ことば悦覧in 神奈川大学 2009年10月29〜11月01日 home 学生 小金丸信光 村上敬祐 長谷川明 坂本友里恵 杉山聖昇 社会人 丸山美紀・新田有平 本間義章 松野由夏 番外編 松田朋春 松野由夏さん 10月31日 夕方 曽我部昌史さんの家 晴れ その01 その02 その03 その04 その01 09年10月末現在 松野さんは(株)みかんぐみにチーフとして勤務している。ことば悦覧は独立系建築家や表現者を対象とし聞き取る活動なのだが、曽我部昌史先生の推薦なので 松野さんのインタビューをしてみた。 朝から一食もせず 曽我部ハウスでバーベキューパティをするので 時間も少ない 美味そう臭いの拷問の中で 1時間ほど聞き取った。不備な点が多いが時をみて追加していきたい。 ここは曽我部昌史さんの居間 背後には曽我部さん (生い立ちなど) 佐藤:よろしくお願いします 松野:よろしくおねがいましす 佐藤:松野さんはどこでうまれどこで育ったとか基本的な情報を差し支えない範囲でお知らせください 松野:はい、神奈川県の川崎市で産まれまして。同じく神奈川県の川崎市で育ちました。 佐藤:川崎って南北に長いけど 松野:はい 佐藤:どの当たりですか 松野:川崎市の多摩区です 佐藤:多摩区は向ヶ丘遊園あたりですか 松野:そうです、その当たりが地元です 佐藤:生田とか 松野:あ惜しいです 佐藤:おしい 松野:ふふふふ 佐藤:向ヶ丘遊園より先のあの当たりと 松野:あの当たりです 佐藤:産まれたのは、よかったら何年に産まれましたみたいなことを 松野:1981年の□月の◎日です 佐藤:日は同じだね俺と、俺 蟹座 松野:花形座です、残念でした 佐藤:28才。産まれも育ちもずーっと一貫して川崎なんですか 松野:そうです 佐藤:中高全部 松野:そうです 佐藤:何やって 遊んでおりましたか?学生時分は 松野:えーと私が中学の頃はずーっとバスケットで、中学三年生ぐらいから 佐藤:小学校は 松野:小学生の頃もほとんど運動ばっかりしてましたね 佐藤:どんな運動 (朝から一食もしてないので 何かくっている)もぐもぐもぞもぞ 松野:そのときもバスケットずーっとやっていて 佐藤:球技一本だ! 松野:球技一筋なですけど も あんまり協調性がなくって 佐藤:それは困るね〜団体球技 松野:球技をやりたくって。中学の時もバスケ部なんですけど、何か陸上の大会とか ばっかり出てて。陸上部が弱かったんですよ 佐藤:借り出されて選手にね 松野:バスケ部なんですけど 佐藤:陸上って何に借り出されたの 松野:長距離です 佐藤:ああ〜分かるは この体つき〜 でね〜納得 松野:ふふふふふ 佐藤:短距離って言われると困るけど、長距離ってのは中学生はどのぐらいの距離を走るの 松野:1500が中距離なんですけど。だいたいまあ3KMとかあと駅伝大会みたいなのがあって。 佐藤:駅伝って1500から3000なの 松野:1500から3000ぐらいでです 佐藤:長距離ってのは、1500〜3000mぐらいの長距離走ってことね、 松野:だいたいそのぐらいですね。あとは駅伝大会 佐藤:駅伝は一区間どのぐらい走るの? 松野:区間によってまちまちなんですよ。1.5、6キロの区間もありますし。長いところは4キロくらいまであったんですかね。ずーっと多摩川の土手を走るんですけど。川崎市の学校がみんなで50何校出て来るんですけど。 佐藤:あんなに狭いところ50人並んで走れないじゃないかい 松野:そうなんです 佐藤:どうやってスタートするの時差スタートとか 松野:スターとは川崎のどの当たりなんですかね、駅の方で。