■ウィンブルドン×マンチェスター・ユナイテッド

  これまでTVでしか観たことのなかったプレミアリーグのスタジアムはさすがに客席との距離が近く、 とりあえず自分たちの席に着くために階段を一番下まで降りたのですが、その時スローインをしようとしていたネヴィルがすぐそこに!!(いいからさっさと座れ!)

 注)あらかじめ申し上げますが、所詮ミーハー女の観戦レポなので正直、試合内容はほとんど覚えてません・・・。

 すごいわ〜本物だわ〜とドキドキしつつ、ようやく(まったく)自分たちの席へ。(ちゃんと席は残っていました。イタリアではありえない話です)そのままぼっ〜〜と観ている間に、早くも前半戦終了。 ハーフタイムにじっくりとスタジアムを観察したのですが、本当にぎっしりとお客さんが入っていました。 ちょっと不思議だったのがなぜかみなさん後半戦が始まるのを立って待ってるんですね。待ちきれないぜ!てことでしょうか??

 そしてハーフタイムも終わり、ブルース・リーのテーマ曲(死亡遊戯だっけ?)に乗り、両チームの選手が再入場。後半戦開始です。 それにしても感動的なのは、観客の熱心さ!老いも若きも男も女も本当に一生懸命観てます。 特にゴール前のシーンでは、みんないっせいに立ち上がるので、ここで一呼吸でも遅れようもんなら、 せっかくのゴールシーンを見逃すはめに!立ったり座ったり頭抱えたり拍手したりと大忙しですが、 これがかなり楽しかったです。本来黙って試合を観ることができない私たちは、案の定日本語でわぁわぁ言っていたのですが、このやかましい東洋人の女がよほど珍しかったのか、yuka・Bさんの隣に座っていた小学生くらいの兄弟がしきりにこちらを伺っていました(笑)。

この試合、yuka・Bさんのお目当てはベッカム!やはりどう見ても男前で、CKの際に近くまで来たときは興奮を抑えきれないほど!かなり苦労はしたもののやはり来てよかった!と思う瞬間でした。そして私の後ろに座っていた男性が何かに憑かれたよう、『ナイス、ベッカム!!』と繰り返していたのも印象的です。 試合は2−2のドロー。(この試合結果についてもまた一騒動あり) いつも思うことですが試合ってスタジアムで観戦すると本当に驚くほど早いです。なんかもうあっという間に終わった感じでした。(スタジアムに来る行程が長かった分余計に・・・)この後、お約束として写真をパチパチと撮ってから、スタジアムの外で売られていたパンフレットを記念に購入し、朝食を食べたきりのすきっ腹を抱えてホテルに戻りました。(帰り道のなんと早いことか)

↑当時金髪のサラサラヘアーだったベッカムさん。それにしてもみんな体がでかいでかい(笑)。

 ホテルに戻る途中、さすがにお腹が空いていたので中華街で夕食をとることにしました。 お店は『潘記』。かなりの人気店のようで店内は満員御礼状態。少し待ってからようやく席へ。 お味の方は特別素晴らしいわけではないですが、普通に美味しく、とにかく安いのでおすすめです。 お腹も満たされようやく人心地ついたので、先ほどのパンフレットをぱらぱらと見ていると店の人が 『試合観て来たの?』と話しかけてきました。『そうですよ〜〜』と答える私たちに彼は『たしか2-2のドローだよね?』と言うのです。これはまったくの正解なのですが、なぜかこのとき激しい思い違いをしていた私たちは、『ちがうよ!2-3でマンUの勝ちだよ!』とえらそうにぶち上げてしまいました・・・。怪訝な顔をする店員に対し、だってこの目で観てきたんだから!(何を観てたんだか・・・)とあくまで自信満々の私たち。ちなみに自分たちの誤りに気づいたのは日本に帰ってしばらくしてからです・・・。(一体何故こんな思い違いをしたのかいまだにわかりません)


