CDL 2012/12/31-2013/1/1




公演名:Kyosuke Himuro Countdown Live
"CROSSOVER 12-13"
・日程 : 12月31日(月)22:00開演(12/30,31だけの公演)
・会場 : 日本武道館(収容数:14,951)


◆日本武道館(12/31)セットリスト
 1.RENDEZ-VOUS
 2.PARACHUTE
 3.PLASTIC BOMB
 4.WARRIORS
 5.ハイウェイに乗る前に
 6."16"
 7.ONLY YOU
 8.TRUE BELIEVER
 9.永遠〜Eternity〜
 10.IF YOU WANT
 11.Doppelganger
 12.BANG THE BEAT
 13.Weekend Shuffle
 14.SUMMER GAME
 15.FREE〜featuring DAITA
 16.Sarracenia
 17.Bloody Moon
 18.LOVE&GAME(Tessey Nakano Remix feat.Steve Stevens)
 19.忘れてゆくには美し過ぎる...
 20.WILD AT NIGHT
 21.WILD ROMANCE

 アンコール
 22.DRIVE
 23.The Distance After Midnight
 24.ANGEL


◆ツアーメンバー
 Guitar  :DAITA
 Guitar  :YUKIHIDE TAKIYAMA
 Bass   :西山史晃
 Drums  :Charlie Paxson
 Keyboard:今井隼
 Manipulator:中野哲靖


◆日本武道館公演(12/31)レポート
前回のツアーからちょうど一年後に行われたカウントダウンライブ。いきなり自分の感想を一言にすると、「つまらなかった」です。例外はありますが、基本的にそんな評価です。このサイトに前から来てくれる人ならわかると思いますが、自分は氷室ソロが好きであり、暴威系はそれほどでもない人間です。つまり、暴威曲が多く構成がイマイチだったからです。


カウントダウンは寒さとの戦いです。


誤解のないように前置きしますが、会場ではかなり盛り上がってましたし、演奏もよかったです。暴威も氷室ソロも大好き!という人にとっては楽しめるものだったと思います。残念ながら、ひねくれた自分の感性はそうではありません。おそらく少数派なライブ感想になってるので、「こういう意見もあるか」と思っていただければ幸いです。


***


まずは恒例の座席から。日本武道館は前回の公演同様に360度型の全方位ステージ。おなじみの特大TV画面もありません。アメフトのボールみたいな楕円形の舞台があり、周辺は花道仕様となっているだけのシンプルなもの。頭上に簡単な照明とアンプが吊られてるものです。






ステージ


     




武道館は二階席まであり、自分は二階席の南(やや東側)でした。席も前のほうだったので、比較的全体を見渡せる場所であり、まったり見る分には問題ありませんでした。氷室さんの顔はぼやけますが、それなりの大きさで観察ができる距離でしたし、音響も右スピーカーが大きく聴こえるレベルのものでした。


***


いきなりですが、皆さんはライブ一曲目、どのような気持ちを感じてますでしょうか。自分は、一曲目はワクワクドキドキします。場内が手拍子で響く中、バンドメンバーが登場して、氷室さんがくるとボルテージはうなぎ登りです。そして演奏が始まるとうおおおおっと叫んでしまうタイプです。これだけはどの会場へ行っても変わることはありません。


セットリストでもご紹介しましたように、今回は暴威曲(ランデブー:終盤でよくやる)から始まり、まさかの「デッデーイ!」の第一声が発せられました。ちなみに曲が始まるまでのSEは白鳥の湖っぽいものが流れており、妙な気持の中、これがきたのでシンちゃんもうびっくりどころかこれ。


( ゚д゚)ポカーン


「え、なんで暴威なの?」とやや混乱状態。落ち着け、まだあわてる時間じゃないと自分に言い聞かせながら観覧してると一曲目が終わり、氷室さんが挨拶して「いかせてもらうぜ!」とパラシュートに入りました。この微妙なノリの曲が混乱状態の自分に来た時にゃ、「こんな状態じゃいけないよ、氷室さん!」と夜の相手をしてる奥さんの気持ちになりました(旦那に対して)。


