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Discus syndrome
太陽が顔を出し、水の中にも少し明るさが戻るとディスカスの時間。
小さな支流の合流地には、白い水と茶色の水が、せめぎあって流れ
雨季の間、子育てに夢中だったディスカスたちも大量に発生するプランクトンを求めて、三々五々集まってくる。
無心にエサを食べていた彼らも、日が昇ると急に喰いが落ち、これからは昼行性の魚の時間。
ディスカスたちは、岩場や絡んだ木の根の間に、身を潜める。
それでも、また日が落ちれば、彼らの時間がやってきて、ディスカスたちのつぶやきが、頭の中いっぱいに広がって
今夜も、私はディスカスの夢をみる・・・・
ディスカス症候群
崎山 幸 |
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