トラックがあるんですよ。 佐藤:川崎駅っていうこと 松野:川崎駅の方ですね、多摩川でも川崎の駅の方寄りの方で、トラックがあって。土手にトラックがあって、そのトラックがたぶん一周400mかなんかなんですけど。それを2周してからスタートするんですよ。 佐藤:そこで誰がトップきるかで〜 松野:もうそこが、もう随分ばらけて来ますね、 佐藤:土手トラ過ぎると急に 土手に上がるから狭く成っちゃうのね 松野:土手に出る、だから2周ぐらいで出るんで800m走ってから土手に出るので、そうするとほぼ1列になっているんです 佐藤:松野さんは何番目ぐらいで土手に上がって行ったんですか、松野何番でと俺が実況中継しますかから、よーいどん〜! 松野:ふふふふふね、私が走ったのは、女子が1区から6区までで、男子は9区まで在って。わたしは6区だったんですよ。だからアンカーなんですけど。 佐藤:エースじゃないの 松野:エースは1区 なんですよ 佐藤:華の一区!か 松野:一区が 佐藤:あいかわらず喰っている あそうなのモゴモゴ、駄目駄目は何区なの 松野:駄目駄目は真ん中ですね 共に ふふふふふふ 佐藤:もぐもぐ大体各チームそうなっているの 松野:そうですね。 佐藤:スターは1区ね 松野:スターは1で 次に速いのが大体最後の区間なんですよ。 佐藤:何区あるんだっけ 松野:6区です 佐藤:華の6区か、3,か4区を駄目が走っているわけだな 松野:そうです 佐藤:なるほど。もぐもぐ、いつもどの当たりでタスキを受けるんですか トップでですか 松野:ふふふふふふ、 佐藤:一番ビリで 松野:ビリはないですね 佐藤:学校は何校だっけ 松野:55、6在ったと思います 佐藤:凄いね 松野:凄いです 佐藤:土手を55人ぐらい一緒に走っているんだからね、ちょっと混み合う電車なみだな 松野:大変です、ちょうどこんな時期でしたね、11月とか頭ぐらいで。 佐藤:松野さんの学校は何ていうのか知らないけれども、何番目ぐらいでタスキを渡してくれるんですか。 松野:大体一区の人が、1区は激戦区なので、だいたい20番前後でもって来てくれて。それで3,4当たりで順位が下がって、 佐藤:30位ぐらいになる 松野;そうです、それで5番目ぐらいでまた盛り上げてくれて 佐藤:25番目だな 松野:ふふふふそれで最後ですね。私が 佐藤:あとはゴボウ抜きで一気に 松野:いやもう6区まで来ると随分離れているんで、3人抜ければ良いほうです 佐藤:ということは22位ぐらいだ 松野:ああいい計算でしたね。だいたいそのぐらいだったと思います、で区間でたぶん7位とか、8位ぐらいだったんですよね。トータルでたぶん22番とかで、区間だけの7位とか8位とかそのぐらいでした。 佐藤:素晴らしい! 松野:ありがとうございます 佐藤:もう俺は曽我部さんの知らない情報を手に入れたからね 松野:うふふふ 佐藤:もう大変だよ これは〜、誰も聞かれたことないものね 松野:ないですね ふふ 佐藤:なるほど。あどうもどうも (バーベキューパティの食材を買って戻る者ある) 松野:お帰りなさい 佐藤:それが中学生だよね 松野:中学生ですね、それが終わった当たりからちょっとぐれてたり して 佐藤:中学校3年あたりの話かな 松野:そうです、2年生のときまで 佐藤:1年。2年 松野:3年でもやってますね 佐藤:3年全部走ったと。どこでぐれたの?三年の駅伝終わった当たりからっていうこと 松野:3年の途中あたりからぐれてましたねふふははははは 佐藤:あそうなんだ、何でぐれたのまた 松野:ぐれるのもあまり理由は無いですよね 佐藤:分からない、ぐれるってことがどういう事態なだかさえ分からない! 