GAN 2014/05/11




公演名:Kyosuke Himuro 25th Anniversary TOUR
"GREATEST ANTHOLOGY -NAKED-"
・日程 : 5月11日(日)17:30開演
・会場 : 本多の森ホール(収容数:1,707)


◆石川公演(5/11)セットリスト
 1.BANG THE BEAT
 2.Doppelganger
 3.PARACHUTE
 4.WILD AT NIGHT
 5.Girls Be Glamorous
 6.COOL
 7.CALLLING
 8.たどりついたらいつも雨ふり
 9.TRUE BELIEVER
 10.IF YOU WANT
 11.魂を抱いてくれ
 12.STRANGER
 13.ONE LIFE
 14.IN THE NUDE -EVEN NOT IN THE MOOD-
 15.WARRIORS 
 16.Weekend Shuffle
 17.LOVE&GAME
 18.DRIVE
 19.WILD ROMANCE

 アンコール1
 20.North Of Eden
 21.The Sun Also Rises
 22.KISS ME

 アンコール2
 23.Jealousyを眠らせて
 24.SUMMER GAME
 25.ANGEL


◆ツアーメンバー
 Guitar  :本田毅
 Guitar  :YUKIHIDE TAKIYAMA
 Bass   :西山史晃
 Drums  :Charlie Paxson
 Keyboard:大島俊一
 Manipulator:中野哲靖


◆石川公演(5/11)レポート
一言にすると、今回は本田祭りやでっ!と言う感じの石川公演だったと言えます、結論的に。ああ、皆さん御機嫌よう。いきなりな発言は戸惑いますよね・・・一年半振りの氷室ライブはどんなテンションで書けばよいか戸惑いますよね、作者的に。ちなみに石川公演は2010年12月に行われて以来なので、三年五か月振りとなります。


最初からベスト盤を中心としたツアーであることは明白であり、よけいな暴威曲さえ入れなければ、安定したライブになる筈なので問題ありませんでした。50歳記念と前回のカウントダウンライブ、長期間にわたる暴威曲が入り辟易してましたので、逆に新鮮さを感じられるほどのものでした。何度も言いますが、自分は暴威でなく氷室ファン(ソロ)なものでして。先に感想言いますと、とっても良かったライブでした。


***


まずは恒例の座席から。自分はファンクラブに入会してますので、先行予約をしており昨年10月購入です。それで5月に参戦してるから、先行するにも程があるような気がせんでもありませんが、だからといって良席とは限りません。隅っこだったり、二階席というのもあり、非常にランダムです。んで、今回の席は、前から4列目の右端です。


ステージ
                     



電子チケットでしたので、座席がわかるのは三日前です。自分は小さい会場だからどこでもいいやと思ってたら、きましたよ氷室視野限界圏内に平成のラッキーボーイ(自称)ことシンドが。

※氷室視野限界圏内とは氷室さんがファンの顔認識できる距離。ただし気分しだいで変わるので計測値は曖昧である。

でもですね、目の前にスピーカーがある所でして、音響バランスは右寄りです。11年前にも似たような席をあてたことありますが、ライブ後耳鳴りがしばらく無くならない現象が起こる席でもあります(実際、寝るまでずっと響いてた)。でも、氷室さんのへこんだ頬やしわをみることができる距離なので、そんなん大した事ではありません。


ライブが終わるまで二時間ちょいの間、氷室さんと目と鼻の先って感じで嬉しかったです。もうガン見ですよ。もうお前を離さない、53歳のおっさんをじっとそう見つめてたんだよ・・・と言うと、ファンの方以外なら誤解を受けそうな感じです。そこらへんの細かい話はレポでご確認をば。やはり地元のチケットは座席相性良いのかしら?


***


17時25分、古めかしい音で「ブー」と館内に流れた。瞬間、観客は立ち上がり「氷室ー!」という歓声を発した。池の鯉よろしく、統制のとれた手拍子がこだまする。そして照明が落とされると一段と声量があがり、熱気を帯びてくる。盛り上げるような打ち込み音が流れ、バンドメンバーのシルエットが浮かぶ。興奮する観衆。そして満を持して現れるは氷室京介。そこで作者であるシンドのタガが外れ吼える。


「ヒムロー!!くぁwせdrftgyふじこlp!!」


書き出しを小説っぽくしてみましたが如何でしょうか。自分は前列なだけあってハイテンションです。一発目はバンザビー。ノリの良い曲で攻めてきます。実は私、曲より氷室さんの格好に驚きました。いつもだったら皮パンにそれっぽいワイルドなロック調の服ですが、今回はスーツジャケットでやたらスタイリッシュでした。近距離なせいか、「氷室さん、細っ!」と唸りました。あとマフラー(薄手の黒)みたいのをしてました。首に巻きつけず、かけるだけな感じです。


