8 長寿院 (北寺町)

 松嶽山と号す臨済宗のお寺です。元は陽向寺と称しました。元和4年(1618)に桑名藩4代目藩主松平定行夫人(薩摩藩主島津家久の養女)が没した時、実家の宗旨が臨済宗であったため、当寺に葬り菩提寺としました。夫人の院号により以後寺名を長寿院と改めました。

 墓地に長寿院墓、駒井鶯宿(こまいおうじゅく:白川藩主松平定永に仕え、定永が桑名の15代藩主として国替えの時、先鋒隊として城の受け取りや住居の手配に奔走した)墓、薩摩義士の墓3基があります。

地理案内図(87Kb)

本堂
鉄筋コンクリートのモダンな本堂
長寿院墓
先年まで荒れ果てていましたが、平成15年に築
地で囲われるように改装されました。