■ロンドン3日目 シャーロック・ホームズ博物館〜マダム・タッソー蝋人形館〜大英博物館
TVアニメの『名探偵ホームズ』が大好きで(名作です)、コナン・ドイルのホームズシリーズを読破した私がロンドンでここだけはどうしても行きたい!と叫んだのが、Baker St.にあるシャーロック・ホームズ博物館です。まず隣接するスーベニアショップでチケットを買い、いざ中へ!狭い階段を上がって行くと、そこはもうホームズワールド!カメラ担当のyuka・Bさんに、あれを撮って!それからこれも!とすばやく指示。もちろんホームズ愛用の椅子にきっちり収まり、記念撮影も忘れません。(この写真今見ても非常に楽しそうで我ながら感心するほどです)

 それにしても英国人の蝋人形好きには驚かされます。 この博物館でも小説のいろいろなシーンが蝋人形で再現されていて、これがけっこうリアル! いくらホームズ好きでも夜ひとりでここにいるのはご勘弁といった光景でした。 さんざん写真を撮って満足したあとは、お約束の記念グッズコーナーへ! しかしあまり欲しいものがなかったので、ポストカードと、ピンバッジだけを買いました。

 その後はやはりここも行っとくか!てことでマダムタッソーの蝋人形館へ。 この日は日曜日だったせいか、入り口には長蛇の列ができていました。寒い中足踏みしながら待つこと約40分ほど。ようやく中に入るとそこはこれでもか!の蝋人形の群!! さっそくロバート・カーライと記念撮影(笑)。この人はわりと似ていると思うのですが、ブラピはちょっとどうでしょうといった感じです。そのあともこれはそっくり!の元F1ドライバーのナイジェル・マンセルやら どこの優男なんだ?といった風情のアイルトン・セナたちと一緒に写真を撮りそれなりに楽しかったのですが、もう一度行きたいか?というとこれはもうはっきりNoといえます。 この後、大英博物館へ行ったのですが、その前に昼食。場所は博物館のすぐ近くだったと思います。 カジュアルな感じのお店(名前忘れてしまいました)で、一度は食べてみたかったフィッシュアンドチップスをオーダー。2人でひとつでも充分の大きさで、とにくおいしくもなくまずくもなくといったところでしょうか。店のウェイトレスの女の人がなかなか親切でよかったです。

大英博物館。 さすがに広かった・・・。この後は特に予定もなかったのでじっくりと観て回ったのですが、かなり疲れました。壺とか、古い食器とか、なんかの破片を軽く一生分は観た気がします。もうお腹いっぱい。 興味がある人にはお宝の山なんでしょうが、絵画は好きだけど彫刻などにはあまり関心がない私たちの感想は『でかいな〜、どうやって運んだんやろ』程度。もったいない話ですな。 それから、ここは入場料は無料ですが、2£程度の寄付をしましょうとのことでした(強制ではありません)。別にポンドでなくてもいいみたいです。気持ちの問題なんで。


自分への土産にこんなものを買ってみました。(高さ4pほど)
夕食はまたも中華街へくりだし、『東海』へ。ここはちょっと高級な感じで美味しかったです。

 

 

 

 

 



■ロンドン4日目 オールドトラフォード

  朝まだ暗いうちにホテルを出てEUSTON駅へ。もちろん朝ご飯抜きなんですが駅に着いたらなんか売ってるだろうという私たちの考えはまったく甘く、結局マンチェスターまでの3時間を、yuka・Bさんの鞄に奇跡的に入っていた、行きの飛行機で配られたJALあられ一袋でしのぐことに・・・。 眠いのとお腹が空いてるのとで、かなりぐらぐらしながらもマンチェスター駅へ到着。 ここからトラムに乗り、オールドトラフォードまでは約15分程度。オールドトラフォードの駅からは、いかに私たちでも迷いようがない一本道です。

 まずはスタジアム・ツアーへ!!ガイドブックでは人気があるので要予約となっていたのですが、空いていれば当日予約でもOKのようです。 ツアーの開始時刻までは、博物館ぽいところを自由に見学できます。 放送が入り一度地下の集合場所へ行き、そこからツアー開始です。 インタビュールームや、選手の控え室、試合前に軽く食事を摂る部屋など、普段見ることのできない世界にウハウハ状態!!!

