BHO 12/21




公演名:Kyosuke Himuro Tour 2000 "BEAT HAZE ODYSSEY"
 ・日程 :12月21日(木)18:30開演(ホール会場最終日)
 ・会場 :名古屋国際会議場センチュリーホール(収容数:3,012)


◆名古屋公演(12/21)セットリスト
 1.bringing da noise
 2.SLEEPLESS NIGHT 〜眠れない夜のために〜
 3.LOVE&GAME
 4.DRIVE
 5.LOST WEEKEND
 6.幻想と真実
 7.LOVER'S DAY
 8.Silent Blue
 9.Girl's Be Glamorous
 10.DEMENTIA(Steve Stevensソロ)
 11.STAY
 12.NATIVE STRANGER
 13.ジェラシーを眠らせて
 14.NO MORE FICTION
 15.WILD AT NIGHT
 16.TASTE OF MONEY
 17.ANGEL

 アンコール1
 18.GONNA BE ROGUE?
 19.SEX&CLASH&ROCK'N'ROLL

 アンコール2
 20.SUMMER GAME
 21.SHAKE THE FAKE


◆ツアーメンバー
 Guitar :Steve Stevens
 Guitar :本田毅
 Bass  :西山史晃
 Drums  :田中一光
 Keyboard:ホッピー神山


◆名古屋公演(12/21)ライブレポート
なぜかこのツアーは名古屋に2回だけなのが4回になりました。今回はその中の12月21日(木)の一回だけ行きました。本当は二回連続行きたかったのですがいかんせん学生な者でお金が足りず・・・まさに「ていすとおぶまね〜」。まさか名古屋に一年間で四回も来るとは思わなかったのが本音です。二回連続ならなんとか10月は行けたのですが、今回は予想外のことだったので最終日のみに絞りました。


今回はやっと「一階席」に座ることに成功しました。といってもなぜか右端に偏っていましたが。それでも以前の二階席に比べて氷室さんに接近した距離は5〜6m縮みました。(おおよそ)ついに大きな氷室さんを見ることに成功しましたね。二階からでは小さい氷室さんでしかみれないのです。やっぱり格好いいですね〜。

自分は本田さん側の右側でしたのでステレオタイプではなくモノラルで聴いていたようなものでした。ゆえに音のバランスは自分ではわかりません。この日はツアーの中でホールでの公演は最終日だったらしく何度も「ホール最終日に名古屋にして良かったぜ」とのありがたいコメントを頂きまし た。うれしいことです。


さて、本日はバラード関係を早めにやったなという感じがしました。「幻想と真実」は前回も早い段階でしましたが、次に早くもLOVER'S DAYをしてるのです。そしてギターソロを終了したら最後まで一気に突っ走ってますね。案の定、コンサート後は喉がカラカラになってしまいました。

今日氷室さんは以前と違ってMCは少なめでしたが、かなり気合が入ってたのじゃないかなと思いました。というのも曲のところどころで声に力をいれてるのがはっきりしてたからです。やけにボーカルの声がノッてるなと思えるくらいに。


今回気になった曲はいっぱいありますがピックアップするのは「Silent Blue」ですね。「ジーザスでも〜」の所が「自分たちで決めるしかないぜ〜」と変わってた所です。前向きなことを歌うところが氷室さんらしいかなっと思いました。

次は「Girls〜」についてです。これは今回思いっきりそろっていたと思います。曲を始める前に「CM見た?」と氷室さんが言ってから始まりました。しかし、やはり「SAY」「No」という場所は少しばらつきがありました。6:4の割合で(?)SAYを言ってる人が多かったような感じです。けれどもそろってたからいいかと勝手に思ってます。

さて噂の「STAY」。イントロは正直聴いてみたらわかりませんでした。「ジャジャ―ン」という所でわかりました。曲自体は好きですが少し原曲とは違いギターがAメロBメロではそんなに弾いておらずCDで聴くほうが自分としては好きなのでライブ向けではないと一人で思ってました。けれどやってくれて嬉しいなと矛盾した感情をもっています。

例のANGELのマイク立てでは「今お前に〜」と歌詞の通りに歌い勢い良くすぐに胸にマイクを立てました。今まではマイク立てるか歌うかどっちかしか見たことがなく、両方含めてやるのを見て「もう死んでもいい」と自己陶酔に至りました(笑)。それくらい今日はよかったなと思ってます。

