Crazy Edges を振り返って



本当は、このCrazy Edgesが、Live my Place!より先に上演される予定でした。
しかし、諸処の事情により、ズレ込むハメに、、、、。
(※詳しくは、ここ を読んで下さい。野外でこれはねえだろ、みたいな事です。)

一回やってみたかったんですよね。ラブストーリーってやつを。
ちなみに、うちの劇団で考えると、当時、男優が、谷屋・水本・松枝。
女優が川上・室田、、、、、、、、、、。


谷屋と川上のコンビ以外でラブストーリーは考えられません。



松枝と室田とか、ある意味おもしろいですが、、、、。

というわけで、この二人がメイン。決まり。
僕としては、素敵なラブストーリー、っていうより、恋愛というものが僕らの生活に何を与えるモノなのか、って考えたかったんですね。

『恋愛は、僕を変える、チェンジさせるステキブツ』っていうテーマを僕の中で設けて、挑みました。


恋愛は、赤い糸!
てなわけで、ポイントは、ライン! 糸だ!

そうだ、世界観はネットワークだ!

安直!!!


僕らの世界には、ややこしい人間関係とかが、僕を鎖のように絡めているわけで。
ネットワーク世界ってのは、それがスムーズな状態の象徴。
だから、僕はよりスムーズな関係を築けるネット世界に没頭して、、、、。
でも、恋愛ってのは、そのややこしい鎖を糸をぶった切れる程に素晴らしく、、、、。

何だか、観念は、旗揚げのBaku-桃太郎にも似てますね。

先にも書きましたが、僕が恋愛をどう捉えるかが大切なので、絶対的に主観をおいた主人公で話は展開。
戯曲も全てが、主人公の一人称で書かれるという、一大事。
谷屋君は、他の共演者より7倍程の莫大なセリフとキッカケに挑みました。
おかげで、谷屋君の体重が本番前と後で3キロは違うとか、どうとか。
また、ヒロインの川上さんは初めて女の子? を熱演。

ただ、会場の規模的に、描いていたモノが完成できたかどうかに関しては疑問が残ります。
それだけ、作家として、自分のお気に入り作品なんです。
だから、正直、凄い、悔いが残ってます。
僕的には、間違いなく、再演したい作品、ナンバー1です。
もっと大きなホールで、お金をかけてやりたいです。

病的よりも、カプセルよりも! クレイジー!!


はい、もう一回いいますよ。

病的よりも、カプセルよりも! クレイジー!!



僕だけで上演する決定をくだす事は出来ませんが、皆さん、アンケートがあったら、『クレイジー見たい』って書いて下さい。
ていうか、絶対やります。お楽しみに。


ちなみに、登場人物の名前は、ネットワークに関する名前から来ています。

プルト = プロトコル(規則)から
リーン = line を読み方を変えて。決して「リーンの翼」からとったわけではありません。

ロック = カギをする、ロックする、という所から。
フェン = フェーン現象、、、違う! 情報(information)から。
トネガワ = ネット を読み方を変えて
ムネヤマ = ドメインネーム とかの「ネーム」から
ジャン = 僕の母の名前が「ジュンコ」だから、、、(笑)嘘です。アドレスの日本を表す jp(ジャパン) から。
エイブ = WEB(ウェブ)を組み換えて
ロードン = ダウンロードから
ブロンド = ブロード・バンドから
ウィル = ウィルスから

て感じです。どうです? 誰も気付かないだろうなあ。

そういや、この公演から、熊本早百合と秋葉勇人が正式に団員になりました。
そういう意味でも、思い出深いですね。

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