俺の人生そもののがぐれているからさ〜 松野:はい 佐藤:ぐれるって何だか分からないけど普通、松野さんのぐれるっていう状態はどんな感じなの、 松野:そんなにぐれているって訳ではないです、訂正ですね 佐藤:ぐれた気分ね 松野:ぐれた気分 佐藤:なるほど、それだったら勝手にしなさい!って感じでいいね 松野:はははは 佐藤:本当、青春しているから 世界がムカツクんだよな〜 松野:そうです 佐藤:ホルモンの悪戯、そんな気分は普通だよ 松野:ふっふつふふ今考えれば普通です 佐藤:ぐれていたじゃなくって青春してまいした だよね 松野;あそうです、じゃ中学の後半から青春してました (高校へ) 佐藤:なるほど、それで高校はどこへ行ったんですか 松野:高校は 佐藤:男女共学 聞かなかったけど 松野:共学です、高校も共学です 佐藤:何ていう高校 松野:県立の◎□ヶ丘高校っていうんですけど、 佐藤:東京方面じゃない逆コウスだから電車空いているね 松野:そうですね 佐藤:通学やった〜ラッキー 松野:ふふふふ 佐藤:男女共学で片道30分ぐらい、でも駅から下りてからあるかなきゃいけないから 松野:そうですね、でもだいたい30分ぐらいですかね 佐藤:高校の時にクラブ活動は 松野:高校の時もバスケ部に入ったんですけど。 佐藤:駅伝もやっていとか、中学校の時はバスケもやりつつ駅伝にね、各種バスケの大会にもでてて、華のスポーツ少女じゃないですか 松野:スポーツ少女ですよ 佐藤:建築とゼンゼン関係ない処で青春してていいいね〜 松野:ゼンゼン関係ないですね〜 佐藤:高校の時はバスケをやって、駅伝もしながら 松野:そうなんですよ、でも高校に入った時に、高校入ってバスケ部に入ってすぐに。一個上の先輩と1年生対2年生やったら、勝っちゃったんですよ。1年生が。それでつまらなくなっちゃって 佐藤:なんでだ〜 松野:そういうときってありますよね 佐藤:分からないけど。先輩に勝ったからつまらないってのは分からないけど。 松野:今思えば、これが体育会系だよって思うんですけど。自分たちより弱い人が威張ってることについて、 佐藤:ああああ、ちょいと早く生まれただけなのいね〜 弱いくせして先輩づらっこしているってことにね 松野:そうですね 佐藤:それだってしょうがないじゃないですか。浮き世の義理、人間としてとりあえず学校だけでは先輩をたてておくと、イチロウだって先輩にさんを付けて付き合うと。 おなじで政治的態度が要るよね、そういうものが無かったとね 松野:今思うと 佐藤:常識がなかったと動物的だったと 松野:ふへへへへへへ 佐藤:思わず喰っているの吐き出しそうになったよ! おかしくって。青春してたと、まずい出した食い物 デジカメのモニターにくっついちゃったよ〜 松野:あははははははは 佐藤:ひでーな〜 松野:はははははは 佐藤:常識が無かったと思わず本当の事を言っちゃったよまずいな〜、そういうことでバスケは嫌になったと思って。 松野:はい、 佐藤:2,年のときに3年生に勝ったということ 松野;いや1年生のときに2年生に 佐藤:そこでいきなりもう1年で高校はやめちゃったんだ 松野:高校はやめてないです 佐藤:バスケだけね 松野:そうですね 佐藤:何してたのそのあとは 松野:ギャルになってました 佐藤:ギャルってどういうこと、コスプレギャル 松野:コスプレギャルじゃないです 佐藤:ギャルも色々種類があると思うけど 松野:色々あります 佐藤:髪の毛にギャルしてたってことかな 松野:そうですね、私の時はまだ、私が1年生のときはまだガングロのギャルが来る前だったんですけど。 