金沢  ことば悦覧 2008年春   home 

  中村彩さん+橋本浩司さ  ことば悦覧 3時間38分   080429  

 その01  その02  その03  その04 

  その02 15分 40秒〜30分 48秒

中村
おじさんが沢山 すんでいるんですよね。
佐藤:大阪城内にね
中村:はい、すごい
気持ちよさそうに住んで居るんですよしかも。
佐藤:大阪城のどういうところに棲むでいるの

中村:大阪城の
樹林と言うか。何か一杯大きな木が植わっていて。下がグランドカバーがしっかりしているところ
佐藤:そんな所ありましたか
中村:
うん。そこも けっこう、住んでおられて。わたし打ち合わせでよく大阪城を通りながら行っていたんですけど。昼間に水浴びしたり、ワンコと遊んだり。へへ。ラジオで良い音楽  聞いていたり  共にうらやましわらいははは ああ

佐藤:私は
汗かきながら何で仕事してるんだろう わらうワイワイガヤガヤガヤ
中村:寄り道したんですよ。勢いですね ちょっと他人を引き寄せるような感じでは無いので。
問題はあるのかもしれないですけど。でも そうですね、中之島公園とかもまぁまあ人は居る方だ
佐藤:暮らしてますよね
中村:そうですね
佐藤:公園のなかでね、河川敷の脇とかね
中村:
そうですね
佐藤:
フィランドもやっぱりそういう暮らしの人は居るんですか?

中村:いないですね、寒くって
 共にわらう
佐藤:凍え死んじゃうか
中村:そうですね〜。 
佐藤:上野公園なんか一杯いますよね 

中村:
イギリスも
佐藤:わかりませんけど。日本にしか居ないので。上野公園だとブルーシートハウスで暮らしているじゃないですか。
中村:はい
佐藤:そんなことぐらいしかわからないので。ロンドンとか。名古屋も都庁の傍の公園も暮らしていたけ。 
愛知万博の時に追いだされちゃったね

橋本:
ああ
中村:そうなんです。
公園を再整備する時とかも。やっぱり出て行ってい ただかなきゃいけないんですけど。最初にあたしたがこう、調査をやるんですよ。わらい。結構みてると二階建てとか作って 共に爆笑 つくっているんですよ こう斜面地にうま〜いこと。木に合わせて作っている人とか居て。これは 壊されへんやろ〜と言う話をするですがね。 
佐藤:
天王寺公園なんかもね 追っ払われてね 大分前にね2年ぐらい前ですかね。そこでカラオケやって

橋本:
面白いんですあれ 。いかれたことありますか〜
佐藤:大島さんの会にいって、友達はそちらを楽しんでいたので 教えてもらった
橋本:
面白いですね
中村:カラオケなんて 

佐藤:カラオケやっている人は
イナンですか?フィンランドは やっぱり甲羅干しだけですか ともにおおわらい 日本にはオモロイ人いますよね

橋本:
青空カラオケ
佐藤:あそうか、フィンランドだと
日向ぼっこして
中村:けっこう
としている おおいよね。 
橋本:ただ
おるみたいな
中村:ただ
すわっている、けっこう一人で座っている 人というのが

佐藤:
まるで俺のようだな〜 なかむらわらう ともにおおわらい ぼーっとリック背負って
橋本:
ビールでも呑みながら
佐藤:ぼくこれから大阪 行きますけども。東京も行ったんだけど。朝早く。前の日みんなで喋って酒呑んでいるじゃないですか 酔っぱらってしまう 。
朝 直接行くのもなんなので 公園で朝寝をして。あたまに来るのは200円とか入場料とられるのですよね
橋本:
公園ですか
佐藤:新宿御苑
橋本:
あーあ〜
佐藤:お金とられるじゃないですか
橋本:あ〜

佐藤:あとは道に 
ベンチとか無いだよね。日本各地。寝っ転がれるような
中村:
されないように
佐藤:何か
手すりみたいなのが付いていて。横になれないように成っているんだけども。200円払うと成って無いだよね 会場おおわらい 何故か 
中村:あれはそこに
居ついちゃうのを防止するため付けてくれって言われるんですよ。
佐藤

中村:役所から 
佐藤:居ついちゃうと、私物化されるって言うことなのかね?

