは質が高く、ちえちゃんはどの分野もしっかりと踊りこなしていた事がホントに凄いなと思いました。
中でも大貫さんと組んで踊った作品は非常に難しそうで、芸術的であり、とても不思議な印象が残っています。
また、ロペスさんとのタンゴダンスはちえちゃんの粋でチャーミングないでたちが目を引き、ロペスさんのリードよろしく、速いテンポで踊るわ踊るユニークなタンゴ、見ていて楽しく、とても良かったです!
こうした目玉の4点は上級で大いに見応えがありました。今回は歌よりもダンスが主なライブコンサートでした。
その数日後、ちえちゃんを囲んでファンとの集いがありました。
こうして私の秋のお楽しみイベントは終わりました。歳のせいでちょっと疲れましたが…。
そうしたら、10月も終わりです。やっぱり何もしなかった私です。
2018年4月28日 早くもGW突入
のどかな4月はまもなく終わり、あっという間にGWに突入してしまいました。
私自身、特に出掛ける予定はないのですが、家の山積み雑用整理や、少しばかり自分自身の身辺整理などに充てようかな?なんて考えています。
ところが昨日治療した歯が食事毎に痛むのです。仕方がないので、予定返上して再度受診して来ました。
うぅ、もぉ〜医者通いが多い私。そんな事で?予定が狂うと嫌になる私です(苦笑)。おかげで痛みは取れましたが、、。
さて、4月半ばの事を少し振り返ってみます。
17日は新国立小劇場に行きました。今上演しているものは井上芳雄さん主演『1987』です。
2時間ぶっ通しの演劇です。皆さんはご存知でしょうか?原作はイギリス人作家ジョージ・オーウェルさんが書いた『1987』です。
私は全然知りませんでしたが、舞台を見て、こんな難しい作品が、見方考え方があるんだと言う事を知りました。
つまり、監視社会にある人間のお話らしいです。それをまた5、60年先の人間が見ているとか。過去と未来が存在する。何とも解りにくい話です。
少し分かった事は未来においてはスマホの世界が監視社会とも言える訳です。見方を変えれば我々も結局監視社会にあると言う事です。
実は幼少教育からそうなんですね。誰かが見ている。動かされている。う〜ん、なるほど、頭がこんがらがりそうです(笑)。
そこで、オーウェルさんの文庫本を購入して来ましたから、遅ればせながら読んでみるつもりです。何かが理解出来たら良いですが...。
主演の井上君も今の人ですからこうした作品に感心があるのかも知れませんね。
もう一つは20日に岸谷五朗さんと寺脇康文さん脚本・演出の『地球ゴージャス』(ゼロ・トピア)を観ました。赤坂ACTシアターです。
これは柚希礼音さんや西川貴教さんがキャストの中心です。
もちろん、岸谷さんも寺脇さんも出演されています。その他大勢の方が出演されていて、歌あり、ダンスあり、内容的にも深く掘り下げた分厚い作品となっています。
泣きあり、笑いありで、結構面白く、迫力満点、舞台も内容も凝っていますよ。
「地球ゴージャス」って岸谷さんと寺脇さんが24年位前からユニットを立ち上げ、2年に一度新作品を発表し、新たなゲストを加え上演しているとの事です。
舞台上の礼音さんはもうすっかり、可憐な女子です。長身ですが清楚な白いお洋服姿で、2人〜3人の若手美男子に愛される美味しい役処ですよ。
歌がとても上達され、女役としての発声が自然です。
可笑しかったのは、西川さんが河童になって出て来られた時です。可愛らしくて意外に良く似合っていました(笑えます)。
寺脇さんも意外に面白いことをポロっと言いますよ。嫌味が無くていいですね。
「地球ゴージャス」って岸谷さんと寺脇さんが24年位前からユニットを立ち上げ、2年に1度新作品を発表し、新たなゲストを加えて上演しているとの事です。
この公演はロングランで東京を5月22日に終えた後、愛知、新潟、福岡、広島、大阪と各地を廻り、7月半ばまで上演されています。
私は連休明けに再度『ゼロ・トピア』を観に行きますが、とにかく豪華メンバーと重圧感のある作品です。盛り沢山、まさにゴージャスって言う感じです。
