間質性肺炎
人は口や鼻から空気を吸い込んで酸素を吸収していますが、その酸素は
肺胞という肺の最小単位の組織まで運ばれます。
そこでは、毛細血管と接していて毛細血管が体中から運んでくる二酸化炭素と空気中から取り入れた酸素との交換が行われます。
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こうして毛細血管に移された酸素は血管で全身の細胞に届けられ生命が保たれることになります。
間質性肺炎はこの肺胞の薄い壁に炎症が起こり、壁が繊維化して厚くなり、酸素と二酸化炭素の交換が行われにくくなる病気です。
以前は肺線維症という病名が使われていました。
【症状】
息切れ、痰のない咳、ばち指(手足の指の
 末端が太鼓のばちのように太くなる)、
聴診器でマジックテープを剥がすような
 パチパチ・パリパリという音が聞こえる。
【原因】
関節リウマチや多発性皮膚筋炎などの膠
 原病、ほこりやカビ・ペットの毛・羽毛
 などの慢性的な吸入、サプリメントなど
 の過剰な摂取、など。
【西洋医学治療】
ステロイド剤、免疫抑制剤。
【予防】
禁煙、風邪を引かない(人ごみを避ける)、
薬は最小に留める。
【反射区刺激】
14肺と気管支、41胸部リンパ腺、
43胸部・乳房、43のど気管、
44横隔膜、45扁桃腺
これらの反射区の特徴は骨際や骨と骨の間の反射区なので、半分骨に触るようにして、シコリを取り除いてください。
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