上の画像をクリックで「楽天Books」さんに飛びます。
昨日、書籍ご案内のページでも公表しましたが、「雨色*螺旋」が全国の書店及びオンラインショップにて発売開始となりました。昨日の朝になって、ようやくamazonさんでも「在庫あり」表示が出たので、やはり年末は流通に時間が掛かってしまうのですね。ぽつぽつと「購入しました」とのご報告も届いています(すっごい、嬉しかったです! ありがとうございます)。私はまだ本屋さんに足を運べていないのですが、う〜ん並んでるかな?
前回の「片側の未来」はかなり昔の作品でしたし、しばらくは恥ずかしくて直視できなかったのですが、今回は出版社様より著者分10冊が届いた直後に最初からゆっくり楽しむことができました。
プレゼント当選者様にお届けするのが来年になってしまうのが申し訳ない限りです。ごめんなさい、私ひとりで楽しんでしまって!
もしも、実際にお目に掛かることがあったら、是非ご報告をお待ちしてます! 「こんな感じで並んでましたよ」って教えていただけたら本当に嬉しいです。
-----
7月からこっち、本当に信じられないことの連続で、一体何がなにやら……と思っているうちに年の瀬を迎えてしまった感じです。「片側の未来」が発行されたことで他の出版社様からもお声をかけてもらったりと、ひとつひとつの出来事がさらに繋がっていくことを実感してます。
皆様からいただくコメントの中では「この先は商業中心の活動に移るんですか?」「サイトは休止状態になるんですか?」というご質問がすごく多かったです。私自身もお話を受けた当初は「そうなったらどうしよう」という不安が正直あったのですが、実際は全く大丈夫でした。今年後半は原稿用紙換算にするとかなりの枚数を書いたと思いますが、すごく楽しかったし、全然苦になりませんでした(途中、家のこととか、ちょっと面倒になったりもしましたけどっ。それは能率を上げてぱぱっと片付けることでクリアです!)。
作品が商業ベースに乗ることで驚いたのは、一般書籍と同じ扱いをされること。
普段、サイトで読者様に甘やかされていた私は、手厳しいレビューに心臓が止まりそうになったことが何度もありました。「素人の作品を、ベストセラー作家と同じ目で見ないで!」と思うこともありましたが、でも……有名無名にかかわらず「紙の本」となってしまった以上は、それだけの覚悟が必要なんだなと改めて感じました。
そうですよねー、サイトの作品が気に入らなくても「ちぇ、時間損をした」ですみますけど、その上にお金もかけていれば文句のひとつも言いたくなるのは当然です。そう言う方に対しては「期待はずれでごめんなさい」と申し上げるほかないですね(ひっそりとPCの画面の前で頭を下げてます……)。
もちろん、そうはいっても急に素晴らしい作品が書けるようになるはずもないし、これからも自分に出来る精一杯を目指していくしかないのです。
私には時間がありません。「いつか書けなくなるかも知れない」という恐怖が始終つきまとってます。限られた中で、どれくらいのことが出来るのか、今後も常に優先順位を確かめつつ続けていこうと思います。