新曲はサウンド的には好みですが「yeah!」と思いっきりその繰り返しが多かったのでみんなで盛り上がる曲なのかなというイメージを持ってます。まだ一回しか聴いてないので上手く説明できませんが。コンサート終了後に流れたもう一つの新曲であるバラード曲がいいなっと思いました。早くジックリ聴きたいです。


今回のツアーはみんなで掛け声を出しまくる曲が多く最後の「Shake The Fake」までやったわけですが、最後のサマーゲームに入るときに「まさかこの冬にやるわけないよな」と言った隣の友人の想いを見事に裏切って、「みんな、熱いよな!」と言った氷室さんのセリフに「イエーイ!!」と返事をしていました(笑)前は氷室さん、恐縮して「この時期にやるのは・・・。」と言ってましたが今回は勢いよくこの曲に入りました。この時の盛り上がりが半端じゃなかったです。


残念なことにアコースティックのアンコールはなかったのが辛いところでした。「Still The One」がまたもや聴けず無念・・・。でも氷室さん的には全部勢い良くいっちゃえと思って選曲をしてくれて、またホールじゃ最後だから徹底的に盛り上がろうとしてくれたんだなと思ってます。

それにしても今日の氷室さんは歌う所が無いところでもみんなに向かって「yeah!」を繰り返して名古屋のみんなもそれに続いてコブシを上げて盛り上がりました。氷室さんのノッてる気持ちがすごい感じられましたよ。そんな感じで盛り上がった名古屋ですがここで少しこぼれ話。


<其の一、光線銃。>
スティーブが曲のときに使ってるのが見られますが普通マイクスタンドに引っ掛けて置いてますね。最後に使う「TASTE of MONEY」になると舞台袖に投げます。座席が右端にいたので今回その舞台袖が見えた結果、その光線銃を受け取ってる人がいます。落としたら大変みたいで体全体で受け止めてる感じがしました。ジャンプしていましたから。受け取る人も一生懸命だなあとふと思いました。


<其の二、マイクスタンド>
ギターの本田さんはコーラスしてますね。そのコーラスをしようとしてマイクに近づいていったときたまたまマイクが本田さんの口よりも高く上がっていて(多分頭ぐらいにあったと思います)「コーラスできねぇ」といったしまったという表情をしてました。その時氷室さんがたまたま後ろを向いていてそれに気づくとすぐにマイクを下におろしてくれました。

結果本田さんはホッとしたようなテレてるような顔をしていました。(お互いにニヤっとしてたような・・・?)アイコンタクトがここでも発揮されてて(?)メンバーの意思疎通が上手くできてるなとサッカーの監督のような気持ちになりました(笑)。


<其の三、赤ん坊?>
曲と曲との合間に少しだけシーンとなるときがあったのです。その時後ろから赤ちゃんの鳴き声が・・・?多分赤ちゃんは年齢制限に引っかかると思うのでそれはないから子供かなと思います。高校生、社会人、そして結婚して子供までコンサートにくるという層が広いファンをもつ氷室さん。

あとファンクラブのBBSで見たのですが一列目に妊婦さんがいて氷室さんがお腹に触ってたそうです。後ろから見ると一列目に確かに氷室さんがちょっかいだしてる時があったのですがそんな事情があったみたいです。

ちなみにその時の会場の声は心なしか女性の声が大きかったと思います(笑)。「あー!」と言ってましたから。そのときは何がなんだかわかりませんでしたが女性から見るとすごい嫉妬みたいなものがあったのでしょうか・・・?(笑)でもこういう事情を知ると氷室さんの性格をわかって納得してくれますよね、むしろより好きになってくれるでしょう。


<其の四、ホッピ―さん。>
タンバリンを扱わせるのがお上手なホッピ―さん。思いっきり上に飛ばし てたたいたり、またDEMENTIAで不思議な音をかもしだしてますね。今回目を奪われたのは「SEX〜」の曲の合間でメンバー紹介するときの彼の行った「ソロ演奏」はなにやら怪しげな「アンテナ」を持ち出してその棒のまわりに手をかざして妙な音と演技をしてました。なぜが客席からは「クスクス」との笑い声。あの楽器はなんだろう・・・?、欲しいな・・・・。これはコンサート行った人じゃないとわかりづらいかもしれません。


こぼれ話はこんなもんです。以上でレポートは終わります。