後は胸にキラキラしたお飾りをつけ、6万5千円位の皮パン着てました。ちなみにこの皮パン、期間限定で公式HPで販売したところ瞬殺で売り切れとなり、再販しても、再々販しても売り切れだったそうです。さすが氷室ファン、お金持ってるわー(棒読み)。自分、持ってないわー(切実)。典型的な日本人である自分には皮パンは似合わないわー(悲劇)。


氷室さんの立ち位置から近くありますが、実はそれよりも近くにいる人がいます。それはギターの本田さん。文字通り目の前です。どういう風にギター弾いてるか、いつギター交換してるか、どのようにリズムとってるか・・・それがめっさわかります、というか「本田さん、こんなに小さかったっけ?」と今更ながらの再確認ができました。おや、だれかがドアを叩いてる。こんな夜更けに誰だろう・・・。


訂正します。本田さんは角度的に小柄に見えただけのようです(殴られた痕をさすりながら)。その件についてはもう話す事はありません。近い分、バンザビーの時にはサビ部分も口ずさんでたり、がおーという風に口を大きく開けたパフォーマンスを披露してくれました。中を見ると、結構歯並び良かったですし、口の中ピンク色でした(当たり前です)。氷室さんは暗くて黒っぽいのばっかりしか見れなかったのですが。


二曲目は活きの良いドッペルです。個人的にこのイントロギター好きです。ここでもやはり本田さんギターです。ちなみにゆっきーはメインギターのようですが、小さい音で聞こえるので印象に残ってません。たまに来たけどやっぱり残ってないです。ギターソロ時でも本田さんのギターが大きいので、彼の独壇場なのですこの席は(笑)。じっくり見ててわかりますが、弾き方うまいですわ。プロですから当たり前ですけど、丁寧に弾き細かいところきちんとテクニックいれてるので勉強になります。


そいで三曲目のパラシュートに入る前には、恒例の氷室さんの挨拶とご当地名+ベイベーが来ます。ここでは石川なので金沢ベイベーです。石川より金沢のほうが良いのでしょうか。ちなみに氷室さんこちら側に来まして、自分と目、合せましたよ。絶対俺の見たよ。会いたいならいつでも声をかけてくれれば・・・もう・・・もうやっべーっす(私の頭が)。


そしてここでも注目は本田さんです。パラシュートではギター結構サボってました。ギターソロのところはゆっきーに任せて、自分は腕をイエイイエイとあげとるのです。あれ、弾かなくて良いの?とドキッとしましたけど、カウントダウンでゆっきーがそれしてましたね。恒例なのかしら。でも公演通じて、この人今日前にですぎなような気がしてなりませんでした。


んで、前半戦にもってくることあるから油断できないワイルドな夜と、聴く人を選ぶガルビー。前列でなくとも否応なしに盛り上がりますね。とりあえず声だしとけみたいな感じでやりました。ガルビーは会場後方みたら結構みなさん合わせてましたね。何年も経った曲とはいえ、ベスト盤にも入ってなかったのによくぞ対応したものです。ちゃんと西山さんが前に来て、西山スクワットしてくれたので、これも良かったです(帽子姿がオシャレでした)。


本田さんのギター交換もして来たるは「COOL」。このサビ部分でクールクールクールって部分があるのですけど、氷室さんここ歌ったあとでニヤリと笑ってました。二回程。何か可笑しかったのですかね?確かに観客全員が大声でクールクールと叫ぶのは、一体何がクールなんだろうと思わなくもないです。あと本田さんのギターソロのあたりで、氷室さんが中腰になって彼に向って手拍子してました。場を盛り上げる時に氷室さんは手拍子をよくするのですが、なぜか中腰。なんか「あんよは上手」「動物を誘う」ような情景が浮かんでしまい、自分も何故かニヤリとしてしまいました。やっぱりこれもクールなのでしょうか。


そいで続くはCALLINGもやはり本田さんから始まります。残響音かかったエフェクトが印象的ですが、綺麗に出しますね。ギター交換して次の曲での「雨降り」でもそうでした。丁寧な音出してくれるのでうっとりするかたも多いと思います。実際に「雨降り」では手拍子もなく静かにきいてました。