とくに興奮すべきはココ!ジャクジーですよ!試合が終わったあと、みんなでここに入るのね!と思うともう大変です(笑)。奥の方にはひとり用もあります。せめて浴槽を撫で回したい!と熱望したのですがそんな奴が世界中多数いると思われ、ロープが張られていました・・・(泣)。


緑の芝と赤の座席のコントラストが非常に美しい客席。一度ここで試合が観たい!!芝もゴルフ場のようにキレイでした。


ここから選手が出てくるんですよね! もちろんおさわりポイントですよ〜(笑) スタジアムツアーはここでおしまい。残念。

 

ツアーが終わりやっと本日はじめての食事をスタジアム内の《RED CAFE》にて食べることに。お店の中はユニフォームが飾られていたり、延々と試合のビデオが流れていたりとにぎやかな雰囲気でしたが、このときはほとんど客がいなかったので静かなもんでした。 ここで張り切ってセットメニューを注文したものの、ホテルの朝食と全く同じ・・・(焼いたトマト、マッシュルームの炒めたもの、ベーコン、フライドポテトなどなど) 味もまぁ普通というか、こんなもの不味く作る方がムズカシイだろうといった内容です。 食事のあとはおまちかねの《MEGA STORE》でのお買い物タイムです。 ミラニスタの私は特に欲しいものがないのでぶらぶらと鑑賞するのみでしたが、yuka・Bさんは爆発! 広い店内(ここだけで生活必需品が全部揃うんじゃないかと思うくらい。ホームセンターのマンU版)をくまなく歩き回り、マフラー,ニットキャップ,ポスター,ベッカムのユニを着たクマのぬいぐるみなんかを次々と購入している模様。その間に私はレジの横にFREE!と書かれたCD−ROMを見つけてすばやく3枚(お土産用も含め)GETしときました。(内容は別にたいしたことなかったけど)帰りもきっちり3時間かかり、ちょっとした小旅行ですね、もはや。

 夕食はまたしても中華街へ。さすがに毎日中華では飽きてきたので今日はベトナム料理店へ行こう! となったのですが、入ってみるとそこはベトナム・レストランの看板を掲げた中華レストランでした・・・。 お味の方はまぁまぁだったのですが、とにかく女の店員が無愛想。しかも客が食事している隣のテーブルでは店の主人の孫と思われる小学生くらいの男の子が宿題とかしてるし。家でやれ家で。


■ロンドン5日目 BIG BEN〜バッキンガム宮殿〜ロンドン・アイ

  この日は朝から雨!おまけに風がすごくて傘なんか差しててもほとんど意味なし。 そんな悪天候の中、朝からロンドン観光です。最初はBig Ben。でかいです。風で吹き飛ばされそうになりつつ記念撮影。髪の毛はくちゃくちゃになるわ化粧は落ちるわの最悪な環境で撮ったわりにはなぜか満面の笑顔・・・。お次はバッキンガム宮殿です。衛兵交代パレードがみたかったのですが、残念ながら雨天の場合は行われないようでしかたなくまた記念撮影だけ。つまらんのう・・・と思っていたら馬に乗った衛兵さんの行列が!!いかにも英国!て感じで意味なく嬉しかったです。

