更新

「指先に雨音」第4話。

ぽつぽつと途切れなく届く「続き待ってます!」のエールを糧に、どうにか続きをUPすることが出来ました。もともとがナマケモノですぐに言い訳ばかりを考えてしまう傾向にあるのですが、読者様の熱意に押されて頑張れているみたいですね。内容としても丁度折り返し地点という感じですので、後半戦も気を抜かずに行きたいです。

常設アンケートの方にも引き続きご協力をありがとうございます。「ああ、この方は現代物がお好みなのか」「この方は大人っぽい主人公がお好きなのかな?」などと、勝手に想像してPCの向こうの読者様を思い浮かべてます。
ご意見・ご要望の欄も多種多様で、いただくリクエストに「全部書けたら面白いだろうなあ」と思っちゃいますー。タレントとマネージャー、お嬢様と執事、一目惚れにオフィスラブ、その他もろもろ……うーん、時間とネタと書き上げるだけの腕があったらいいのですけど。
新規の読者様もおられるようで、「玻璃」や「ての春」などにも温かいお言葉をいただいてますー。今となってはどうやって書いていたのかも思い出せないほどの初期作品、でもこうして常に新しい気分で臨んでいただけるのは有り難い限りですね。

隙間時間に一冊ずつ読み進めてるハーレクイン。何冊か読破して、ようやく気付きました。そうか、絶対にハッピーエンドって、読み進める上でとても安心できるんだなとか。ヒーローの気持ちが最初から丸わかりでも、ちゃんとお話として楽しめるんだなーとか。以前からたびたびご要望をいただいていた「ハッピーエンドマーク」って、そう言うことだったのですね。
ドラマのように多角な視点で描かれるのも、読んでいるととても自然に感じられますが、いざ自分で書こうとすると難しいんです。きっとそのためには、作品と自分との間にもっと距離を置かないと駄目なのでしょう。サスペンスのように、主人公が気付かない時に犯人らしき人が怪しい視線を投げかけていた……とかいう描写がどうしたら出来るのか、今でもまだ分からないんです。むー。

そんなこんなで、自分の無能さに呆れながらも「まだ上達する余地がたくさんあっていいことね」と開き直って、のんびり進んでいきたいと思います。

余談。
実家の母が「あなたには赤川次郎がお似合いよ」とかイミフなことを言って、どばっと貸してくれました。田舎なので仕事で電車を使うときは何か読んでないと時間が余っちゃうんですね。多分、そう言うときにキオスクで買ったものなのでしょう。
そしたら、その中の一冊が何とシリーズものの20冊目でした! ここから読めと言うのでしょうか、読んじゃったけど。年季の入った登場人物に自分だけが蚊帳の外だった感じです(苦笑)。

もひとつ、余談。
「歌姫」素敵に昭和30年代が似合う長瀬君、ナイスです。レトロなファッションもいいですね。

「指先に雨音」第三話

更新しましたー、というか出来ましたー! そして、お知らせはいつもの如く後日になっちゃってます(汗)。溜めまくっちゃった「ひとことフォーム」へのお返事も先ほど完了しました。一番長い方で半月近くお待たせしてしまいました、不義理をしまくりで申し訳ございませんっ! でもでも、本当に励まされてます。お返事不要の方も含めて一通一通何度も読み返して「ありがとうございます」とPC画面に向かって頭を下げているんですよー(ちょっと怪しい光景です)!

朝晩二回のメールチェック以外PCに触れない日も多くなってますが、皆様からのメッセージが心の支えになってます。
何故か今になって「片側の未来」へのメッセージが増えて「ええー、何があったのっ!?」とちょっとびびってますが……本当に何だろう。ご存じの方、いらっしゃいます??

送迎の待ち時間が多くて車の中で何か読むものを……と思っていて、以前もらったままになっていたハーレクインに手を出してしまいました! 何年か前にコミックスは読んだことがあったのですよ、佐伯かよのさんが描かれていた奴を。けっこういいぞ、でものめり込むと危ないと思ってその後避けていたのですが、これはまりますね(苦笑)。お友達や読者様の中にも「好き」と仰る方が多いのはこういうことかとようやく気付きました(遅いよ!)。内田康夫サスペンスのように気負いなく読めるのもいいですね(どういうたとえだ)。
特に好きなのはオフィスが舞台のもの、それもボスと秘書みたいのがツボですー。あんなかっこいい上司がいたら、仕事どころではなくなっちゃいそうですけど。もしも私はコレが好き!と言うおすすめがありましたら是非教えてくださいね。
一方妹からは仕事がらみの旬な本が届いて、そっちも楽しく読んでます。ハードカバーはなかなか自分で買う勇気がないので嬉しいです。