話前後しますが、「雨降り」に入る前に氷室さんのMCがありました。簡潔にいいますと以下の点です。

・金沢は父の生まれ故郷で自分のDNA発祥の地
・今回はベスト盤のツアーで、じっくりゆっくり楽しんで欲しい

故郷ネタは鉄板なせいか観客も比較的慣れた感じでの対応でした。リピーター多いでしょうから、もう周知済みレベルですね。


「TRUE BELIEVER」はマイフェバリットの曲です。イントロ聴くだけで半泣き状態になるレベルでしたが、最近よくしてくれてるので冷静に聴けるようになりました(笑)。じっくりゆっくり聴いてると気になったのは氷室さんの声。サビの部分の「終わらない〜」「無くせない〜」といった「い」の部分の発音が無理してだしてるとはいいませんが、微妙な感じの「い」でした。


これは個人的なもので、悪いとかそういうのではなく、メロディーの流れとしては異質な発音だったような気がしただけです。力入れ過ぎな感じとも思えないのですけど、まあライブならではのものかなと。そして本田さんギターをアコギにして復興支援曲に。イントロ歌い切ったら氷室さん、舞台そで(多分中野さん)に向けて小指を上にあげて合図を送ってました。色々と調節はしているようです。


この曲で印象的だったのは照明です。AメロBメロサビという状況にあわせて色を変えていったのですが、最初は夕焼けっぽく、そして橙色のようになり、サビで氷室さんに白色のスポット攻撃。単なる白でなくて、ぼんやりとした柔らかな白でしたので、機微に富んだ演出でした。今回は前列ということもあり、全体の照明演出はみれませんでしたが、バラード系は通常より集中してる分把握できました。


そして一番大好きな曲である「魂を抱いてくれ」。本田さんもギター換える勢いです。氷室さんが歌ってる途中で、袖をなおす仕草も一段と格好良く見えます。このギターソロも好きなのですが、残念ながら本田さんが弾いてなかったので小さ目でした。それにしてもこの曲歌う氷室さんの声が色っぽい。前回は弾き語りでそれはそれでよかったですけど、フルセットのがやっぱり良い。


そして本田さんがギターを換えながら、サンキューありがとうから始まった氷室さんのMC。ストレンの由来について説明をしてました。周知のネタですが、夢見る事ができない自分はどうすればいい?という手紙をもらって作成した曲です。暴威とは違うのを2曲(他は多分アルジャーノン)の一つで、自分が偉そうに夢見る事が言ってきたけど、マルチタスクできないような奴ら向けたものといって、長めの説明から入りました。今までは夢を見れない奴らの為にといってただけなのですが。


ちなみにこの曲のコーラスは西山さん。暴威の曲のコーラスしかやってなかったと思ったのですが、意外とちょいちょいやってますね。そいで本田さんのギター交換してはいるは新曲「ONE LIFE」。私も乗っているフォルクスワーゲン(ヴォルクスっていうと笑われるよbyマイ体験談)のCM曲。氷室さんが朝の三時に登山して写真撮影してる奴です。


自分としてはCG合成したような感じだなと思ってたのですが、きちんと阿蘇山に登ってたのですね(FC会報より)。あんな薄着っぽいので山登るのはおかしいと思いましたが、撮影だしねえ。CMでサビを聴いたレベルとは比べ物にならない位よい曲でした。現時点ではCD販売してませんが、ライブで聴いた方がいいタイプです(着うたはあるけど)。迫力あるサウンドで、ギターも高速で弾きまくってました。


意外と盛り上がったのはヌード→ウオリヤーの流れ。似たようなサウンド感があったせいか、繋がりがうまかったような気がします。そのままヒートアップするかと思いきや、シャッホーで微妙なテンポでズレが生じたような気がしました。まあ、本田さんのガオー顔が見れたので良しとします。ラブゲはリメイクされた中野版でなく、従来の奴です。掛け合いのところは従来の奴のほうが盛り上がりますね。あ、ここで氷室水も投げてました。


ドライブ中(運転ではない)にやるようになったのはメンバー紹介。前回のカウントダウンライブでも見ましたが、わかりづらいですよねこの曲で紹介するの。一応それぞれのソロ弾いてるのですが、目まぐるしい感じがするのです。ちなみに西山→YT→本田→大島→チャーリーの順で、中野さんは飛ばしです。うん、それはなんとなくわかってた。


ラストはワイロマ。かなり定着してきた人気曲です。ここでやはり本田さんもギターを交換して臨みます。ちなみにYTさんがギターソロ弾いてた部分はさぼって観客と一緒にオイ!オイ!と腕を振りかざしていました。まあ、ここはそこまで弾く必要性はないような気がしなくもないですが・・・今日仕事してますか?と聞きたくなりました。ついでに西山スクワットならぬ本田さんもスクワットをやってました。今日は調子いい感じでしたよ、彼。