ここでお知らせです(作者の気持ちを落ち着かせる為)。氷室さんの衣装についてなんですが、いつもの如く黒のタンクトップと皮ジャン皮パン、そいでじゃらじゃらしてる十字架ネックレスがやけに輝いておりました。黄色のでっかいボタンついており、それがやけに印象に残りました。今宵の氷室さんもあちこち動きまくっており、特筆点はこのパラシュートの時にタンバリンをギターソロ時に叩いてました。


ちなみに自分は、入場が早かったので二階席からステージをじろじろみておりました。ステージ向かって左側のアンプ(返し用)の裏に黄色いタンバリンが隠されているではありませんか。ああ、これ氷室さん叩くのだなどの曲でやるかなとワクワクしてたのですが、もう使ってしまい、すぐに客席にあげてました。あれ、絶対プレミアつくよな(客席は阿鼻叫喚でした)。


パラシュートの次はプラボム。ライブ終盤で盛り上がる奴ですね・・・また暴威ですよ。会場は盛り上がってるのですが、今だに盛り上がってない自分がいました。いつぞやありました「暴威VS氷室ライブ」では、暴威曲とソロ曲とを入れ替えながらやってた記憶がありますので、一瞬行くライブ間違えたかなと思いました(レポは此方)。


そんで次はソロだと思ってたら案の定「うぉーりやーず」です。今回メンバーとなったYUKIHIDE(以後ゆっきーとする)さんのギターから始まりました。DAITAさんと同じフライングVのお揃いギターです。ここでちょっと彼のギターについて紹介しましょう。


彼のギターは本田さんのような縁の下型ギターではなく、ぐいぐいひっぱってく型です。DAITAさんと被ってるようですけど、結構パワフルで力強い(同じ意味です)演奏をしてくれました。また、やたらあちこち動きまくる方のようで、じっとしておりません。ステージの花道を何周もまわっていました。個人的には、ジャガジャガ弾きまくりたいタイプと見た。


話はもどって「うぉーりやーず」。サビのところで絶対掛け合いになるだろうなと思ってたのが当たり。ようやく氷室さんらしい曲がきたので自分も元気よく掛け合いしてました。でも次もどうせ暴威だろなーと思ってたらこちらも当たり。少し戻ったテンションが下がりました。


いやハイウェイは好きな方ですが、暴威曲が続いたものであんまり乗れませんでした(ハイウェイに乗れなくて?)。歌よりも、シェイキンヘッドの今井さんが氷室さん以上にクネクネと体を動かしてたので面白かったです。西山さんも左足を16ビートで動かしてるようにリズムをとってるのが印象的でした。


そいで次も暴威で「16」。あれ、おかしいな・・・ここはいつから東京ドームチャリティライブになったのかなと思いました(当時これやりました)。暴威曲の次はソロじゃない?えっともしかしてソロやらないのですか?頭の中にはそんなことがまわり始め、自分自身テンションが下がっていくのがわかりました。さすがに次はないだろうと思ったら「ONLY YOU」。


この曲で場内カラオケ状態(皆しておんりおんりおんりと叫んでる姿をご想像下さい)になってる中、もういいやと非常に冷めている自分を感じました。ライブ終盤によく使われているこの曲で、もうこれやるのかと。次はドリーミンやって「第一部完」とライブ終了しても、違和感なさげだなと思ってました。


さすがにドリーミンはなく、バラードコーナーに移動しました。ようやく氷室ライブが始まりました(自分の中で)。以前幕張で行われた以来でしょうか、名曲「TRUE BELIEVER」。ピアノ(ややエフェクトがかってますが)の最初のフレーズが大好きです。やや打ち込みの音が大きいのが気になりましたが、正直この曲で救われました。


