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Message From Tokuda


  必見の頂上投手対ケツ Date: 2007-10-17 (Wed) 
実現しますね!


『ダルvs成瀬』
最高峰の投手ガップリですよ。

緊張するなってほうが無理。
それとどうお付き合いして体を動かすか見ものです。


しかし第3戦、4戦とエライ緊張しまくりでした。
どっちの試合も点差のように優劣はなく、
完全に紙一重のゲームでしたからね。


さて昨日の試合。
チャンスで1本出ないのは誰のせいでもないし、
(満塁で誰々が凡退、っつっても、それは裏返せばナイスピッチな訳で)
それをいったら始まらない。

それよか防げたよなぁ、というのが里崎の一発でしたね。

その前の回、満塁のピンチで登板した2戦目KOの武田勝。
球場どよめいてたね。
キタキタ〜これが短期決戦の醍醐味だ!って。


まず早川。
これは泣き所を知ってるらしく、
内角低目へ変化球、これ一辺倒。
早川は誰が見ても分かるブ格好なスイングを繰り返し、
1回ファウルするのが精一杯で三振。


続いて福浦。
ボールが先行する中、福浦の甘い球見逃しもあり、
結果投ゴロ。


結果、見事おさえたわけで、
普通ならココで一区切り(つまり次の回頭から替えても良い流れ)なのだが、
なんとも先がまだ長い。
&ここだと思うのだけど、

「2戦でKOの武田勝、無事復調す」

のストーリーを描いてしまった、のだと思う。


ここまでファイターズは(野手に関して)、
起用がバシバシ当たり、
セギにもよーやくヒットでて、
わりに「いろんなことがうまくいってる」流れに乗ってる、
「優勝物語の起承転結」の流れにあるぞ、
と首脳陣は感じてたんじゃないか。
そう思う。


で、実際はこれ願望込みなんだけど、
「武田勝の復調」ってのはもはや目前のシリーズを考えると、
必須の要素で、
ここを乗り切ることでそれが「達成できた」と、
思いたかったと。
というか、ソウ感じました、いや、そうでした。
そういう物語です。

…というようなですね、
ご都合イマジネイション入った、と感じました。


というのも、次の回続投となり、
最初のバッター、サブローにストレートの四球。
1球目以降はぜーんぶ高めへのすっぽ抜け。

上記のご都合ストーリーを描いてなければ、
ぜったいここで替えてた。
次の打者が2戦で本塁打打ってる里崎ですよ?


見てる俺が、「え、続投?ラッキー!!」って思ったから。
まぁ…、でも俺が想像したのは、
「ビビッて連続四球」
だったんだけどね。。。正直言うと。


これが武田勝だっただけに、続投させてましたね。
他の中継ぎ投手だったら絶対替えてる。
決め付け復調ストーリーに酔いましたね。



さて、、、
脅威の第5戦ですが、お互いの持ち駒はどんなでしょう。


ファイターズですが、
まずもう武田勝は使えないです。
それと実は俺が一番気になっていた、
八木と江尻。
彼らは結局出てこないようですね。
押本も登録外れました。
萩原も山本もいまひとつ。

でもいってみればダルが早々と崩れる可能性は限りなく無いし、
またライオンズ時代の松坂のように、
たとえ数点取られようが替えない、という投手ですから、
実際は武田久とマイケルがいれば十分でしょう。

ちなみにマリーンズ打線は、
グリン、スウィーニーと本格右腕はまったく打てないです。

なので、プレーオフ進出組の中では、
ドラゴンズには完璧にやられそうっす。


一方そのマリーンズの持ち駒ですが、
こちらは継投の可能性大いにあります。
むしろ完投…ってないんじゃないかなぁ。。。
勝っても負けても。

で、
藤田はもう使えませんが、
中継ぎ一番手はやはり川崎です。
シーズン通りのピッチングが続いている今年の新戦力。
それと高木がイイです。これで左2枚。

右は初戦以降コッソリ完全休養を取っていた清水。
彼が絶対出てくるでしょう。
清水がファーストチョイスであとは小林宏が投げれるのかどうか。

薮田と雅は絶対1回限定です。
2回はつかまる。


…という感じですね。



野手はですね、
今まで見ると、とにかくファイターズは、
1、2、3番がスゲー危険。
もう全打席打ちそうでヤダヤダ。

なので、ランナー付きで1番に回さない事、
ノーアウトだったら最悪。

もしくはこれは理想だけど、
1もしくは2番で3アウトチェンジ、にしたい。
分けたいのよ。

3人連続で出てくるとほんっと危険なオーラ出てるんで。
4番セギ振れてない、はアタマで分かってても、
ココロへのプレッシャーはやはしありますしね。


マリーンズ野手は05年に比べてスッカリしょっぱいです。
05年は、

*バントの失敗
*ゲッツー取りそこない
*フライの落球
*牽制死

なんて、末端選手に至るまで1回もなかったんで、
まさに綱渡りのような毎試合。
返す返すも05年のチームはマジで強かった。
怪我人もひとりもいなかったし。


これで優勝争いしてるのは、
ほんと投手のおかげだなって感じます。

ズレータと青野がいてくれたら、だいぶ違ったんだろうけど。。。


でもクライマックスシリーズ通して、
大松が成長してますね。
まだいい場面で打ってないけど、
四球も良く選んでるし、ファイターズも隠れマークしてるのでは?
来季は期待大。
それもあって、ベニーはたぶんグッバイだな。
ファンとしては寂しいが、もはや避けられないだろう。

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