足もみは心と体のビタミンi(愛)
足部反射区健康法
脳脊髄液減少症
「気のせい」とか「なまけ病」とか以前いわれていた症状の原因がこの病気のようです。この病気は新しいものではなくすでに1938年には発表されていました。
15年ほど前から脳MRIという検査機械が発明されてから症例の報告が増えたものです。交通事故の後遺症、むち打ち症、慢性疲労症候群、繊維筋痛症などなどの難病とも関連していると言われています。“髄”という字が使われていますが血液を作る骨髄とは全く違います。
 脳と脊髄は無色透明な脳脊髄液で満たされています。血液が身体を循環しているように脳脊髄の周りを循環しています。脳の脈絡叢という毛細血管の塊のような血管で作られています。成人で180mlの脳脊髄液があり、一日に500ml作られ2・3回転した後、静脈に注いで血液と一緒になります。
《低髄液圧症候群》(旧名)
脳と脊髄を衝撃から守るショック・アブソーバーの役割をしている。
【働き】
【減少の原因】
交通事故による外傷、スポーツ外傷、転倒転落による外傷、出産などで脳脊髄液が脳脊髄を覆っているクモ膜の脊髄部分から漏れでて減少したり、脈絡叢での産生が低下したりした場合。
【症状】
いわゆる不定愁訴。疲労感、易疲労、耳鳴り、首肩腰手足の痛み、微熱、動悸、胃腸障害、記憶障害、集中力不足、欝、雨の降る前などに頭痛、めまい、吐き気、だるさの悪化など、病気のデパート状態になります。
【西洋医学的治療法】
ブラッドパッチ法といい、自分の血液を漏れている箇所の硬膜に注入し、その血液が固まることを利用して漏れ出ることを防ぐ療法。
【足もみでの対応】
脊骨の反射区の53頚椎、54胸椎、55腰椎、56仙骨、57尾骨をよく揉む。反射区の広めを揉んで脊髄の周りの筋肉がしっかりと脊骨を支えるようにしてあげる。
 これらの反射区と足裏の15胃、16十二指腸、17膵臓などの内臓の反射区の間の色の塗ってない部位は、背骨の近くの背中の筋肉に対応していますので、この部位も良く揉んでください。
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脳脊髄液の循環図
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