あとは「永遠」「IF YOU WANT」と続くタイトル。暴威とは異なるソロの氷室さんのサウンドなのでこっちがしっくりきます。以前にも記述したと思うのですが、現在のサウンドで暴威曲を演奏すると違和感を感じてしまいます。そりゃ最新機器を使えばいいと思わなくもないですが、雰囲気がイマイチのような気がするのです。


氷室さんの声も、当時はシャープな声質だったのが今では異なります。深みや味わいがあるのでどうしても違いがでてしまいます。実際に、このバラード三曲での彼の声は絶品でとても今のサウンドとあってるなと再認識しました。


バラードが終了すると、どっぺる・ばん・うぃーけん・サマゲと盛り上がる曲で行きました。特にサマゲは大概ラストを飾るものなので、「あれ、もう終わり?」と時計確認をしてしまいました。14曲ですから一時間あたりしかたっていないのですけどネ。この4曲で特筆すべきはゆっきーの足取りです。


前述した通り、舞台はアメフトボール状になっており、外周は歩いて回れる仕様となってます。彼は曲ごとに一周したり半周したりとせわしない。ステージ後ろ側の人たちに笑顔振りまいてるようで、サービスがよさげ。それがもう曲のサビで氷室さんに目が行く時でも、一人マイペースに周回しておりました。今までの氷室メンバーにいなかったタイプです。


次は久しぶりなDAITAソロ。相変わらずライトハンドやりまくりな曲でした。曲名は知りませんが、氷室ライブニュースでセットリストに掲載されてましたので、それから掲載しました。余談ですが、DAITAさんの後ろ姿がチャーリーの壁(ドラムの周囲にあるアクリル板)に映っており、最初はギター3人いるの?と自分は悩んでおりました。


さらせーにゃは、こちらも相変わらずに音がこもってるようなハウリングしてるような感じでした。前から同じこと言ってましたが、やはりこれが仕様なのでしょうね。4回も聴けばそう判断せざるを得ません。でも観客からすると、不安定さをどうしても感じてしまうのですが、皆さんは如何でしょう。


やると期待してたゴスユダ名義の「Bloody Moon」。このライブで一番格好良かったです。デジタルチックなサウンドはギターでうならせ、打ち込みもバンバン利かせ、キーをあげた氷室さんのかぼそい声色と高音フレーズのギターと絡ませてるところが素敵。氷室さんはもちろん、あちこち動きまくってたゆっきーも固定して演奏しており、「お前ら、聴け」と言わんばかりのスタイルはクールでした。


掛け合いもないタイプでして、場内も聴かざるを得ないものでした。配信販売でもよかったですが、これは生で聴いたほうが良いです。照明も大人っぽい色(よく覚えてませんが紫とか赤とかそんな感じ)で綺麗に出しており、また2階席からアリーナ席をみると、観客席にミトコンドリアのような粒状のものを光で演出されてました。うねうねしてたのが、一瞬で拡散してく場面ではゾッとしてよかったです。


一番素敵なのはやはり氷室さんの声。今までとは肌合いが異なり、繊細に歌い上げてる感じがします。一方で、歌詞が聴きづらいという点もありますが、一度理解するとなんとも味わい深い。声と楽器の音量が絶妙なレベルでせめぎあってるので、集中して聴かせられてるのが憎いですな。


続くラブゲはアレンジ版ですが、聴く分には格好いいです。ただ、歌詞変更されてるので、今まで掛け合いでやってた「カモン・・・Wow!」がなくなってファンはやりづらそうです。自分もあの掛け合いが好きだったのですが、これも時代の流れという奴でしょうか。今後はこっちに移行するのかな。歌詞変更せずにそのままやればいいと思うのですけどねえ。


本編終盤はジョニーとワイルド×2で行きました。ワイルドは大概2曲ともやってますけど、連続して演奏って意外となかったような気がします。「夜」のときに西山さんが少しだけ西山スクワットやってたのを見れました。今回あまりやってなかったと思います。西山ステップも一回しか見れませんでしたし。今までよく見てた分、ものたりないです。


