（今回記事は10/4に書かれています）


シーズン終了、いざクライマックスシリーズです。

まずはパを振り返ってみますと…。

不肖・徳田の予想はハズれました。
ペナント１位はマリーンズがぶっちぎると思っていたのですが、２位。
ってことでまずは我がマリーンズの話。

終盤に戦力が勢ぞろいするヨミだったのですが、
ズレータは離脱気味のまま、
清水、福浦、今江あたりは不調のままペナント終了。
ただ成瀬が誰もが予想しなかったとんでもない化け方をし、
その分帳尻が合った感じがします。

逆に開幕後に大化けの雰囲気を感じさせた内野手・青野は、
怪我のまま後半丸々離脱し、
真価（＆進化）が問われるのは来期となりました。
彼を大舞台で見たいのですが。
堀、小坂の跡目争い最後の一席は、
渡辺正、塀内、早坂、根元で高レベルに今年やってくれるぞと思ってたんですが、
飛び級で青野の登場。
彼が怪我でいなくなった後どう埋めるのかと気になりましたが、
結局海外より途中引っ張ってきたオーティズがレギュラーというオチ。

外野は開幕当初、昨年に引き続き、
大松と竹原に「レギュラーを与え気味」でスタートしたのですが、
ブルーウェーヴから移籍のイケメン男児・早川が自力で残りの1席をもぎ取りました。
これはすごい。

当初、
波留、井上、代田、平下、
の系譜のトレード入社・外野バックアップもしくはもしかして打ってくれたりするのかな？的な、
首脳陣からもそんな位置づけでしたが、
終始打率も安定、
盗塁も決めて犠牲にもなる典型的な「２番キャラ」に。
バレンタイン復帰後定まることがなかった「２番」にスッコリとハマりました。

さて開幕当初のみ４番を張った期待のズレータなんですが、
あれで十分給料分働いた、と俺は思います。

春先はズレータの１発だけで決まった試合が数回あり、
先発が安定しなかった前半戦を十分カバーしました。

問題はズレータ欠席後で、
ベニーも相変わらず、じゃ里崎か？みたいな苦しい中、
結局懐かしの「４番サブロー」が復活しましたが、
これは０５年と違って、仕方なく、という感じの消去法登板。
結果なんとか必殺のクラッチぶりを発揮してくれましたが、
ここはちょいとあぶなかったポイント。

終わってみると、
野手の数字はヒジョーにしょっぱい並びになりました。
福浦の連続３割も大きく途切れてしまい…。
それでも２位に飛び込んだのは、
ここ一番の得点圏打率が高かったおかげでしょう。

また、藤田、小林雅がまさに絶不調、となったのですが、、、
荻野、川崎の両若手が超安定して台頭し、年間働きました。
内野手と合わせ、U25が台頭してきてるあたり、なかなか楽しみなものがあります。
成瀬だって21だからね！

と、いうことでクライマックスシリーズですが、
う〜ん、、、05年と違って、まったく分からん！！
05年は、城島が怪我した瞬間、こりゃいけるだろう、と思えたし、
ましてやライオンズ、ホークスよりも弱いチームが出てくる日本シリーズは「負けようがない」と感じる充実戦力でした。

今年は、
マリーンズ同様、ファイターズもホークスもしょっぱい戦力になってますが、
（よって日本シリーズはセと競るね）
それでも絶対勝てるとはとても思えん。
かなりドキドキの対戦になりますね。


さて、
ファイターズですが、間違いなくＢクラスだと思ってました。
マリーンズに限らず、
「久々の感動優勝」を決めた球団はここ10数年、ホント連覇がない。
久々の歓喜で翌年燃えきらず、でも戦力はそんな変わらないため、
「惰力で3位」みたいなのが王道パターン。
しかも戦力ガタ落ち、とくりゃ、下手すりゃビリも十分あるな、とマジで思ってました。

…それが1位ですよ。
しかもなんか野球の内容が変わって、黄金期のライオンズまたはカープみたくなってるし。
ほんとに感心しました。
コレ、フロントを含め、
チームの結束たいしたもんだなと。


ホークスは、
「多村、松中、小久保」のクリーンナップが、
絶対ヤバい、と思ってました。
オープン戦の雰囲気も「打ちまくり」な感じで、
これ絶対ヤバいぞと。
ふたを開けてみると、小久保は昨年並み、
松中は例のない不振、
多村はスペランカー継続。
しかも川崎が怪我で離脱となれば、野手は、
「これどこのチーム？」
と泣けてくるオーダーが組まれてましたね。
ホークス、、、敵ながら可哀そすぎる。
そんな1年。

そこを持ちこたえ、あわや1位の目もあったのは、
強力投手陣のおかげ。
あれはなかなかのもんです。

しかし大問題なのはキャッチャーで、
結局正捕手が誰なのか、よう分からん。
案の定、年間盗塁阻止率が.180くらいとパ6球団最低。
これ、シャレにならんて。
2割切ってます。

もちろん盗塁阻止は実は投手に大きなウェイトがある、
のですが、それでも2割って…。


ライオンズは、、、
昨年「さすが」と思えたチーム力野球が、ギリギリ届かなかったかな、
という印象。
誰か欠けても、相変わらず次々新戦力が生まれるのはホントすごいっす。
まぁ、美人局・伊東、解雇されましたがよくやったですよ。
去年も今年も。


イーグルスに関しては、
感想特にないです。


ブルーウェーブは、ほんと呪われてますね。
やることなすこと呪いがかかってる感じで、
選手も俺らはなんのために野球やってるんだ？って思うこともあるんじゃないかな。
谷も早川もセギノールもオーティズも中村紀まで皆んな元気でやってます。
ローズ＆ラロッカが想定以上に打ちまくったんですが、
昔のホエールズを思い出させてくれました。


つーことで、セ・リーグ編に続く。

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