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週報短文

バックナンバー 2005年5月分


2005年5月29日

「わたしを用いてください」


 5月17日〜20日に、アメリカ・カリフォルニア州・オレンジ郡・レイクフォレストのサドルバック教会で開催された「健康な教会(目的主導型教会・ Purpose Driven Church)カンファレンス2005」に、参加することができました。神に感謝します。
 日本からのツアー参加者は、引率者も含めて約30人でした。大宮教会からは8人、他に各地から牧師・信徒の方々と出会い、交わりを深めることができ幸いでした。カンファレンス参加者は、アメリカ国内と世界各国から3000人ほど(3800人収容の礼拝堂がほぼ満席だった)ではないかと思います。そのうち日本人は約100人だそうです。同時通訳のレシーバーがそのくらい用意されていたとか。ほかに、スペイン語、中国語、ベトナム語、韓国語の通訳が用意されていました。世界各地から、キリストの体なる教会を建て上げようと、志を同じくしている人々が集められていることに興奮を覚えました。
 カンファレンスの内容は、教会の5つの目的と、目的に従って教会を建て上げるプロセスが示されました(「健康な教会のかぎ」(いのちのことば社)、「人生を導く5つの目的」(パーパスドリブンジャパン)に、これらのことが紹介されています。ぜひお読みください)。また、「セレブレイト・リカバリー」という癒しと回復の働きと、サドルバック教会の21世紀のビジョン「ピースプラン」の紹介がありました。他に、「小グループカンファレンス」分科会に参加しました。礼拝堂は大きなスクリーンがあり、講義の中でビデオなどが効果的に使われていました。
 3日目の朝、リック・ウォレン主任牧師がビジョンを述べ、「これから最も危険な祈りをささげます」と招きがありました。それが冒頭の祈りです(「Use me.」)。参加者全員がその場にひざまずいて祈り、「何があっても主に従います」と決意を示しました。わたしも「アーメン!」です。

2005年5月15日

ペンテコステ(聖霊降臨日)


 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、"霊"が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。(使徒言行録2・1〜4)
 本日はペンテコステ(聖霊降臨日)です。クリスマス(降誕日)、イースター(復活日)と共に、教会の大切な祝祭日です。
 「五旬祭」のギリシャ語が「ペンテコステ」です。この語は、もともと50という意味です。
さて御言葉には「激しい風が吹いてくるような」とありますが、「風」とは旧約聖書では神の霊を表わす言葉でした。「霊よ、四方から吹き来れ。霊よ、これらの殺されたものの上に吹きつけよ。そうすれば彼らは生き返る」(エゼキエル37・9)。神の霊が臨むとき、絶望には希望、死には命がもたらされます。
 よみがえりの主イエスの昇天後、主が命じられたとおり、弟子たちはエルサレムに留まっていました。エルサレムとは主の十字架が立ったところです。自分たちがイエスを見捨てて逃げ出した場所。イエスは弟子たちに、そこで耐え、与えられた約束を信じて生きる訓練を課せられました。人間は少し苦しいとすぐその場所を離れます。いざとなれば自分かわいさに他のことはどうでもよくなるのです。主イエスはそれを望みませんでした。ここで待たなければ約束に与れません。弟子たちはエルサレムを離れませんでした。そして、彼らは皆、心を合わせて熱心に祈りました。そこに約束の聖霊は降り、弟子たちは神の力を受けて、主の復活を力強く証しました。そして、イエスを主と信じる者たちの群れ・教会が誕生したのです。
 聖霊は見えない神の働き、神の力です。今・ここに働いてくださる「助け主」。この方を仰ぎ望みます。(参考・「教会生活の四季」より)

2005年5月8日

教会は神の家族

 母の日ファミリー礼拝へようこそ!
 今日は母の日。特に、「母」でいらっしゃる一人ひとりに、主の憐れみと祝福がありますよう、お祈りいたします。
 「教会は神の家族」とよく言います(この場合の教会とは、建物や制度ではなく、キリスト者の群れ、信仰の共同体を指します)。聖書にこう書かれています。
 従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族です。(エフェソ2・19)
 先月28日は、河村昭夫宣教師の聖書のメッセージと証しを聴きました。イギリスのオックスフォードで日本人伝道に励んでおられます。
「海外に来られた日本人の多くは、カルチャーショックを受ける。言葉の壁、文化の違いがある。日本では感じなかったプレッシャーの日々を過ごさなくてはならない。家族友人から遠く離れている。自分もそうだ。しかし、平安をもって生きていける秘訣がある。」と語り、前述の御言葉を示されました。
 日本にいてもイギリスにいても、健やかな時も病む時も、いついかなる場合も平安をもって生きていける秘訣とは、いったい何でしょうか。それは、神の家族となることです。地上の出来事に左右されない神の国の一員になることです。この国にはただ一つの鍵で、いつでもだれでも無条件で入れます。ただ一つの鍵、それは神の愛を受け取る信仰です。
 河村先生を通して、国や文化の違いも超えて、力強く働かれる神を仰がされました。
 わたしたちも先生のように、置かれた所で出会う方々に神の愛を伝えたい。そのためのファミリー礼拝であり、いろいろなプログラム・集会があります。ファミリーキャンプも、もうすぐです(参加・アイデアをお待ちしています)。

2005年5月1日

教会総会を終えて

 先週24日の一般礼拝後、第2回教会総会が開催され、2004年度報告と2005年度計画が承認されました。そして、短い時間ながら意見交換もでき、お一人お一人の思いも聴かせていただけたのは、貴重なことでした。一方、発言を控えた方の思いも大切にしたいです。これらの言葉を携えて、今年度の歩みを進めてまいります。
 今年度の各部の計画と働きにおいて、今までの活動に加えて、特記すべきことがいくつかあります。総務部においては、送迎の働きが備えられました。キリスト者にとって、神礼拝こそ最大の奉仕です。天の父は礼拝者を求めておられる(ヨハネ4・23)。「送迎があれば礼拝に来られる」方々のため、豊かに用いられますように。伝道牧会部においては、秋の特別礼拝(55周年記念礼拝)、仙台青葉荘教会への応援伝道が予定されています。長欠会員の方々への関わりを回復させたく願うと共に、教会を越えての交わりと奉仕に成長させていただきたいものです。アンデレ会には、宛名書き・とりなしの祈り手が加えられました。礼拝教育部は、久しぶりに開催することになったファミリーキャンプ(7月17日〜18日)を担当します。会場は「奥多摩福音の家」になります。そして、クリスマス委員会の招集を担当します。社会広報部は、毎月の西川口だより発行が、容易ならざる奉仕です。毎月忠実に発行されることによって、教会の歩みの記録となります。原稿依頼には、気持ちよく応じましょう。そして教会フェスティバルの招集を担当します。
 これら教会の働きをささえる財務部と教会財政のために、必要が満たされるよう祈り、大胆にささげましょう。神は、惜しまず豊かに蒔く人に、豊かな刈り入れを約束しておられます(コリントU9・6)。
 これらの予定されている活動に、どのような心で取り組むのか。それが活動方針に掲げたことで、「礼拝に生きる」ことです。すべて神の恵みによって働き、栄光を主にお帰しすることです。「主よ、助けてください」「御名があがめられますように」。この祈りをささげつつ、共に歩みましょう。


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