Nゲージの古建築 鉄道模型趣味 神社や寺院の本殿・本堂の制作記録








 参考にした書籍
  西 和夫 著   彰国社
図解 古建築入門
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  妻木 靖延 著 学芸出版
図解 ここが見どころ古建築
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  米澤 貴紀 著 エクスナレッジ
神社の解剖図鑑

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  本間美加子 著 エクスナレッジ
神社の解剖図鑑2

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  濱島正士 監修 山川出版社
文化財探訪クラブ3 寺院建築


 五重塔床面(jpg)
 
 五重塔寸法図
 




































LED照明への対応 1
   柱構造の場合、壁を嵌め込むため隙間ができます。内部にLEDを仕込むと光が漏れてしまいます。
 そこで、内側に遮光の板を入れますが、最も簡便で効果的な材料は、いなり寿司や、のり巻を詰める折箱でした。
    
  使い捨て紙弁当箱
  (内側がメタル加工紙)
 LED照明への対応 2
   天井と壁との接続部分も泣き所です。
 梁や桁を渡す段階で、天井を貼るような感じでアルミテープを貼りました。
 
 LED照明への対応 3
   壁板を入れる代わりに、「格子を入れる。」「障子を印刷したシールを貼った透明プラ板を入れる。」などして、透過効果を得ています。
 格子は100均にもある「メッシュ両面ヤスリ」を使っています。
   













 相輪の材料
 伏鉢・受花
アクセサリー用
ビーズ・メタルパーツ
 九輪
裁縫用スナップ
ばね座金
釣り仕掛けパーツ
水煙
真鍮線 ハンダ
宝珠
アクセサリー用
メタルパーツ


相輪
























注連縄

鈴・鈴緒

堅魚木・千木




デスケル
& クリッパー
柱を垂直に立てるのに便利でした。

ミニルーター用
アダプター
堅魚木の先を丸く細くするのに便利でした。





柱から建てる古建築
寺院建築

長任寺(架空)
五重塔

五重塔・本堂・客殿・八脚門・四脚門・鐘楼を構える境内を作りました。
五重塔

五重塔骨組み1 五重塔骨組み2 五重塔骨組み3
  中心を揃え歪みを抑える。逓減率を保つなどの課題には@Aで対応しました。
@ 心柱・四天柱・側柱の位置を印刷した厚紙を各層の床面に貼り、柱を立てる位置を決めていきました。
A 醍醐寺五重塔の図面を参考にして、各層の寸法を決定しました。
長任寺(架空)境内へのリンク
本堂・客殿・八脚門・四脚門・鐘楼






寶勝寺(架空)
三十三観音霊場の一つで通称湯西観音という位置づけです。
本堂

本堂は入母屋造とし、掛造の正面部分に舞台を設けました。
軒を張り出させるために「飛檐垂木」を付けています。
屋根の丸瓦は半丸プラ棒を接着しました。

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楼門(二重門)

2o角桧棒を柱材にして、三間一戸で立ち上げています。
1階部分の梁と桁の上に、二階部分を立ち上げる[柱盤]を組み
0.4oの真鍮線を継ぎ手にしています。

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真鍮線と石粉粘土で仁王像を作り納めています。
大きさがギリギリで、もう取り出せません。(汗)

仁田山阿弥陀堂(架空)
仁田山宿の入口にある桝形跡に立つ阿弥陀堂という位置づけです。

寄棟造で屋根の勾配と反りは控え目にしました。
欄干は1o角の桧棒と0.6oの丸プラ棒で組み、交差部分は
「相欠きつぎ」にしています。



頭貫でつなぐ

尾垂木を架ける

組物を付ける

二軒を整える
〇 [組物]は自分の工作能力の限界なので後付けです。
〇 [小屋組み]は棟の高さや垂木の傾斜を調整するため臨機応変です。

 多宝塔
聖ヶ原に建つ湯西観音の境外伽藍という位置づけです。


  下重   三間一戸で柱を立て長押と頭貫で方形を組みました。
  塔身   正十二角形を印刷した柱盤を作り、各角に丸桧棒を立てて円形に近づけています。心柱を柱盤の中心の穴にとおしてセットしました。



 屋根  屋根と裳階の大きさをほぼ同じにするには、塔身の組物も構造材として作る必要に追い込まれていました。今さら後には引けません。
 組物  四手先の一手ごとに肘木や桁を架けて方形に近づけます。
 軒下  垂木の本数や配置(鳥跡尾垂木)はネットのHPなしでは理解できませんでした。ただただ「感謝」の一言です。



 九輪  材料集めに一番苦心しました。輪であって円盤ではない。しかも直径が小さくなる。できれば芯棒に固定する手がかりも欲しい。我儘…。
 水煙  真鍮線をハンダ付けしヤスリで平らにした4枚を接着しています。
 亀腹  石粉粘土を押し込んで上下を半丸プラ棒で縁取りしています。



神社建築
湯西浅間神社(架空)

仙元岳(架空)を奧宮とする浅間信仰の本宮(里宮)という設定です。

境内を拡張し権現造の社殿に造り替え替えました。

境内が狭く、権現造の特徴である「石の間」を詰めざるを得ず、
本殿と拝殿の屋根の間がギリギリです。


檜皮葺にしたくてフェルトを貼りましたが、軒の厚さと形を先に決め
なかったため、分厚くなり茅葺のようになってしまいました。




 巌八幡神社(架空)

中世の山城跡にあるという設定です。本丸は岩山の頂上にあります。
二の丸と本丸を隔てる空堀に橋を架けました。

前殿は平入流造です。後殿には堅魚木と千木を載せました。
屋根は檜皮葺にしたかったので机や椅子の脚に貼るフェルトを貼っています。


懸魚や破風の造作が大まかな点、前殿と後殿のバランスなど
解体修理をして「八幡造」を目指したく思います。

しかし、作成にあたり気合の入った注連縄と紙手は
その際にも再利用したいです。


 仁田山 山王権現(架空)
仁田山宿の地主神(山の神)としての位置づけです。
御神体を背後の兜岩とし破風のある拝殿のみの神社としました。


山の神でもある大山咋神は酒の神とのこと。酒蔵から奉献された石碑を
参道の階段脇に配置しました。


唐破風のつもりが、いつの間にか弓形がなくなってほぼ千鳥破風です。
独自の様式ということにして作り直しは諦めました。(汗)
  

鐘楼
2oの桧棒では「ほぞ」が作れ
ません。突き抜けは外付けです。
八角堂
プラ板をつなげた壁構造です。
屋根は垂木を架けています。

移築古民家・温泉施設へのリンク 




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