一度は行かねばなるまいと思っていました。憧れのあの人に逢うために。
■出発前のあれこれ |
当時、いい年さげてプータローだった私たちは、金はないが時間だけは腐るほどある!てなわけで、かねてより念願のプレミアリーグ&セリエA観戦ツアーを決行することにしました。最初に私たちが目をつけたのは、旅行会社が主催している観戦ツアーに参加することだったのですが、これが日程がハードな上にけっこうなお値段であったため、あっさりと却下。やはり同じ行くなら観光もしたいし、あわよくば練習なんかも観たいよね〜ってことで、大胆にも個人旅行にしてみました。(言っておきますが英会話の能力はふたりとも中学生程度です) ・飛行機代+ホテル代:¥237,050 ・ウィンブルドン×マンUのチケット代:¥4,556 ・現地での食費、交通費、その他:¥150,000ほど(全部は使い切らなかったと思います) |
■チケット入手 |
今回の旅行の最大の難関でした。くわしくはこちらをご覧下さい。 |
■出発日 |
11:45発のJALに乗るため、8:50に難波駅に集合。O’CATで荷物を預けて身軽に空港まで行こう!と張り切っていた私たちでしたが、ここで最初の落とし穴が!荷物チェックの係員に颯爽とJALのチケットをみせたところ、非常に気の毒そうな顔で『すみません、JALは撤退しました』・・・・・そうです、利用客が少ないことで有名なこのO'CATからすでにJALは身を引いた後だったのです。そのことは知っていたはずなのにうっかり失念していたとはよほど浮かれていたのでしょう。しょうがないのでラピートに乗るためスーツケースを引きずり移動。しょっぱなからこれでは先が思いやられますね。 なんとか無事に関西空港に到着し、チェックイン。ところがここでもまたハプニングが!エコノミークラスのチケットで搭乗しようとしたところ、どうやらオーバーブッキングであったらしく格安チケットの紙切れをビジネスクラス様にチェンジしてくれたのです!!!ラッキー!!!気持ち的には転がって喜びたいところでしたが、あからさまに喜ぶのもあれなので『あっそうですか』と余裕な感じでチケットを受け取り、あとはもう後ろも見ずにその場を立ち去りました。(競歩なみの速さ) おかげさまで機内ではビジネスクラスならではのサービスを堪能し、非常に快適に過ごすことができました。 ちなみにお楽しみの機内上映は 『マトリックス』・『13ウォーリアーズ』・『ダブル・ジョパディー』他。 |
■ロンドン到着 |
約12時間でヒースロー空港に到着。これから入国審査に向かうわけですが、ここの審査は世界でも指折りの厳しさとかでかなり緊張しました。とりあえず『sigytseeing/6days』くらいは答えられるようにと口の中で繰り返していたのですが、実際のところは何も聞かれずちょっと拍子抜け。せっかくなんだから、なんか聞いてくれよ!(こたえられないくせにまた)。
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■ロンドン2日目 ロンドン塔〜タワーブリッジ〜SELHURST PARK |
この日は午後から念願のプレミアリーグ観戦です!しかしその前にロンドン観光へ。
まず訪れたのはロンドン塔。ここのジュエル・ハウスはかなり見ごたえありです。衛兵さん(ビフィーター)と一緒に記念撮影したりと早くもロンドンを満喫状態の私たち。ここは観光シーズンはかなり混むらしいのですが、私たちが行ったのはオフシーズンだったせいか、ゆっくりと見て回ることができました。(しかしこの余裕があとで大変なことに・・・) そのあとはタワーブリッジへ。こちらは内部が博物館になっいて見学も可能です。日本語の音声ガイドも用意されているので便利!(ただガイドブックではおすすめとなっていた塔をつなぐ遊歩道からの眺めはたいしたことがなかったです。)この見学ツアー、それなりに楽しいのですがけっこう時間をとられるので時間のない人は要注意です。(まさに私たちがそれだったのですが、この時点ではまだ気がついていなかった・・・) ようやくツアーも終わり、いい加減お腹も減っていたのですが、ちょっと早めにスタジアムへ行った方がいいのでは?てことになり昼抜きで移動することにしました。が!ここで私たちはちょっとした失敗をやらかすことに・・・。素直に電車で行けばよかったのに、なぜか水上バスで移動したのが間違いの始まりでした。
とにかくこの水上バスが遅い!!!どうも観光も兼ねているようで(ガイドブックにはきちんと書いてありました。 読めよちゃんと・・・)テムズ川の両岸にある建物についていちいち説明があったりして、最初はのんきに楽しんでいた私たちでしたが、だんだん時間に余裕がなくなるにつれ、いいから早く行け!と叫びだしそうでした。それでもVICTORIA駅に着いた時点ではまだ15:00の試合開始には充分間に合うハズだったのですが、
電車の切符を買っていざ乗りましょうという時になりはじめて、ところでTHORNTON
HEATH行きの電車は何方面のどのプラットホームから出るわけ?という超基本的なことがわかっていないということに気づき、顔面蒼白に!!(地下鉄感覚でいたのがまちがい) |