南房総 第23回 館山若潮マラソン大会  平成15年1月26日開催

大会キャッチフレーズ
●花の香一杯のを楽しく走ろう!

参加内容
ナンバーカード:3594 種目名:フル50才男子の部(42.195km)

走行前総合印象
下記データにある様に走り込みが足りないのが一番の気掛かりです。体重はダイエットが効果を発揮して昨年同月比で6kg少ないのが救いかも・・・・・。体調はそういう事ですこぶる快調、更に万年腰痛が最近良くなり嬉しい次第、走り込みが満足出来る内容であったら大幅に自己記録を上回ると思ったんだけど・・・・・・・。

各種データ
直近月間走行距離 体重変化 体調
11月 138km 11月:64.5kg 11月:まだ体が重い
12月 41km 12月:63kg 12月:快調に近い
1月 44km  1月:62kg  1月:とっても快調

過去最高タイム 4時間13分44秒 彩の国マラソン(埼玉県)
目標タイム 4時間00分 あくまでも希望です

5kmごとの記録
走行距離 5km毎の記録 積算記録
5km 30分17秒 30分17秒
10km 27分44秒 58分02秒
15km 28分03秒 1時間26分05秒
20km 27分59秒 1時間54分05秒
折り返し点 2時間01分08秒
25km 29分34秒 2時間23分29秒
30km 30分26秒 2時間53分56秒
35km 28分30秒 3時間22分26秒
40km 28分31秒 3時間50分58秒
42.195km 11分58秒(2.195km) 4時間2分56秒

今回の成績
4時間02分56秒

当日データ
スタート AM10:00
天気 スタート時:晴れ、折り返し地点あたりから曇り
気温 スタート時点:5度 最高:9度
参加人員 2936人

完走後記
走行前の印象の欄でも書きましたが、不安材料が走り込み不足でしたが終わってみれば過去最高タイムを遙かに上回り、17分の短縮が出来ました。これは2年前の記録であり、昨年の3月に参加した荒川マラソンでは4時間29分56秒なので、僕にとってはもう素晴らしい結果としか言えません。昨年は生活の変化で基礎体力、特に下半身の衰えが出て走行距離は変わらなかったのですが記録は期待した程伸びない、完走した結果もしんどいと言う印象が多かったです。今回このような好結果が出た(僕自身にとって)要因が一つあります。
それは運動不足になって体力が低下した事を補う事を行ったという事で「腰痛を治すぞドット混む」においても書いてあるのですが、何しろ歩く事を行いました。昨年の1月から1日10000歩を歩く様にして徐々に下半身の強化を行ってきましたが、10月からは1日20000歩を歩く事にして更に強化を計りました。これに尽きると思います。上記内容の5km毎の記録を見て頂くと分かるのですが、最初から最後までほぼ同じスピードです。最初の5kmもスタート地点の混雑でスタートラインを踏むまで2分かかった為の物です。今回はスタートからゴールまで完全に走り抜け、とても楽しいマラソンでした。今年は更に余分な肉が無くなりスマートさを取り戻し、糖尿病予備軍からも解放させて貰えると確信しています。

各ポイント毎に於けるコンディション
0〜5km
スタート地点でかなり人だかりが出来ていて、スタートの号砲からスタートポイントを踏むまで2分かかる。荒川マラソンなどは10分近く掛かる訳だからまあまあですか・・・・。自分の調子がどうなのか不安を感じる時ですね。感じとしてはダイエットが功を奏してか、体の軽さを感じてすこぶる快調。海岸線を走り視覚的にも気持ち良い走りが出来ました。
5〜10km
段々体も暖かくなってきて更に快調、天気も良く気持ちよく走れました。ただ、普通だとそろそろエイドステーションがある筈だと思って居るんだけど、なかなか無い。係の人に聞くと「もうすぐありますよ。」という答え。でもありつけたのは10km過ぎでした。これはちょっときつかったですね。
10〜15km
今までの経験から今は調子が良いけど、此処で走りすぎるとまた途中でダウンする事になるので、自重して押さえて走る。でも体の感じはとても快調。こんなに良い感じで走れるのは久しぶりの感じです。
15〜20km
概ね半分まで来てこれからが体の変調が来るのが今までだったので、それが何処で出てくるかが今回の興味のある所。
20〜25km
折り返し点を過ぎて、さあ、これからが今までどう言う練習をしてきたかが問われていく所です。いつも25kmあたり迄はそこそこ走れてその後急に落ち込むというのがマラソンのストーリーでしたが、今日は・・・・。
25〜30km
そろそろ体の変調を感じてくる時間帯に突入です。今のところ足は良く上がっています。腰の周りが重く感じるのが気掛かりです。僕は腰に問題があるので、あまり無理はしないで楽しく走る事を心掛けて行こう。通常、この距離で足が上がらなくなり、1度は歩き始めるのですが今回はそういう感触が無いというのが不思議です。ひょっとしてひょっとしたら今回の目標タイムををクリア出来るかもしれない。それにしてもこのコースは登りと下りが非常に多い。年がら年中上がったり下ったりしている感じです。
30〜35km
此処まで来ると気持ちはゴールに近づいてきますが、本当はこれからが一番辛くなる所ですね。しかし、今回のコースは30kmまでが内陸部を走り、30kmを過ぎるとまた海岸線に戻って来て往路と同じ所を走る内容になっていて、そういう意味では気分的に楽でした。
35〜40km
最も辛い距離になってきました。今回の一番の不安材料が走行距離不足だったので、30km前後からのしんどさは覚悟していたのですが、今回は今までのマラソンと違いとてもしんどいのですが足は上がるので走り続けられて、此処まで来ても最初のスピードと殆ど変わらず走れているというのは自分ながら驚異です。35kmを過ぎてくると今度は後何kmでゴールという掲示板に変わり、もう一踏ん張りだと自分に言い聞かせる様になり、僕はどんどん若者ランナーを抜きながら走る事が出来、楽しい瞬間でもありました。
40〜42.195km
後2.195kmと言う事で計算するともう一踏ん張りすれば4時間を切る事が出来るのかという事を考える瞬間でもありました。もうろうとした頭で考えると気分転換にもなり、そうこうしている間に段々距離が短くなると言うのは良いことですね。残念ながら2分強オーバーしましたが、ゴールまでの海岸線を走り抜けるのはとても気持ちの良い瞬間でした。