次の更新は「花になる」の予定、どうぞお待ちくださいませ。

「あした語り」完結です。

いつまでも出口の見えない作品で連載を追いかけてくださった方はかなり大変だったと思われます。毎度のことながら「やったよー、ようやく着陸したよー」と書き手である私自身が一番ホッとしている感じですねー。
当初は8話目まででエンドマークを付ける予定だったのですが、それではあまりに宿題を残しすぎな気がして、ラスト一話をプラスしました。それでもまだ「分からないよー!」という部分はあると思われますが、それはまた後日別のかたちで紐解いていけたらいいなとか考えてます。
早速コメントをお寄せくださった皆様、ありがとうございますっ! 呆然としてしまうくらい「返信不要」ばかりが並んでいるのでちょっと寂しくもありますが(苦笑)、温かいお言葉有り難くちょうだいいたしました。

さて、今後の予定ですが……。

相変わらずオフが落ち着かないこともあり、のんびりとマイペースで続けていけたらなと思っています。とはいえ、やはり状況の変化を考えるとこのままふたつのサイトを運営するのは難しそう。長くても数年後にこちらの「別宅」サイトは事実上更新停止になるでしょう。時間は限られていますが、それまでの間で自分に納得のいく作品がひとつでも多く完成できたらと考えてます。
サイト開設当初は「朱に散る」を仕上げることが目標でした。それは無事果たされましたので、次は「猫と大王」のシリーズを最後まで書ききることを目指したいです。それにはあとタイトルものを3つくらいは書かないと。完結したら書きたい小話もいくつかあるので、それを是非お見せしたいです。

海底系は、結局雷史一家ラストひとり、三男坊の話を進めてます。もうここまで来たら、頑張っちゃいましょう(笑)。今回は女の子が頑張る話にしたくて、ヒロイン視点になりました。彼女の名前は「露玉の祈り」ですでに出てきてますね。三男くんは半日悩んで「鴻羽(コウウ)」に決まり。「鴻河」と迷って、最後は字面です。先日、妹から「風魔の小次郎、実写化!」という情報をソース付きでもらいまして、その驚きというかショックというか……もちょっと引きずってるかも(笑)。いや、ほとんどの方は分からないネタなので、分かる人だけ笑ってください。
こちらの話を始める前に、お待たせしているコメント投票のお礼を書いちゃいたいのでそっちも近日中に! き、気合いを入れるほどすごい話じゃないんですが(がっかりされたらどうしようかと今から不安です……)。

あと1話です。

「あした語り」更新しました。次回の8話で一応の完結になります。消化不良の箇所が多くて、後日談は必須だろうな……。

海底系の次作の候補は三つあって、どれにしようか未だに迷っています(つまり、まだ書き出してない状態)。どうせならばこのまま雷史一家の三男坊の話を書いてしまって「シリーズ完結」?にするのも一案ですが、うーむ。あとのふたつは都の侍従と侍女のワケありカップルと、ばりばり庶民派のロミジュリ系です(要するにお家同士の仲違い、みたいな感じ)。
どれが先に飛び出すか現時点では何とも言えませんが……どんな内容になるのか予想しつつのんびりお待ちくださいませ。

「猫と大王」新作開始ですv

「本家」の方に書いたとおり、今週はちょっとヘビーに山登りをしてきました。そんな訳で定期更新もお休みするつもりだったのですが……、やはりちょっとでも時間が出来るとちまちまと進めてしまうのですね。
そうとは言え、なかなか思うようにいかないのが現実。佳境に来て「書いても書いても進まない」泥沼に突入してしまった「あした語り」。同じところをぐるぐると回り続けるような執筆で、とうとう「ぷつっと」来てしまいました。でもって、かねてより構想中だった「猫大王」次回作の出だしを書き出してみたら……いや〜あっという間! えーどうしてこんなに違うの〜と思ってしまうスピードで更新分が仕上がってしまいました。
ここでひそりと寝かせることが出来れば立派なのに、堪え性がなくてスミマセン(汗)。別に話が大きく動いた訳でもなく「前回の続き」という感じですが、多分2話目以降少しずつ動いていくと思います。うん、そう期待したいっ。

莉子の一人称は「あたし」なのですが、ついつい「私」と打ってしまい修正が大変です(目こぼしがあったらすみません)。「今時の若いコって『あたし』っていうのかなあ??」などと悩みつつも今更全部変えるのも面倒だし、今回はコレでいいかな?
ちなみに我が家の若者?たちは自分のことを「ウチ」と言います、関東圏なんですけど〜お友達の間でもダントツの人気らしいです。チビなんて、つい最近まで「○○は〜」と自分の名前を言ってたのに、いっぱしに大人ぶってて笑えます。
男の子は親の前では「僕」友達の前では「俺」。無意識で使い分けているんでしょうか?面白いです。