2018年2月9日(金)数か月ぶりの観劇
今年最初の観劇日がやって参りました。待ちに待った柚希礼音さん主演のミュージカル『マタハリ』です。
この作品は何度も映画化され、韓国ではミュージカルが大ヒットし、再演を重ねているとか〜。
日本では今回が初演で、大阪芸術劇場を皮切りに、2月始めに東京国際フォーラムにやって来ました。
どんなお話かなと思っていたら、フランスとドイツが歪みあっていた第一次世界大戦頃のお話なんですね。
ヨーロッパの主要都市で公演する権利を持っていたフランスのダンサーであるマタハリは、フランス軍の司令塔からドイツでスパイとして働くように命じられます。戦争に利用された女の悲しい物語なんですね。ドロドロとした戦争と真実の愛がテーマです。
マタハリ役は踊りを得意とする柚希さん。しっかりとした女魏があります。役柄としては大抜擢だと思います。
舞台上ですが、いきなり、肌を出したオリエンタルな女性に変身したちえさんには役柄とは言え少々驚きましたが、女優柚希さんにとっては良い作品がやって来たのではないでしょうか。
作品にいつも真剣に立ち向かうちえさん。そうした取り組む姿勢が素晴らしいですね。舞台では良く似合う素敵な衣装も沢山着ます。早替りだけでも大変でしょう。宝塚時代に鍛えられていますね。
他の出演者は男性が多く、加藤和樹さん、佐藤隆紀さん、福井晶一さん、東啓介さん、西川大貴さんです。佐藤隆紀さんの歌声が素晴らしいです。
女性では和音美桜さんが出演されているのがほっとしますね。彼女は宝塚出身で美しい歌声が定評です。役柄はマタハリの衣装係兼マネージャーで清楚で感じが良い役です。マタハリさんとは対照的です。
作曲はフランクワイルドホーン先生で、演出、訳詞、翻訳は石丸さち子さんです。
来週末にもう一回観ますので、まとめた感想は後日書きたいと思います。
2017年9月23日(土)「ビリー・エリオット」赤坂ACTシアター3回目の観劇
TBS赤坂ACTシアターにて7月半ばから始まった『ビリー・エリオット』、東京公演は後1週間となりました。出演者の皆さん増々のご活躍で大盛り上がりです。
私は22日に3回目の観劇をして来ました。
主役のビリー役は木村咲也君が続きましたが、今回は始めて前田晴翔君でした。
演じる人が違うと個性が違うものです。木村君の場合は機敏でスピード感あるタップが非常に印象に残っています。
今回の前田君はしなやかなダンスが印象的でした。身体の余分な力を抜いているんだけれど、決まる所はビッシ!と決まるんです。その筋の良さを感じましたね。他の少年3人は見ていませんが、それぞれに個性が光っている事でしょうね。とにかく見所がいっぱいで凄いです。
ウイルキンソン先生は3回とも柚希礼音さんで観ました。歌とかセリフ、振り付けなど、更に熱が入り、8月に観た時よりも進化しているように思いました。
衣装にも少し変化があったのじゃないかしら?それとも日替わりなのかもしれませんが。
ビリーのお父さん役は吉田鋼太郎さんでした。声の質が最もらしく、雰囲気的に炭鉱夫の親分という感じが自然に出ていました。
おばあちゃん役は最初と同じ久野綾希子さん、結構面白かったです。
全体的にこれだけ大詰め近くなると、キャスト全員の成りきり度や一体感が自然に出てきて、作品自体をとても良くしていますね。ダンスなど見所いっぱいで、笑える所もあり、楽しいミュージカルでしたよ。
終演後は拍手喝采で全員スタンディングオベーションでしたし、舞台と客席が一体となり、作品の素晴らしさを身をもって実感出来ました。
いまだにチケット売り場はすごく並んでいましたし、22日は観客数10万人を超えたそうですよ。
10万人目の人が舞台に上がって、ご挨拶しました。お土産ももらっていましたよ(笑)。こんな事もあるんですね。
一行は10月半ばになると大阪芸術劇場に舞台を移して11月初めまで上演してます。くれぐれも怪我の無いように最後まで頑張って欲しいです。
私の場合、赤坂に通うのはこれで終わり。やっと秋を迎える準備が出来ますかね?