中村:
う〜。その人だけのものになってしまうので。
佐藤:そういう何か 、みんなの為になる公園なんだけども
誰のためにも成らない公園って。何か自己矛盾を孕んでますよね。寝たい人は寝てた方がいいよね。だれか一人でもね
中村:
気持 ちよさ  う に
佐藤:ね〜。 そういう フィンランドの寝ている人見て。
日本と違うぜ と。
中村:わらう

佐藤:そのまま 日本でやろうとしてわけじゃないでしょう、それを
中村:
そうですね。またそれは。うん  そのままは 全く無理だ
佐藤:
悩んじゃないですか、自分で。自分は寝ているオジサンが居るの公園がいいのに、自分で作ると そうはならない。 ともにけらけらわらう 結構悩みが 深〜くなるね 

中村:
そうですね。ただ あの なんて言うのかな〜 わたし  中で 例えば、京都で、それこそ思いながら住んでいたんですけど。
佐藤:
え〜
中村:じゃー
京都でそう言うふうに自分がぼーっと出来る場所が在るか 無いかと考えた時に。私の中ではお寺のお庭だったんです。
佐藤:ああああ

中村:それで別に 
専門家では一応あるつもりなんですけど 微笑む 何か庭に行くと 別にそう言うものを見ようとせずとも、そこへただ 座ってとしていることは 出来る場所だったので 
佐藤:神社とは  無かったんですか

中村:
神社はまたちょっと違いますね。やっぱり庭を見て。たとえばこういう寺の縁側に座ってぼーっとしている時とか 
佐藤:神社だと悩み事を解決しに行くみたいな感じですかね
中村:
神社で自分が止まってるのって、あんまりイメージがない。ただチッチャイ頃は ああいう神社の境内じゃなくって 能舞台みたいな 舞台の所で よ〜遊んでた 記憶は有るですけど。でも何かこう と出来ると言うか なにかこう
佐藤:お寺のほうが出来る

中村:やっぱり
庭を眺めている
佐藤:ああそうか 
中村:
時とか そう言う  のって なんかこうちょっと通じるものが あるとか。 
佐藤:そんなに言われても判らない 
わらい

中村:フィンランドでとしてる
オジサン達が居て 
佐藤:
そういうことね
中村:お寺でとしている
が居て
佐藤:そうかそうか、そこに座ってと庭を観て

橋本:それを
公園でするか ここでするかの違いや
中村:
うん でなにか こう 日本人 私日本人 ここ  と出来るみたいな。なにかそういう所で 、何か繋がりをもった。 デザインじゃないですね、その場所の考え方と言うのが何かな〜と思いますね。うん
佐藤:僕だったら
川面を観ています

橋本:
うん
中村:
うん〜 
佐藤:あきないじゃないですか あれって 何故か わらう 
浅野川とかずーっと観ていると あきな〜 わらい
橋本:戻ってきて
ここに住みたいと思ったのも、やっぱ川 うん。川の存在がおおきかたな 
中村:
う〜

橋本:良い川が 
ある ちゅうのは 
佐藤:水はきれいだよね 奧にあまり人が住んでいないからね それで急峻だから。直ぐ流れて来ちゃうから 流れはキツイし これら寺町まで帰るの大変だな〜と思いながら ずーっと こっち東山に
下っているからね

橋本:
そう
佐藤:自転車かってに転がる、こりゃ
帰り大変かも かいじょうおおお笑い 帰りは100mぐらい高く上らねば そんな気分だめなんじゃないかと 思いながら自転車を のって来たんですけど もの凄い流れが急ですよね。大野庄用水とか鞍月用水とか流れ。 
橋本:うん
急ですよね 
佐藤:流れ速いよね
橋本:あんまり
町中であんなに速い流れの用水ってあんまりない
佐藤:ないよね 凄い速くって 
水量もすごいよね 
橋本:
う 

佐藤:ありゃ〜
すごいな〜と思ってじーっと、こいつは どっから来た〜と思って、。ずうーっと遡上した 中村あはははとわらう 犀川まで出ちゃって ジート水門観てたけど。昨日もね 林野さんに「大野庄用水の取り入れ口 ここだから」と言って連れて行って
中村:はい 
佐藤:用水  町の中に、
ぴゅーっと入る所と また犀川に戻っちゃう。分岐点に水門があるんですよ。 
中村:ほーお〜 どこですか?
橋本:わからん

佐藤;あの 
犀川大橋のすぐしも。ちょっと下。 
橋本:
うん ふん ふん
中村
 はい
佐藤:あるんだ だからあそこは川が二本流れて居て、段になっている。上の方が用水になって、下の水をポンプで上げているわけじゃなくっての、2〜3q先のほうかららしいんですが 高さ調整して丁度町の中に流れるように 作ってあって。その町に
入ったあたりが、凄い面白いんですよ 色々犯されて 水面が 。

橋本:ふん
佐藤:犀川の戻る水面、建物が覆い被さる水面 駐車場が飛び出していたり、道路の下の隠れたり 。取り入れ口から1km位の間の 川面の変化が面白いですよ 
中村:
へ〜え〜
佐藤:そこから先になると、何か武家屋敷みたいな 川面になって、
川面人生 何もなかったかのように よそよそしい面に成っちゃっている 武家屋敷と廻りの川面はぜんぜん面白くないけど 面白いよ
   
