21 天武天皇社
672年の壬申の乱(皇位継承を巡る飛鳥時代の内乱)の際、大海人皇子(後の天武天皇)は吉野から山伝いに不破の関へ向かう途中、妃の宇野讃良皇女(うののささらひめみこ のちの持統天皇)と共に桑名郡家(地方を治める役所)に駐泊しました。これにちなみ、のちに創建された神社です。
もとは日進小学校北の新屋敷付近にあったようですが江戸時代に当地に移りました。新屋敷には「天武天皇御足洗の井戸」と称する伝承地が伝わっています。
なお桑名郡家がどこにあったのかは現在までのところ分かっていません。