2017年8月2日、ちえちゃん出演ミュージカル『ビリー・エリオット』〜リトルダンサー〜が赤坂ACTシアターで始まりました。
久々の赤坂です。暑い最中、頑張って出掛けました。
TBSで宣伝もされていたようですが、主役は一人の少年ビリー。ビリー役にはオーディションが行われ、資格はプロ、アマチュア問わす、身長147センチ以下の小学生〜中学生1年位の男子で声変りがしていない子で、ダンス経験なしでもOKであったとか。
そこで1300人以上の応募があり、最終的に選ばれたのが5人。ビリーは日替わりで登場する5人キャストとなった事は一般的に有名らしい。
さて、これはイギリス北部の炭鉱町のお話です。炭鉱を営む一家に少年ビリーがいた。ビリーは、ボクシングのお稽古が終わってダラダラと一人稽古を続けていた時、その教室に次のお稽古グループが入って来た。子供バレエ教室である。
そのバレエ教室のウイルキンソン先生たるが、チエちゃんこと柚希さん。ビリーは帰らずにぐずぐずとバレエのお稽古を見たり真似して踊ったりしているうちに、先生はビリーの才能を見抜くわけです。
そして日々レッスンを指導するわけです。ウイルキンソン先生はある日ビリーの父親の元を訪ね、ロイヤルバレー教室のオーディションを受ける事を進める。家族は反対し、家の事情もあり、かなりの障害がある中、最終的にオーディションを受けられるまでに漕ぎつける。
それらの過程に意味があり、すったもんだする訳です。バレーの素晴らしさ、タップの見事さ、アクロバット的な場面もあります。観る者を楽しませる場面が多々あります。まぁ、そんな舞台ですが、見所沢山でなかなか良かったですよ。今月はもう一回観る予定でいます。
ビリー役は偶然以前と同じ木村咲哉君でした。
1週間も経つと、更に上手くなっていて、機敏な動きや快適なタップダンス、空中回転の美しさなど、動きがとてもスムーズになっていました。
すべて、失敗なしで、子供の上達は目に見えて凄いなと思います。
ちえさんはスタイル抜群で綺麗です。ショッキングピンクと濃いブルーの衣装の組み合わせが際立ち、よく似合っていました。
オールダービリー役の青年もさすがプロ(クラシックバレー界の栗山れんさん)でダンスがとても綺麗です。ビリーのお父さん役は2度とも益岡徹さんでした。頑固おやじの雰囲気が出ていましたし、子供思いも優しさも自然に出ていて良かったですよ。
あと、全体的には所々コミカルな場面があり、笑えました。
観劇2回目の座席は端ではあるけれど前方だったので、細かい所が良く見えました。私自身も2回目は余裕をもって観れました。
終演後、ロビーにて、宝塚の北翔海莉さんのお姿を見かけました。全身黒の出で立ちだったのですが上品で際立っていました。やはり、タカラジェンヌはずば抜けて美しい!