中村:どんなふうに 
はいるかみたことない
橋本
:しらんう ん
佐藤:暗渠 途中 わからなくなる けどそれどこへ行ったか 捜すのも面白い 
わらう  会場わらい 
中村:このへん通っているだろうな〜と 
佐藤:道路を
こんこんと 叩きながら捜す 目星を付けて こここだ〜みたいあな 
中村:う〜  〜ん う〜ん 

橋本
面白い感じ方ですね 
佐藤:僕は2年半前に ちょうけ(長家) 長い家と書くんですけど
中村:はい
佐藤:加賀藩の大名 お侍さんの  5〜6人お侍さんが居るんですけども それぞれれ屋敷があるんですけども 。その屋敷の測量図 地図が
200年程前に測量された。玉川図書館つづき 隣の資料館に あるんですよ 

中村
うん〜
佐藤:測量図面がホントにあるんですよ
中村:
はい
佐藤:測量した人の
日付も 名前もわかっている
橋本:
ふん
佐藤:それ俺見に来たの 
中村橋本
へーえ

佐藤:測量後 
200年後 どう変わったか知りたかったの。道路はそのままの形状、用水も そのまま。
中村:橋本:
ふんふ〜ん 
佐藤:殿様が暮らしていた屋敷は玉川図書館と公園、NTTかなにかが買い取って。それから西側が下っ端が住んでいた屋敷跡なんだけど それは数十戸しかなかったはずなのに、
今では数え切れない こまこまに それを見に行ってね 、ああ日記あるので、後で見せますね  その話をしていると 何しに来たか 判らなくなった 
    
 共に  おおわらい げらげらがややが  

橋本:
面白い 
中村:
面白いです 
佐藤:そういう古い
正確な測量図ってあんまり 身近に無いじゃないですか 。街道何か書いてあるけど 適当に書いてあって 上から観たえと正面図が混在した絵図面 。あれは俺にはあまり役にたたない 印象図 だから。ところが長家の屋敷図は 本当に測量しているんだから 今の道ドンぴしゃ合いますよ

中村
へー
佐藤:用水も 
ぐじゃぎゃ って曲がっていたり そのまま 
中村:それを観ながら行くと 
佐藤:この水 なにしたんだろうと、
川面を観る 考えてね 何にしたんでしょうかね

橋本
に取り込んだり、洗濯したり
佐藤:それは武家屋敷は庭に取り込んでいるよね ところがどうやて使っていたかは文書とかは よく判らないけど その扱われかた

中村:
ふんふん
佐藤:今はその上に橋かけて 
駐車場に成っている わらい 
橋本:そうじやら洗濯やら 
しおったり 場合によっちゃ 飲み水ではないですけども 何かの水やりの時に汲んで つこたり 生活にそのまま 

佐藤:使っていたと 
橋本:そのま 
いろいろ 読みますけどもね 
佐藤:今は使ってないよね。見ていると、ただ流れているだけだね
橋本:なんにも使ってない。そんで
気にしないんですよああいうの。子供らも。どの地域も

佐藤:あぁはいちゃ
ダメなのあれ〜
橋本:
町会も悩んでいる
佐藤:おちてシヌとか
橋本:
 怪我するとか それを。こんなもの取っ払えと言うが多く でとるですけど。基本的には禁止

佐藤:魚とかは、武家屋敷あたりには
見せびらかしていたけど。錦鯉が泳いでいた。魚がいそうじゃないしね 
橋本:あんまり おらんですかね 
佐藤:なにか上の方に硫黄鉱山があって酸性の水とかそういう水ではないでしょうけどね。味わってないから分かんないけど 

中村:あんまり
みん
橋本:
おるんかもしれんけど 
佐藤:
蛍が湧いてくるとかね なにかあってもよさそうな なんだけど 生き物がすくないような気がするね 
橋本:生活用水 つかっているようなかんじでしょうかね
佐藤:江戸時代にどんな使い方をしていたのか、古文書に書いてあるかもしれないけど「
今日は妻を鞍月用水に放り投げた」とかね

 
大笑い  
佐藤:おんな の人を捨てるために川は流れる〜 
おおわらい 自分で飛び込んだとか 書いて在る と面白いんだけど ね いろいろ思わぬ使い方を やっぱり水はなんであんなに 不思議ですよね 。水攻めにあっちゃうとだめなのかな 元々犀川浅野川と自然の要塞で なかなか攻め入れませよね

橋本:そういうことです、そのために 
佐藤:水をちょと引いてくると噴水のように吹き上がる 
非常に面白い地形です
中村;そうなんですよね 

佐藤:それで
と してるオジサンは だれも居ないというのが不思議だよね
橋本
いい公園も一杯あるんですけど。ぜんぜん 誰も
中村;
だれも
橋本:
行くったら、積極的にあえて、寝て広めようとしているんですけど

佐藤:
なるほど 中村けらけら わらう いいね〜 

      
公園は 寝る ものだと  

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