楽しい時間を有り難う!!
今回もそうでした。この大会を支えて頂いた沢山のボランティアの人たちの努力で、僕たちは気持ちよく走ることが出来ました。
走っている間、交通規制をした為、ドライバーの人たちはいらいらしたことと思いますが、僕らランナーのわがままに付き合ってくれて有り難うございました。また、途中には大会からのエイドステーションに加えて、個人的に水、温かいお茶、軽食、飴等を差し入れて頂いた方々にはとても感謝しています。特に折り返し地点以降では寒くなってきて温かいお茶の味は忘れられません。
また来た時にはよろしくお願い致します!!
今回は車で館山まで来ましたが、マラソンに参加することの楽しみの他にこの館山近辺を見ながらドライブを楽しむことにもありました。というのは僕は小学生、中学生の頃、臨海学校で夏休みに保田、富津、岩井、竹岡等に来た記憶がありこれらの町を見るのは40年ぶりでした。懐かしい瞬間でした。まるで同窓会の様な感じでしたね。

以上で館山若潮マラソン完走記を終わります。最後まで読んで頂き有り難うございました。次は3月9日大山登山マラソンがあります。距離は9kmと短いのですが登り専門店で結構きつくて面白いですよ。また完走記を書きますのでその時には覗いて下さい。

フルマラソン歩かず完走、自己記録更新、折り返し地点前半と後半同タイムの快挙の要因を分析
11月に栃木県大田原市での「大田原マラソン」に参加しましたがこの時35、4kmの通過タイムが3時間20分以内という関門に引っかかって完走出来なかったのですが(3時間21分で通過の為)、この時の印象はいつものマラソンと同じで25kmまではそこそこ走れていたのですが、25kmを過ぎてからは足が上がらなくなる、膝が痛くなる、腰が痛くなると言う事で2〜3回は歩いたと思います。
ところが先の完走記の中にも書いてありますが、今回の違いは最後まで足が上がって走り切れたと言う所にあると思います。
なぜ今回の様に気持ちよく走れたのかについて自分なりに分析した結果を書きたいと思います。

昨年の「大田原マラソン」の後、僕は今までと違う事を三つしました。一つは散歩です。今までもやっていたのですが10月中旬より「糖尿病予備軍」の宣告を頂き、運動をより一層しようと思い、1日15000歩〜20000歩を歩こうと生活を変えました。
これは僕の腰の調子をとても良くしてくれました。今まで腰をかばって歩いていたのが背中を真っ直ぐにして歩ける様になりました。更に体のストレッチを行う為に立って両手を左右に振り、体を捻るやり方ですね、ラジオ体操にもあるあれです。
そしてもう一つ、歩く要領で足を上げる時膝の位置がお臍の高さまで上がる様に力を掛け、そして膝の位置が反対の膝の位置まで来る様に捻る事を行う。この二つのストレッチを各50回、1日に1〜2回行う。

この三つの基礎体力強化体操で今回の楽しいマラソンが出来たと思っています。
と言うのも12月、1月の走行距離は自分の計画とかけ離れて、両月とも約40kmしか走れませんでした。内容的にはこれは途中から歩いて最悪の場合はリタイヤになる内容ですよね?皆さんの練習のヒントになればと思い書いてみました。


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