2017年1月28日(土)忙しかった1月も終わり
皆さま、長らくお無沙汰致しました。気が付けば、1月も終わりなんですね。
私的にはとても慌ただしく日が過ぎて行き、2月も真近かになって、何とかやっと一息つけると言う所でしょうか。
2017年初めは高尾山薬王院に初詣をしました後、暖かい正月日和でしたので、高尾山頂上に登り、富士山を仰ぎました。
引いたおみくじは小吉、歳の戒めをしっかりと受け止め、無理をせず地道に今年も歩んでいこうなんて、思いました。
2週目からはお稽古も始まりましたが、ある日突然、顎関節症が酷くなり、口が1センチほどしか開かない状態に陥りました。
歯科は休診日とぶつかり、丸一日強、痛さに堪える日がありました。食事は柔らかい物を時間かけて少しずつ口に押し込み、流動物が主でした。無い体力が余計になくなりましたね。
翌日には少しづつ痛みがおさまり、歯科に駆け込んだ時は大部良くなっていました。取りあえず痛み止めを貰い、以前に作ったマウスピースを寝る時に毎晩付けるように言われ、帰りました。
結局、あれは何だったのでしょうね。口から物が食べられる事がどんなに幸せな事かと、つくづく実感した次第です。
痛みから10日程経った今では、食事時、とても気を付けて噛むようにしています。まだ、硬いお肉などは食べておりませんが。
そんな大騒ぎがあった後、柚希さん主演の舞台「お気に召すまま」を2回観劇し、お茶会もありました。無事に参加できた事にほんと感謝です。少しの不安が入り混じったお楽しみ事でしたけれど。
観劇の感想はまた後日書きたいと思います。お読み下さり有難うございました。
2016年10月9日(日)「バイオハザード」を観ました
秋も本番だと言うのに、全く雨がよく降りますねぇ〜。
たまにある爽やかな晴天日和は助かります。お出かけも良し、布団干しや洗濯どっさりが片付くのもサッパリします。
柚希礼音さん主演公演が始まっていますので、晴天日和の10月7日、1回目を観に行って来ました。
私鉄京王線から井の頭線、渋谷からは地下鉄銀座線、千代田線と乗り継ぎながら赤坂下車。赤坂ACTシアターという所に初めて行って来ました。
作品はミュージカル『バイオハザード』ーヴォイス・オブ・ガイヤーです。原作はゲームだそうです。
舞台では氷に閉ざされた海の底に眠っていた強力ウイルスが何かのきっかけで繁殖を始める。人類を攻撃破壊すると言う、いわゆるゾンビ物語とか・・・。
ええ?ちょっと怖いなぁと思いながら遥か彼方の2階席で観ました。
アドリア海沿岸、イタリヤ半島のドゥブロブニクと言う城郭都市を背景に起こる出来事です。舞台装置はアート的表現で、少々不気味です。
まぁ、思ったほどに恐ろしさや嫌さ加減は無く、音楽で敵をやっつけるとか、観客を脅かしながらも可愛い虫けら群団が暴れているという感じでしたが、ゾンビ表現ダンスはとても凄いな!と思いました。
歌が素晴らしく、誰もがとても上手です。勿論、ダンスあり、群舞あり、スピード感、アクションあり、柚希さんの敵を倒す足蹴りや、ピストル打ちも格好良いですよ(見所の一つ)。
人類を救う使命があると共に、愛と記憶喪失がテーマの中にあり、物語の軸もはっきりとしていましたし、暖かさがあります。
とにかくリサ・マーチン(柚希)という人が格好良いです。作・演出 G2、作曲・音楽、和田俊輔、原作 CAPCOM(ゲーム「BIOHAZARD)。
キャストは柚希礼音(リサ・マ−チン)、横田栄司(ベルナルド・チャベス)、渡辺大輔(ダン・ギブソン)、平間壮一(ロブロ)、海宝直人(ロベルト・レコ)、KYOHEI(マルコ)、壌晴彦(ジョー・ナッグス軍医)、吉野圭吾(モーリス・グリーン大佐)、他。
別格出演及びスタッフは振付家ダンサー、YOSHIEさん、ゾンビそのものに扮して踊り狂い登場します。音楽も勿論、生演奏ですよ。
11日にもう一回、復習のつもりで観ます。
2016年4月9日(土)「Reon Jack」柚希礼音コンサート
桜散る春爛漫、待ち兼ねた柚希礼音コンサート「Reon Jack」が漸くやってきました。
3月11日〜3月17日までは大阪芸術劇場メインホールにて開催され、その後上京、3月26日〜4月11日まで、東京国際フォーラムCにて今や開催真っ只中です。
日に日に盛り上がり、舞台と観客の一体度が増し、凄まじい熱気ですよ。