***


アンコールは豪華二部編成です。一回目は曲名からすると、北の楽園で夜明けの口づけをという設定です。それを反映(?)しての氷室さんの衣装替えでした。紅い感じの服でキラキラガラスが散りばめられてました。これらの曲では、ツアー初披露のエデンに痺れました。掛け合いとかそんなのでなく、黙ってロックを聴け!と言わんばかりの曲です。シンプルなのに重厚なサウンド、神経使ったであろうイントロの氷室さんの声、予想外だった大島さんのピアノです。原曲でも使われてますが、ライブだとはっきり聴こえるので格好良かったです。


ブラッディームーンもして欲しかったのですが、残念ながらリストから外れましたけど、こういう聴かすロックというのが出てきたので楽しいです。本田さんのギターも換えて臨んだサンライズも同様でした。ちょっとポップかなと思いましたが、聴き心地がとてもよかったです。キスミーは当然のことながら本田さんがソロを務めるので、これまたギター換えてやってくれました。


二回目はツアーTシャツに着替えた氷室さんが登場して、ちょいと長めのMCから始まりました。かいつまむと大体以下の感じです。何故か父親の話がベースになってますが、ご当地ネタなのかなと。


・金沢生まれの父、大阪から群馬へ。お見合い?して母と結婚
・父は「俺は火の玉」と言ってたけど、俺は線香花火にしか見えない
・父からは、格好悪くても母(家族?)を大事にする大切さを学んだ
・と、母の日なのに父の話をしてしまった(ここ笑いです)
・25周年だから25本のライブ予定が倍の50本近くになった
・バンドメンバーを一人ずつ呼ぶ(○年の付き合いとか言いながら)
・チャーリー、YT、西山、本田、大島さんの順番
・大島さんには特に無口、スタジオで譜面ひらいて弾いて帰るだけと言う
・最後はルパンの石川五ェ門みたい、十三代目大島との言いよう


あとびっくりしたのが、「松任って知ってる?」と言い、父系の先祖がその葬儀場(催事場?)にいるんだけど、過密スケジュールで寄れないから手をあわせといてと軽く観客にお願いした件ですね。今では市が合併して白山市となり、その名称は駅くらいしか残っておらず、氷室さんの口からそれがでるのは驚きでしたので、一瞬ぽかんとしました(会場もそんな感じ)


そんな感じでジェラシー、サマゲ、エンジェルでいつもの如くのパターンです。氷室さんは胸にマイクを当ててから、エンジェルして、途中でも胸当てするという予定通りの対応でございます。そんな中、やはり注目は本田さんですよ。ジェラシーでは「シーツの・・・」に入る前のピッキングハーモニクス(キーンと音だすとこ)では恒例のガオーを吠えてましたし、サマゲに至っては、禁漁区である大島さんのコーナーに入り込みました。


「大島ちゃ〜ん、お邪魔します」
「毅さん、今いいとこなんすよ。勘弁してください」
「そういうなよ」
「そこ弾くんで邪魔ですよ」
「どかないよ(はぁと)」
「まったくこの人は・・・」


という風に(多分)、大島さんとキーボードの間に挟まった本田さんの前に手を伸ばしながら、笑顔で演奏してました。大島さんの笑顔みるの案外初めてかもしれません。いっつも真剣な顔しか見てないので新鮮でした。あとついでに言いますと、大島さんの立ちながら演奏する形はガニ股が基本でした。ほらキーボードコーナーは右側の台上にあるせいか、上半身よりもキーボードスタンド越しに見える下半身が良く見えるのです。


形で言いますと、「∩」です。ずっしり安定感のある安産型です。氷室さんや西山さんは「∧」、本田さんは「||」でしょうか。チャーリーは座ってるし、ゆっきーは良く見えなかったので不明です。皆様も見る機会がございましたら、一度ご確認のほどよろしくお願いします。


***


満遍なく見ましたので、このあたりでまとめに入りましょう。今回はベストアルバムツアーということなので、選曲についてはこんなもんでしょう。シングル曲に偏らないよう、アルバム曲からもちょいちょいと入っていますし、新曲ワンライフ、エデン、サンライズと適度に入れ込んでます。雨ふりといったレアな曲もしてくれたので、バランスとしては良い方ではないでしょうか。


セットリストをみると、本編である1〜19曲を逆順に演奏しても違和感あまりなさげな気がする安定感があります。前半戦はしっかり汗をかかすようにし、徐々にクールダウンに持っていって、最後にどかーんという黄金律をきちんとこなすあたりがベテランです。バラード大好きな自分としては、自分好みの選曲でしたね。


