ぎりぎりまで、どっちで行くか迷ってました。ええと、「願わくば」の続きか「海底系」かと言うのもあったし、さらに今回の話か別の話かというのもあったんですね。久々に「あっちもこっちも手を付けたい状態」で嬉しい悲鳴を上げております(笑)。
そして、瑞姫のお話。
ええと、まずはひとつ訂正。少し前のエントリーで確か「瑞音」と書いた気がするのですが、相関図とか見直したら「瑞菜」になってました。「散りゆく杜の」の中で藤華の侍女・佳乃が「皆は雪姫さまや瑞姫(みずひめ)さまばかりをお褒めになりますけど……」と言った時が名前の出た初めてだったと思われます。
もうひとつ、今回の話は「玻璃」次世代バージョン四作目となりますが、順番としては「散りゆく」よりも「花の祠」よりも前になりますね。それがきちんと分かるような記述を今後入れていこうと思います。混乱していらっしゃる方もおられるかと思いますが、何しろ一話目は説明だけで終わってしまいましたから。
本作の時点では雷史夫婦の子供たちの中で結婚しているのは雪茜だけ。瑞姫のすぐ上の兄(この人が今後跡目になると思われます、春霖が放棄したので)も独り身です。雪姫の惨劇(苦笑)から数年、雷史ママの奮闘もただごとではありません。
まだ「お相手」が登場してないのでそれは今後のお楽しみとして、もうひとつのチェックポイントは瑞菜が父親びいきということでしょうね。よくよく考えると、今まではそう言う子供がいなかったのでとても新鮮に思えてしまいます(雷史、ちょっと可哀想)。これまでの次世代編では陰の薄かった彼が、少しは出番が多くなるかなーと期待したり。やはり、何と言っても当サイトでの初めての作品でしたから、「玻璃」は。それだけに雷史は私にとってかなり思い出深いキャラです。
とりあえず六話見当で始めました。それほど長くはならないと思います(いや、この発言は当てになりませんが)。
ここまで話を盛り上げましたが、次回の更新は草稿の出来ている「願わくば」の方になるのでは……と思います。