私は4月1日と4月8日を拝見しました。最初に観たときは1階席で回りの熱気に圧倒されつつ、少し緊張気味ながらも私なりに楽しめました。
そして、8日は2階席で、2回目ですから落ち着いて雰囲気や熱気を共に受け取り、充分に楽しむことが出来、大変元気をもらいました。
柚希さんは毎回、本当に心を込めて確実に踊り、歌い!とっても素晴らしかったと思います。観客のことをいつも忘れず丁寧に歌い踊ります。
共に場を盛り上げる仲間は久しぶりの元娘役トップスターの陽月華さん、相変わらずの美人さんで切れのいいダンスを見せてくれました。パキパキとトークでも活躍でした。
柚希さんと同時に宝塚を辞めた美声の音花ゆりさんとダンスの名手である鶴美舞夕さんもお久しぶりですね。3人共、本当にしっかりと踊り、両脇を固めていました。
柚希さんを囲んだこれら4人のMCも楽しいです。こういう時、柚希さんは肩の力を抜いて、とても自然体で観客に接するんです。かわいらしいですね。
他にはミュージカル界でご活躍中の方やダンス部門で受賞された方々の若手ボーイダンサーが8人加わっています。ヒップホップ系のハードなダンスが舞台の端々で繰り広げられています。
とにかく凄まじくて着いていくのが大変、音楽に合わせた映像はアートな世界が始終映り変わりますし、寝ている子を起こすようです(笑)。
私達は揃いのTシャツやペンライトが無いと雰囲気に溶け込めない。グッズを手に入れるのに、またまた長蛇の列に並んで購入したけれど、やっぱり、舞台と一体になれる事がうれしい。
赤、青、ピンクと3色変わるペンライトを振って、気分はノリノリになるから不思議!(笑い)
そして目玉は何と言ってもアルゼンチン・タンゴでしょう。ちえさんと2人で踊るのはクリスティアン・ロペスさん。
彼はアルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれ、15歳からタンゴを始め、多くの名誉賞を獲得されたのち、東京を拠点とし、世界各地でダンスやタンゴの講師をなさっていらっしゃるそうです。
ちえちゃんはその先生に学び、このコンサートでお相手をされています。2人だけの世界です。
最初はちえさんが男に扮し、男同士です。高度で複雑な振り付けに、客席は水を打ったように静まり返り、そのタンゴダンスを見守ります。う〜んさすが素晴らしい!
そして中盤、音花さんが歌い、陽月さんや鶴美さんが他のダンサーと組みタンゴを美しく踊ります。
やがて、大人の女性に変身したちえさんが音もなく登場し、再びロベスさんと2人の世界が広がります。濃厚で高度なタンゴはため息が出るほど、素晴らしいです。
場面が変わると一転してまた明るく、お茶目な皆が歌い踊りだします。
次のちえさんは男装して懐かしい宝塚トップ時代の歌を披露しました。これは日替わりみたいです。歌が更に上達していて、聞いている側はとても心地よいです。
再び、チャーミングなちえさんと皆が登場し、会場は大盛り上がり、客席ともコンタクトし、ちえさんが新たに作詞した歌も聞けました。客席は大入り満員であっという間の2時間程でした。
私の場合、4月1日に観て、4月3日はちえさんのお茶会と続いたせいか、日頃の疲れも伴って、5日〜7日まで風邪で寝込んでしまったのです。
でも今回はあまり酷くならずに4月8日にはすっかり元気になり、再びコンサートに出かけたと言うわけです。
風邪のおかげでよく寝たせいか、疲れも取れ、気分よく観られ、つくづく参加出来たことが良かったと思います。楽しいコンサートで元気が出ました。
私が観るのはこれで終わりですが、ちえさん始め舞台の皆さん有難うございました。あと少し、頑張って下さい。本当にお疲れさまでした。
2015年12月11日(金)ミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」大阪梅田芸術劇場
先週、久々に大阪に行って参りました。
梅田芸術劇場にて、ミュージカル「プリンス・of・ブロードウェイ」を観る為です。
12月1日昼頃出発、夕方大阪梅田に着きました。
久々の新幹線に乗る〜も疲れるものですね(笑)。昔から愛用のホテルで3泊の予定です。
夕食は梅田地下阪急3番街を散策、小さなうどん屋さんを見つけ、そこの鍋焼きうどんが美味しかった事!