「LOVESONG」を期待してましたが、まさかの雨ふりがきました。これ幕張ライブ以来でびっくりでした。そしてビリーバー、IFに続くはマイベストソングの「魂を抱いてくれ」。何この流れ。もうシンちゃん喜びにあふれております。近距離で歌う氷室さんが見れた上に、好きな曲やってくれるとたまりませんな。照明もしっとりとしたいい感じでしたので、よい雰囲気でした。


新旧の曲やってくれたせいか、アンコール2(正確にはKISSMEから)の三曲が少し浮いていました。つまりサウンドが軽く感じられたのです。まあ80〜90年代のものなので、前半戦の21世紀に作られた曲と比較するとそうなっちゃいますね。本編がそれなりに最近の曲続きだったせいか、やっぱり違うなとわかりました。でもまとまりが無いわけでなく、新旧混合の25年の歴史を感じられた素敵なライブだったと思うのです。


25年もやってれば、曲に変化や違いがあるの当然です。1998年に初めて参戦したONSツアーから、16年間飽きもせずに自分も何回も参戦し続けた経緯を振り返る意味でも、まとめて聴くことができたのは良かったのかもしれません。以上の事から、今回のライブはとても楽しかったです。でも20周年記念ライブ同様、締めがジェラシ→サマゲ→エンジェルという構成をやるのは如何なものかと思います(笑)。マンネリといわれても仕方ない。


座席上氷室さんに近い事、これが本当に運がよかったです。DVDや遠くから見てる分には、二次元の人のような感じなので、近くでみると立体的に見えるので「本当に生きているんだ・・・」と思いました。いやマジで。近くにいられた分、細かい仕草や足のリズム、ステップなどよく見れたのが素敵。本当によく動く方で、切れ味半端ねッスと唸る程です。


そして特に注目すべきは本田さんでしたね。検索したら29件もでましたよ。氷室さんが近くにいるからじっくり見れるなと思いきや、何時の間にやら本田さんに目を奪われました(笑)。ギター交換も何度もしてるんで、ついついカウントしてしまいましたが、気づいた分しかしてませんので、実際はもっと多いと思う。氷室さんを見に行ったのですが、どうしてこうなった。


***


〈こぼれ話1〉
ツアーで楽しみなのはトランポです。それを写真に収めたかったのですが、ここの駐車場は狭い上に出入り禁止とされてました。以前できたのに残念です。警備員は撮影できますよという場所は以下のスポットです。

これだけ

ぎっしり

上がかろうじて見えるレベル。これで撮影OKて何?いっそ裏の屋根伝っていこうかと思いましたが、転落して公演中止になるとやばいのでグッとこらえました。うん、僕いい子や。


〈こぼれ話2〉
端っこの座席の近くで、バイト警備員さんがワイヤーで前側通路を封鎖してました。公演中、中腰でずっと握ってる姿が何故か笑えました。ライブ後もやってるかなとみると何時の間にか人が変わってました。どうやら二交代制のようです。


〈こぼれ話3〉
お隣の方はご夫婦。最初は旦那、最後には嫁に入れ替わってました。チェンジ方式は初めてです(笑)。また周囲に男子4人組で参戦したりと、複数で参戦する方が見られました。自分は今回も一人ぼっちです。そうさ、これからもずっと・・・迷う勇気だけあればいい。


〈こぼれ話4〉
本田さんピック投げてました。アンコール二回ともです。何個もです。でも、目の前に私がいるのに中央ばっかりで、一枚も投げてくれませんでした。スタンドにピックが三枚残ってましたけど、最後までしてくれませんでした。あんなに私の事見つめていたのに。


〈こぼれ話5〉
グッズ購入した際、バイトの娘さんがおつりを間違えました。100円分。前回のカウントダウンライブで5000円おつり間違えてたのに比べれば可愛いものですが、立て続けにされるとお金の管理大丈夫なのかなと思う。


〈こぼれ話6〉
入場した際に手にした広告にルナシー25周年記念ライブツアーがありました。君たちも25年かと一見したところ、チケット代が税込9800円とありました。どんだけステージにお金掛けてるんだと思わせる価格です。氷室さんでもここまで高くないのに。


〈こぼれ話7〉
ライブと関係ありませんが、公演後に味噌ラーメン食べに行ったらすごく美味しかった。喉も乾いてたし、お腹もすいてたし、楽しいライブの後だったせいかもしれませんが、感動したので記憶に留めておきたいと思う。そして我ながら平凡な市民だと思う。


こぼれ話は以上です。長い駄文の読破、本当にご苦労様でした。これでライブレポートを終了します。