***


今回はカウントダウンライブなので12時前に一息つきます。1階席と2階席の間に細長い壁があり、よく宣伝の壁掛けがつけられてるところに、電光掲示板のような感じで「CROSSOVER 12-13」の文字が表記されました。横には時刻表記もあり、当時は「11:47」あたりだったと思います。観客は座席に座ってくつろいだり、トイレに駆け込んだりと休憩モードです。


余談ですが、自分が母親に「ちょっくら東京の氷室ライブ行ってくる」と報告した時のやりとりを紹介します。


母親:「氷室さんのライブは何時から始まるの?7時から?」
自分:「夜10時から」
母親:「あら、そんな遅くに始めるなんて、氷室さんて我儘ね
自分:「・・・・・」


カウントダウンライブだから開始時間が遅いのは仕方ないのですが、事情を知らない人間からするとそう受け取られるのですね(帰るのが遅くなるから)。そう考えると確かに我儘なんだなあと思います。ちなみに母親はカウントダウンライブというものをわかっていないので、このような発言に至っていることを報告します。まあ確かに氷室さん我儘だけど。


話は戻りまして、2013年の5分前になると会場では氷室コールが鳴り響き、やんややんやと賑やかでした(意訳:早くこい。遅れるぞ)。んで、58分になると照明がパッとつき、メンバー登場。氷室さんはこのとき場内販売されてたパーカーにお着替えしております。あと、電光掲示板の奴がカウントダウンし始めました。


ラスト1分切ったところで氷室さんのMCがあり、ワーナー移籍して、だらだらと・・・じゃなくてコツコツと活動して(ここ場内笑ったところ)、温かく迎えてくれたことが嬉しいとかそういう事をいいました。それで終わればカウントダウンとして丁度よかったものを、さらに何か話そうとしましたが、観客から「5・4・3・2・1」とカウントで遮られました。これ、前にも見ましたよ。


そいで2013年一発目は「DRIVE」と微妙な選曲。新曲(エネミー)がくるかと思ってたのですが、これとは思いませんでした。しかも歌ってる途中、歌詞忘れてるし。まあ、ただこれでメンバー紹介したのは面白かったです。西山→DAITA→ゆっきー→今井→チャーリーの順で、それぞれがメインに演奏してました。なお、中野さんのはありませんでした。


ミッドナイトとANGELはいつもの感じです。一時期ANGELはありませんでしたが、最近は復活してきてますな。最後は会場の雰囲気を文字にしてみたのでそれで終わりとします。これをみてメロディーや状況が頭でわかるなら、あなたは通だと思います(一見さんには絶対わかりません)。


ANGEL(ライブヴァージョン)

(サビ:大声で歌う)
わんうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!
らなうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!

(Aメロ:手拍子)
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!

(サビ:大声で歌う)
わんうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!
らなうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!

(サビ後半は氷室パートにつき、腕をお振り下さい)

(ギターソロ:気合い)
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!

(Aメロ:手拍子)
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
パン!パン!パン!パン!
(マイク胸当てある場合)うおおおおおおおおおーーーーーーーーーー!!!

(サビ:大声で歌う)
わんうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!
らなうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!

(サビ後半は氷室パートにつき、腕をお振り下さい)

(サビ:大声で歌う)
わんうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!
らなうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!

(サビ後半は氷室パートにつき、腕をお振り下さい)

(ギターソロ:気合い)
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!

(ラストサビ:特に気合いの入った大声で歌う)
わんうぇい!そふぁらうぇい!すたんばいみーえ〜〜んじぇる!

(ジャジャジャジャーンの後のアウトロ)
いええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええい!!!

(氷室さんがサンキューありがとうと連呼する頃)
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!

(演奏終了)
いええええええええええええええええええええええええええええええい!!!