12月2日、7時頃起床、ホテル朝食を済ませ、昼前に友人Nさんと久々の再会、梅田芸術劇場楽屋口にて、久々のちえちゃん入り待ちです。結構な人数が集まって来ていました(ちえちゃんファン健在です)。
offでは私の場合、ちえちゃんと宝塚退団後の初顔合わせになります。
訪れたちえさんは変わらずスマートで背が高い、幾分ほっそりしたかな?のお顔立ちですが、りりしくキュッと引き締まっています。
お手紙を渡す1人1人の目をしっかりと見つめ、1人1人に頷いてのご挨拶は柚希さんならではですね。宝塚時代と変わりありません。
入り待ちが終わると友人Nさんと昼食です。開場までは1時間半位ありますので、食べながら久々に会話が弾みました。
1時開場、1時半開演です。平日なのに会場は満員です。私は何と、3階の真ん中辺りのお席です。舞台がうんと遠いなぁ〜と思いながら、オペラグラスを調整。
しかし、案外よく見えるし、音も充分聞こえます。
出演者の皆さんは東京公演を終えて、大阪にやって来られたので、歌声が益々素晴らしくなっています。これぞ本場のブロードウェイだと言う感じです。
私は東京で1度観ているので、全体的には何となく解るとしても、ちえちゃん以外はすべて外人さんだったので、よく判りませんでした。それが少しづつ誰が誰でどうかと言う事が解って来ました。
ちえちゃんも「くたばれ!ヤンキーズ」の場面でローラ役の女の子に扮し、お色気作戦にて役名ジョー・ハーディ君を誘惑、これがコミカルで嫌みがなく、美しい。大胆さも兼ね備えて、その辺りがもっと上手くなりましたよ(笑)。
休憩時間はいつものトイレ合戦、25分の休憩はそれで全部取られてしまいます(苦笑)。
第2部ではちえちゃんがたっぷりとダンスを見せてくれます。伸び伸びと所狭しと踊り、流暢でしなやかで更に洗練されました。
その相手役トニー・ヤズベックさんのリードも素晴らしく、格好良いです。2人の踊りは天下一品!もちろんストーリーもあるのでコミカルで楽しいです。
「蜘蛛女のキス」ではちえちゃんが1曲歌います。これは低音声でいつかどこかで聞いたような歌声でした。
終演後はこの日だけ、お徳用なアフタートークがあるんですよ。20分ほどでしたが得した気分、おまけ付ですね(笑)
Tシャツとジーンズに着替えたちえちゃんが会場の皆さんの質問に答えたり、舞台の事など、色々、、。今後のコンサートの事などもちょっと話されました。
トーク終了後は友人Nさんとまたまた楽屋出待ちです。こうしてみると宝塚時代とあまり変わりありませんね。スタッフの顔ぶれも関西の時にお世話になった方々でしたし、並んだ沢山のファンの皆さんも顔なじみでした。
舞台終了後のお疲れさんのちえちゃんは、変わらぬ笑顔でやっぱり1人1人確認しながらお手紙を受け取って帰って行かれました。
夜は友人Nさんと2人で茶屋町(梅田芸術劇場付近を言う)のお好み焼き屋に行きました。大阪のお好み焼きはフワァ〜として美味い!!
しばらく、積もる話をして、解散しました。
12月3日、1人行動です。朝7時頃起きて、芸術劇場の入り待ちをしに行きました。
その後、劇場近くに丸善(本屋)があったのを思い出して、沢山の本の中をゆっくり散策、その後昼食をして劇場へ。
この日は特等席です。1階の10列目のセンター、さすがよく見える!
私の場合、これがこの公演最後の観劇になるので、しっかりと見納めです(笑)。
ジョシュ・グリセッティさん(エンターティメント性がにたけていましたね、なかなか楽しく面白かった)
シュラー・ヘンズリーさん(低音の魅力、屋根の上のバイオリン弾きの歌がとても良かった!この人の身体に音楽楽器が入っているようだった)
ラミン・カリムルーさん(器用な人だ、何でも歌いまくる、流暢な歌いぷりだ)
ナンシー・オペルさん(ベテランさん、スルスルと歌い熟し、演技もかなり上手く、その身のこなしにも感心する。全くよく声が出る事!)
