私の家には ケニアが好きな同居人が持ってくる ケニアの旅行パンフがいろいろおいてある。
20年前に 友達がご主人の仕事で2年間ケニアに滞在していたときも、行きたい気持ちはあったけれど実現できなかった。
その後ケニアへ行きたいという言葉は聞いていたのだけれど、、、このたびは 「行けなかったら灰にしてアフリカに撒いてくれ、、」
のひと言にまけ、   とうとう 一緒にでかけることと なる。
ツァーといっても二人のツアー。 ケニアまでいくと現地のガイドさんがつくコースを選ぶ。
出発二週間前に 小樽検疫所まで出向いて 黄熱病の注射を打つ、二週間に一度注射を受け付けているその日は約十数人、黄熱病の注射を打たなければならない国へ出かける人はやはり少ないことを実感する。
注射後二日ほどしてから大きく腫れて熱を持ち 一週間続く、左腕は黄熱病と闘っている! 、、毎晩アイスノンで冷やして寝る、、、
持っていく荷物はプロペラ機にも載せるのでひとり15sの制限、
なのでなるべく軽く、  着ていくものはアフリカの動物に会いに行くのだからなんでもいいわ、と思って用意は楽。
シャツは虫除けのため みな長袖、  忘れずに、暖かいジャケットがあればよし、
時間の長いサファリドライブではサバンナがトイレ、 ガイドさんは 遠慮しないで
 こちらではそんなとき 「私を救いたい」 といえばよいといわれる、、、、
なるべく冷えないように ネイチャートイレへ行かなくて済むようにと ホッカイロ、 手袋など を入れる、
(さらにはマフラーに膝掛けがあれば万全。)
エアークッションはとても役に立った、
海外旅行用品を扱うお店によいのがあります 、 アフリカのがたがた道を日に二百キロも三百キロも走る時はクッションがあると
車の振動をカバーできます、私の使ったクッションは帰りに ガイドのJOHNに使って貰うことにしました。
用意したものは 他に蚊取り線香、虫除けスプレー、など殺虫剤もあった方が良いと思いました。
ナクル湖のロッジ、アンボセリのロッジでは蚊帳もつられていましたし蚊取り線香も焚きましたが
マサイマラでは焚かなくてすみました。その代わりネイチャーウォークで歩き回るときは防虫スプレーが必要です。
一日以上かけてようやくナイロビへ到着する。
 帰りは途中シンガポールに入国して、ホテルで夕食やシャワー、などゆっくり休憩の時間を取りましたが これは良かったです、
空港で 乗り継ぎの待ち時間を過ごすのは やはり疲れます、一睡もしないうちに空港のアナウンスが「good morning、、」
ドバイからはイスラムの黒衣の若い既婚の女性と隣り合う、時々目が合って微笑、、中東の 女謎めき 風灼くる
ナイロビの中心街は大きなビルがたち、車が多い、ロータリー式の交差点では車が混み合います
人も車も多い繁華街を少し外れると軽工業、化学工業の工場地帯です。ドイツへ輸出しているセメント工場、除虫菊、携帯電話
、タイヤなどなど、日本の看板も見られます。   郊外では牛や羊の放牧がされています。
ナイロビ近郊のキクユ族の人々の除虫菊、トウモロコシ、お茶、コーヒー、ピーナッツ、カシューナッツ、果物、
お米、椰子などの畑がみられます、
ケニアは教育に力を注いでいるので将来は見込みあると思います、、
子供達は可愛い、車をみると遠くからも手を振ってくれます、男の子は子羊、ロバの見張り、もう少し大人になると牛追いです
女の子は次々生まれる下の子をおしりにちょこんとおぶって子守。
黒人の女性は顔(頭)が小さく、美しいスタイル ひとりひとりの服装もヘアスタイルも個性的にみえました、
色の使い方が新鮮でした 膚の色と合うのですね
大きな荷物を頭や、背中、腰に載せて 運ぶ女性を多く見ました、遠い道のりをあるいていくようにおもえました
畑のていれをしているのも女性、、、女性の方が働きもの、、?
みちばたの草の上に寝ころんでいる人もいたり、、もうケニアに着いたころからは慣れて、世界はひろいところ、
人にも景色にも驚かなくなっていました
サファリドライブの折々、には ライオンをはじめ、シマウマ、アフリカンバファロー、フラミンゴ、モモイロペリカン、シロサイ、キリン、
アフリカ象、ヌー、インパラ、トムソンガゼル、カバ、ワニ、サバンナヒヒ、ブチハイエナ、トピ、ウォーターバック、ディクディク、
ハイラックス、ほか たくさんの鳥などなどを見ました 、ヒョウは着いたその日に低い木の上に座っていて横顔を双眼鏡で
見ることが出来た。同居人のホームビデオでは木を降りて草むらを行くヒョウが写っている、もう一匹もいたようだ。
私は自分のデジカメの不運を思った、、、
ロッジはどこも電気が来ていません、自家発電で、時間制でした、 モーニングコールはドアノックでした。

☆遠かったアフリカが 短い期間に接した景色や人情の中で大変身近に感じられるようになった 今度の旅でした。
あの動物たちが悠々と生を営んでいるサバンナ草原の地続きに暮らす人々が羨ましくさえ思われます
マサイ族の人々はあちらこちらに小さな村を作って点在して、暮らしています、実にたくさんの牛を飼っている人たちもいます。
観光を受け入れてくれるところと 昔ながらの暮らしそのままの所とあるようです。
野生動物も近くにいる中にですから 危険なこともあるでしょう、槍や棍棒と 赤や濃いピンクの服カンガで身を守っているんですね
動物も賢い勇敢な人間には近づかない、、
家におじゃましましたが牛の皮で出来た立派なベッド、明かり取りも小さくいくつか開いています、、ランプもありました。
私が訪ねたマサイ村の若いリーダーは英語上手てす 笑いあったりして、すぐに交流が出来ます。
ガイドのJOHNさんも何カ国語も話せます、日本人も旅行をするなら 上手に英語が話せると良いですね、役に立つ英語の授業を!
マサイマラではマサイ族の人の自転車姿を見ました
そまつですがトタン屋根の家も見られるのは、定住するようにもなってきているのでしょうか

サファリラリーの車にも出逢う経験もしました。
一体どれだけの数、どれだけの種類の動物や鳥が、アフリカケニアに生きているのでしょうか、、
国立公園や動物保護区がアフリカケニアの努力でいまのように守られて、私達のような観光客にもいつまでも
静かにおじゃまできる環境が続いてほしいものと心から思います。       Asante Sana  ありがとう  ケニア                     
 ☆★ケニア旅行記雑感 ☆★     8月7日記
AFRICA KENYAに行ってみた