 その後、ロンドンではじめてのお買い物です。まずはyuka・Bさんに付き合ってティファニーへ!さすがは一流店、スタッフの応対もよく、機嫌よくお買い物終了。次はやはりロンドンにきたからにはおさえておきたいBurberryへ。店内は広々としていて品揃えも豊富。もう欲しいものだらけなのですが、ミラノダービーのチケットが手に入っていない状態なので気前よくお金を使うわけにいかず、とりあえず見るだけ。しかし、yuka・Bさんは家族へのお土産にと財布をご購入!いつもながら金遣いの荒い女です。

ここまで本当に節制していた私ですが、実はロンドンに来る前からひそかに狙っていたのがこれ!!ホームズのコスプレをしているテディ・ベアです!(他にもウェディングドレスやら警官やらの着せ替えもたくさんありました。)

【イングリッシュ・テディ・ベア・カンパニー】
住所:153 Regent St.W1
TEL:020−7287−3273

日本からもネットで買える模様。(英語ですが)

  昼食はそこらへんですまし、ナショナル・ギャラリーへ。ここも入場料は無料。館内はまたおそろしく広く、何を見て何を見てないんだかもはやわからない状態。あの有名なゴッホのひまわりといえばここに展示されているものをいうらしいのですが、このときはそんなこと知らなかった私たちは『ゴッホ、またひまわり描いてるで。よっぽど好きやねんなぁ』とのんきな感想のみで終わってしまいました・・・。もっとちゃんとみておけばよかったといまさらながら後悔してます。

本日の締めはLondon Eye。巨大観覧車です。ひとつのカプセルに25人だか乗れるらしい。(かなりうろおぼえ)。一周約30分で、ロンドンの街を一望できます。雨だったせいかまったく並ばずに乗れました。

→観覧車の中から撮ったBig Ben。夕方になるとライトアップされてめちゃくちゃキレイでした。

ロンドン最後の夕食は【Hard Rock Cafe London】

メニューは日本でもおなじみのもの。(オニオンリングが大好きvv)

海外でこちらの店に来ると必ず買うのが各国オリジナルのピン。ロンドンではブラック・キャブのピンを買いました。 その他、yuka・Bさんはパジャマを、私は帽子を購入。


←この画像はオープン当時のものです。(写真を撮り忘れたので)


■ロンドン最終日  

  午後の便でミラノへ向かうためあまり時間がなかったのですが、ちょっと頼まれ物をしていたのでアーセナルのスタジアム、Highburyへ行きました。 Highburyってくらいだからと地下鉄のHighbury駅へ向かったのが大間違い。どこにもそれらしい建物が見つからずただ延々と公園なんだか、原っぱなんだかが続くのみ。地図にも載ってないし手がかりといえば『たしか住宅街の中にあったような気がする』という、私のぼんやりとした記憶だけの状態ではまったく埒が明かないので、偶然通りがかった子供づれの女性に道を尋ねたところ、『ごめんなさい。私サッカーに興味ないので分からないわ』・・・。しょうがなく再び歩いて探してみたのですが、結局みつけられずすごすごと戻るハメになりました・・・。

【Highburyへの正しい行き方】地下鉄Piccadilly線のArsenal駅が最寄駅。駅からスタジアムまでは徒歩5分程だそうです・・・。Highbury駅からは徒歩20分程で、利用者も少ないらしい。納得。
それにしても道に迷いすぎです私たち。わざわざロンドンくんだりまで迷いにきたとしか思えないほどですね!

 なんだかんだといろいろありましたが、なんとか無事にロンドンをあとに。これからミラノへ移動です。 今回とにかく旅行代金を安く!とお願いしていたせいでミラノへは寄りたくもないスイス経由で行くことに。パディントン駅でスイス航空のカウンターに荷物を預けいざ出発です。しかしヒースロー空港で一緒になった日本人の団体さんたちはスイスに着いたとたん、みなどこかへ行ってしまい、気がつけばミラノ行きの飛行機に乗っている日本人は私たち二人だけというなんとも心細い状態に。無事にホテルまで辿り着けるのか!!


top   back  next