佐藤:猫耳萌え系とか流行ってないよね 松野:流行ってないです、10年前ですからね 佐藤:そのときはケイタイ電話もってないよね 松野:PHS もってました 佐藤:あらそ! 松野:はい 佐藤:ポケベルじゃなくね 松野:ないです 佐藤:金持ち!じゃなく みんな持っていた 松野:みんなもってました 佐藤:中学校のときももってた 松野:中学のときはポケベル持ってました 佐藤:ポケベルの裏技とか知ってるわけだね 松野:なですか裏技って 佐藤:暗号化しておいて何番て出るとここ集合みたいな暗号とか 松野:ああああ 佐藤:暗号化して 使用料を節約する技 松野:でも私が持っていたポケベルはもう文字が出てましたよ 佐藤:そうなんだ 松野:はい、カタカナですけどね数字じゃなかった 佐藤:高校はPHSで情報系新人類かな〜 すごいねー。PHS持ったギャルで、川崎コギャルは何をしておった、どういうかんじで 暮らしでしたか 松野:どういう感じ、10pくらいの厚底の靴を履いて。髪の毛は白いメッシュが入ってて。金髪なんでよ、金髪の間に白い髪の毛が、 佐藤:それだったら鳩山首相のネクタイのような柄になっちゃうじゃないですか、ゴールド模様ですよ 松野:そんなのしてます 佐藤:金色好きのようでしてますよ、 松野:ああネクタイ 見てなかったです 佐藤:どこ観てるの 松野:肩幅と顔のバランスがちょっとおかしいなと思ってそれを 佐藤:髪の毛も独特ですよね 松野:そうです、ここしか観てなかったですね、ネクタイまでは 佐藤:黄金教かもだが ネクタイの柄 必ず金色で、無地金とか縞金とか多いかな縦金はみないか 松野:観てみます 佐藤:金髪に白メッシュだよね、銀紙に白メッシュだったら かこ良さそうだけどね銀じゃないのね 松野:金髪に白いメッシュですね 佐藤:今考えるとどうですか、なかなかイケテますか、かっこいいメッシュの入れ方ってのどういうの 松野:こういう層で分けるみたいですよ、レイアー、上に 佐藤:横縞模様になるの 松野:横縞模様ではなくって被せて行く感じですね。金色白、金色白って 佐藤:なるほどね 松野:動いたときに髪の毛の色が 佐藤:なるほど お洒落なだ!、おれのイメージは横縞、一本一本縞付けていくのかと、それはむずかしそうだもんね〜 松野:むずかしそうですね〜 佐藤:段々状に白金白金、重なっていくようにね、縞にも見えないんだ 松野:縞にもみえない 佐藤:グラディーションが出来るから輝いて見えるんだキラキラキラってね、そうでもないの、 松野:どうなですかね 佐藤:それでガングロだったの 松野:いや 佐藤:顔は普通 松野:普通でしたね 佐藤:口紅をたらこ状に塗ってとかはないのかな 松野:それはないですね、それは私が高三ぐらいのときに流行ってまいたね〜 佐藤:厚底靴も分かったし、頭の色も分かっただけどその中間地帯はどうなっていたんですか、 松野:制服ですね、制服にルーズソックスとかはいて。 佐藤:くるぶしの処にアボダボ貯まっているソックスね 松野:ダボダボっとなって 佐藤:超ミニスカートですか 松野:そうですね 佐藤:あれ拷問ちがうの?今はどうなのか知らないけどミニスカートだったんだ、隠し撮りされちゃうよね (インタビュー後の屋上パーティー) 松野:そうですね、でもあの頃は、今思うと隠し撮りされちゃうから、下に何か履きなさいと思うんですけど、あの頃は下に何か履いてるのを撮られるよりは、パンツを撮られる方がまし!だという考え方だったですよ 佐藤:肝すえてたと なるほど 松野:今思うと 15:10 その02へ |