『嗚呼、my 名盤!』 その1
RCサクセション “シングルマン”
僕と“シングルマン”との出会いは二十才の12月までさかのぼる。
その当時、僕には好きだったひとがいた。そのひとは同い年で
ギャルバン(死語!)でVo&Guをやっていた。そのクリスマス前の
確か21日に、柄にもなくコクった僕に対して、そのひとは、
こんな素晴らしい(?)言葉で僕をふったのだ。
「〜君はサンタだから、私ひとりじゃなくてみんなに愛をあげなきゃ
いけないの。」と。そんな彼女が「聴いた方がいいよ。」と言って
オススメだったのが、RCの“スローバラード”だった。
そして、案の定ひとりぼっちの24日の夜、偶然にもラジオから流れてきた
のが、この“スローバラード”だったのだ。涙があふれてとまらなかった。
翌25日、バイトの帰りに西船橋(千葉県です!)のアップル(おばあちゃんが
やってたレコード屋、今でもあるのかなあ?)に立ち寄ったところ、ついに
出会ってしまったのだ、この“シングルマン”に。
その日以来、“シングルマン”そして、RCサクセションは僕の心の
中からはなれなくなってしまったんだ。アルバム“シングルマン”は、
“スローバラード”だけじゃなく名曲揃いだ。ブレイク後もいいけど
この頃のRC、僕は好きだなあ〜。皆さんも是非聴いてみてください。
PS:ロビンちゃん、お元気ですか。イカ天キングの彼もお元気ですか。