ブリヨーナ・マリー・パーハムさん(ただ1人の黒人さん、前にも書いたがこの世の人とも思えないほど、歌声が素晴らしい!何処までも出る声に圧巻!)
エミリー・スキナーさん(表情が豊かで器用に歌いこなす。まるで話すように歌まくるから凄い!)
マリアンド・トーレスさん(作品「スーパーマン」では凄く歌いまくるので感心する、役柄とは言え、良く回る口と表情、そして行動も「笑」)
ケイリー・アン・ヴォーヒーズさん(オペラ座の怪人のクリスティーヌ役、ウエストサイドではマリー役、とても滑らかで美しい声だ)
トニー・ヤズベックさん(今回は柚希さんの相手役でもあります。タップダンスが凄くお得意だ。ダンスももちろん素晴らしい)
柚希礼音さん(これらの素晴らしい外人さん達に囲まれて、伸び伸びとチャーミングに歌い、所狭しと踊りまくった元宝塚男役トップスター)
これら10人で構成され、その作者がハロルド・プリンスさん。ハロルドさん役で声の出演者が市村正親さんとなっています。
梅田芸術劇場公演も12月10日で千秋楽となります。またとない機会かも知れない公演を観に行けてとてもラッキーでした(感謝)。
その日は泊まって、12月4日、昼頃に新大阪から東京に帰りました。ゆっくりのんびりリッチ旅、有難う!私らしい休息が取れました。
長々とお読み下さり有難うございました。yuko記
2015年11月20日(金)柚希礼音さんの宝塚退団後の初舞台「プリンスofブロードウェイ」東京観劇
11月20日(金)漸く、柚希礼音さんの宝塚退団後の初舞台を観に行くことが出来ました。
ニューヨークでしっかり学び、技術を磨いたと言う柚希さん、久しぶりの舞台に期待は膨らみます。劇場は渋谷ヒカリエ11階にあるシアターオーヴです。
題目は『PRINCEofBROADWAY』。
ミユージカル界の巨匠ハロルド・プリンスさんがニューヨークブロードウェイにて数多くのミュージカルを演出され、それらが大ヒットを生みました。そうした多くの作品を歌と共に再現し、演出の歩みを振り返ったものとなっています。ハロルドさんの語りが入り、目には見えぬ出演をされています。
名曲の数々をブロードウエイで活躍中のスター達が出演して歌います。外人さんばかりで英語の歌ばかりですが、その中に日本人で出演するのは柚希さん1人です。いや、もう1人、ハロルドさん役で声の出演者がいます。俳優、市村正親さんです。日本人はこの2人だけです。
今回は日本初演と言う事もあり、「カンパニー」「くたばれ!ヤンキーズ」「ウエストサイドストーリー」よりトゥナイト、「キャバレー」「オペラ座の怪人」「エビータ」‥等、歌で綴ります。
全部英語なので字幕が出ますが、内容はあまり判らないけど、外人さんの歌いっぷりは相当の迫力があり、本当に凄い!出演者皆が超前向きなのには圧倒されます。
柚希さんも度々登場し、素敵なダンスを披露。タップダンスが素晴らしいトニー・ヤズベックさんとはデュエットダンスを踊ります。2人は伸び伸びと軽快に所狭しと踊り、とても素敵です。
初めて女役を熟す柚希さん、清潔感があってボーイッシュな雰囲気は宝塚出身をちょっとだけ匂わせています。でもやっぱり可愛い女優さんです。
スタイル抜群、舞台人に必要な筋肉もしっかりと付いていますよ。それがまた新たな魅力となっていますね。歌も歌います。ちょっとコミカルな演技もありました。久々の柚希さんを観て、やっぱり元気の素だ!と実感した私です(笑)。
他の出演者で印象に残った人がトニー・ヤズベックさんのタップダンスの他にもう一人いました。黒人のブリヨーナ・マリー・パーハムさんです。彼女の超素晴らしい歌唱力に圧巻!何処からそんな素晴らしい歌声が出るのかと言うほど私は聞き惚れました。
11月22日が東京の千秋楽です。11月28日からは梅田芸術劇場で上演となります。私はコーラスの演奏会が終わったので、東京で観足りない分、大阪に再び観に行く予定です。
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