間違いじゃないですが、ライブヴァージョンのANGELを聴きながら書いていると、我ながら馬鹿だと思いました。


***


まとめにいきます。正直なところ、前半が暴威曲が多かったので辟易しました。チャリティライブ(全曲暴威)、氷室暴威ライブ(約三割暴威)と引き続きており、構成も前回のものと似たようなものだったからです。前回の暴威to氷室ライブに新曲を入れたって感じでしょうか。個人的にも暴威は昨年たくさんやったからもうしないだろうと思ってましたが、甘かった。前のツアーの影響が残るライブもあるでしょうが、ここまで連続してくると、ね。


また個人的な思い込みもありました。今年に入って新ユニット結成したり、新曲だしたり、未発表のものもありますから、次につながるようなものになるかなと。そういった期待がある中、素晴らしい位にその線から逆行していったので、よりつまらないと感じてしまいました。


そもそも何故に暴威曲をしたのかなと考えたのですが、思いつくのはライブ終了したときに、「A HAPPY NEW YEAR 25th Anniversary 2013」と会場で映し出された事です。もしかして25周年記念ライブを今回のに該当させてるのでは・・・と勘ぐってしまいます。


25周年だから暴威もやっちゃおーぜーみたいな感じなら筋は通りますが、それは時期的に先走りすぎのような気がします。だったら他に何あるのかなと思うのですが、氷室さんが暴威をやることに慣れてしまったのか、客の反応がよすぎなのか、お祭りだからやっちゃおーぜーというノリなのか、そんなところなのでしょうか。


暴威曲による場内カラオケ状態は仕方ないとはいえ、新曲「Bloody Moon」は素晴らしかったですし、ラブゲの新バージョンも楽しめましたし、「Ture Believer」も久しぶりに聴けてよかったです。またゆっきーの演奏も本田さんとは違う印象もあって楽しめました。ここらへんによって、序盤のショックから救われた気がします。


色々言ってはきましたが、あくまで個人の意見であり、会場はかなり盛り上がってましたので普通に楽しむ分は問題ありません。細かいところを気にしてるだけなので、気にしない人はそれでいいと思います。それなりに新旧そろってるセットリストですし、初めて参戦する方にとっては丁度いい感じになってます。ただ、何回も参戦してる方は飽きを感じてしまうとは思います。こういう記念ライブは、自分には今後注意するべきでしょか。


***


〈こぼれ話1〉
今回もなぜかハローキティーものが販売されてました。自分が来た頃には売り切れではありましたけど。画像の上側は武道館、下側は昨年行った名古屋ものです。看板は完全に前回のものと同じですね。

一応電気つながっております。

名古屋公演です。

こういうのをみると、前回余ったのを在庫処分してるような気がするのは自分だけでしょうか。さすがにライブタイトルは違うと思いますが。


〈こぼれ話2〉
今回本田さんが出演しなかった件について。ゆっきーとの共演もあるでしょうが、実のところ12/31は彼の誕生日で、毎回年越しライブするとお祝いをする羽目になるから外されたのではないかと思うのです。ほらケーキ代とか、ライブ時間とかがかかるし・・・。


〈こぼれ話3〉
今回出演したゆっきーについて。パラシュートにある「いえいいえいいえい♪」ではギターを弾かずに右腕を上下に挙げておりました。弾かなくていい箇所だったかもしれませんが、フリーダムな演奏みてると、本当はサボってるのではないかと勘ぐります(自分は疑い深いのです)


〈こぼれ話4〉
今回は電子チケットでのライブでした。ライブ当日に携帯が壊れたらとんでもないことになりかねません。しかし、当日のマイ携帯からは充電し終わったら変な油みたいなものが漏れてきており、壊れたかと思いましたがなんとかもってくれました。こういう時は紙媒体がありがたい。


〈こぼれ話5〉
照明は機械制御で管理されてるようですが、バンドメンバーにスポットライトあてるときは人力でやってたりもします。今回はやけに動き回ったゆっきーへのスポットライトの動きがやけに不安定でした。あれ、やはりスタッフ泣かせなのか。


こぼれ話は以上です。長い駄文の読破、本当にご苦労様でした。これでライブレポートを終了します。