22 本願寺
西山浄土宗のお寺です。創建は室町時代初期にさかのぼると言われていますが、詳細は不明です。江戸時代は近くに本願寺村があり、古くからの大きなお寺であったと思われますが、先の大戦で建物を消失してからは無住のお寺となり、現在は空き地になっています。 しかし境内に「梅花仏鏡塔」が残っています。鏡塔とは芭蕉十哲の一人、各務支考の分骨墓です。鏡塔の周りには桑名の俳句結社間遠社の歴代社長の句碑が並んでいます。 なお桑名名物の「志ぐれ蛤」は各務支考の命名によるものです。
梅花仏鏡塔