かわいい蛭子(えべっさん)に遭遇!
 

笑顔満面(*^。^*)、商店街で愛嬌を振りまく西宮エビス君
平成23年1月10日
今年はお正月(2日)から京都で雪の金閣・銀閣を制覇した勢いに乗って、商売繁盛の西宮(恵比寿)神社にお参りしてきましたぁ〜(*^。^*)

そういえば、近つ飛鳥に転居して以来、えべっさんにはお参りしていませんでした。今年はサン・グリーン出版の商売繁盛をお願いするために、10日の日にえべっさんにお参りしようか? ということになり、今まで一度もお参りしたことがなかった神戸の西宮神社に行くことになりました。(ここだけの話ですが・・・・大阪の今宮えべっさんには、「古事記のものがたり」の本を出版した時から通いつめていますので、いろいろな思い出やエピソードがあるのです。)

さて、商売繁盛の神様えべっさんには神戸・西宮神社(蛭子系)と大阪・今宮戎神社(事代主系)の二通りがあります。

古事記には、いざなぎといざなみが最初に生んだ子どもが「骨の無い蛭子だったので、葦舟に乗せて流した」と書かれています。その流された蛭子が西宮に流れ着き、人々が海を司る神「夷三郎殿」としてお祀りしたのが、西宮神社のご由緒とのことですよ。

阪神西宮で下車して、いざ、初めての西宮神社へ。
駅前商店街からずらっと並んだ露店の様子は大阪と同じ、ニギヤカな雰囲気。

境内まで、歩く道すがら、両側のお店から流れてくる良い匂い(焼きそば、たこ焼き、りんご飴、シシカバブー、などなど・・・最近は露店も世界各国の味が進出してとても多様ですね)につられて、晴明さんは、お腹が空いているのか、「おいしそうやなぁ〜!! 」と、足が前に進みません。でもまずはお参りを済ませてからと、神社に向かうことに。

西宮神社も大阪の今宮戎神社に負けず劣らず、なかなかの人出です。(でも、トータルでは大阪に軍配が上がるそうです)

神社の大鳥居の前から人の行列がぎっしり、警察官も大勢出動して事故のないように万全の警備体制でした。人々もおとなしく行列に並んでいるので、本殿に到着するのに30分はかかったでしょうか?

西宮神社の本殿入場前には、写真の様に四箇所に禰宜さんが居て、お払いをしてくださいます。これは今宮神社では見れない風景ですね。
   


見れないといえば、お賽銭。
大阪のえべっさんでは、私たちは10日えびすの期間中に特別に設置される大きな大きなお賽銭箱の間際まで行って、毎年どのくらいお賽銭が揚がっているかを覗き込むのが楽しみの一つでした。

一万円札や千円冊、2951円(福来い!)の小切手などのお賽銭の上がり具合で、その年の景気が占えるといわれています。ところが西宮では、ごらんのように賽銭箱には蓋がされて・・・中が見えないのです。神戸の人と大阪の人の違いがここでもくっきり!


まだまだ違いを発見
◎商売繁盛のお札の付いた笹は
西宮=プラスチック。値段は1000円と3000円のみ

大阪=笹は本物。お札や吉兆は一個1500円で、財布に合わせて付け放題。福娘さんの笑顔に釣られて、うっかりホイホイ付けようものならすぐに万札が飛んでいきます。

◎お客を呼び込む掛け声
西宮=無音
大阪ー商売繁盛で笹持ってこい!のスピーカーがガンガン境内に響く

◎福娘
西宮=髪飾りのみで、普通の巫女装束
大阪=福娘コンテストの商品の派手な大振袖

私たちは三年間ほど大阪の今宮神社の10日えびすでおみくじ係り@ A Bのご奉仕をしたことがあるのですが、その時は大声で「おみくじ、どうですかぁ〜(*^。^*)」と笑顔で呼び込みをしていたのですが、西宮ではとてもそんな真似はできないという感じですね。

全体に西宮は上品で静か。
さすが商人の町・大阪はニギヤカで商売上手。

それから、西宮神社の大きな特徴は毎年の「福男」
1月9日の朝6時の赤門開門と同時に、待ち構えた千人以上が本殿に向かって疾走。
一番乗りした人が今年の福男に選ばれるそうです。ちなみに福男の商品は「木彫りの大きなえびす様。お米一俵。日本酒こも樽。エビスビール一年分。特性のハッピ。だそうです。どなたか、来年チャレンジしてみてくださいね。

というところでしょうか?
 

西宮えびすの目玉、300キロの大マグロ。(刺身1500人分)

さて、なんとか、境内に進んだところで、ガードマンさんが写真のプラカードを持って立っていました。晴明さんが「西宮えびすに行く目的のひとつは、この大マグロにコインを貼り付ける」ということだったので、(無事にお金を貼り付けることができると、今年一年、お金が身に付く(*^。^*))

本殿参拝の前に、まずマグロへの道を選択。
大マグロにはすでに体中にコインが貼り付けられていたのですが、私はカマの一番美味しいところの隙間にピッタリ(*^。^*)。
写真で、一番輝いているのが、私のコインなのですが・・・わかるでしょうか?
ちなみに晴明さんは、場所が無かったので、尻尾の方にそっと・・・。
 

 夏の想い出?

大阪の今宮神社も同じですが、西宮神社の境内もあまり、広いとはいえません。でも少しだけ広場になっているところがあって、写真のようなお化け屋敷や金魚すくいなどの店がひしめき合っていました。しかも、金魚すくいの店ののれんには「夏の想い出」のコピーが! 

この日は大陸から寒気団が南下して、雪がチラついていたのに???
コートを着て、手袋をはずして・・それでも金魚すくいしている人もいましたよ。手がかじかみそう・・・。



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