3 北桑名総社・北桑名神社 (堤原)

 江戸時代は三崎神明社とも今一色神明社とも呼ばれ、今一色の産土神でした。明治41年(1908)に式内佐乃富神社、式内中臣神社、太一丸神明社などを合祀し、現社名に改称されました。

 佐乃富・中臣神社は宝殿町にあり、壬中の乱の時にB野皇女(うののひめみこ:のちの持統天皇)が宝物を安置したところと伝えられています。そのため当社前には「持統天皇御舊(きゅう)跡」の石碑が建っています。

 戦災にて焼失、現本殿は昭和44年(1969)再建されました。祭神は天照大神、素戔嗚尊、天児屋根尊(あめのこやねのみこと)などです。

地理案内図(87Kb)

北桑名神社 町名表示板
付近には宝殿町、新宝殿町という町名が
残っています