介護に対する考え方 |
事故及び拘束 | 要員配置 | 情報の保護と開示 | 苦情・要望 | 表紙へ |
1 寛寿庵の命名は「寛ろいで天寿を全うする家」という意味です。 すこやかに生きて安らかに死を迎えることが人間の幸せだと 考えています。 2 事業主は、自分が要介護状態に陥った場合に、介護保険の 給付を受け応分の自己負担をして、なるべく質のいい介護を 受けたいと思っています。 他人にもその方向で努力いたします。 |
3 質のいい介護とは、喩えていえば、魚屋の魚・ 豆腐屋の豆腐をいいます。スーパーの魚や豆腐 ではありません。 4 利用者はお客様であって介護者の家族では ありません。従って、利用者を家族に擬すること はしません。 ただし、客と魚は3日で鼻につくといいますから、 いわゆる「お客様扱い」するのではなく、共同生活 者の一員として処遇していきます。 |
5 認知症(ボケ)は長寿の必然の結果です。 まれに病気による若年性の認知症もありますが、一般的 には老化現象のひとつであって病気とは考えていません。 叱責も迎合もせず受容することに努めます。 |
6 運営や介護に関わるあらゆる決定はそのことに責任を とるべき者が行うこととします。多数決では行いません。 ただし、決定した理由、その背景等については、決定者 が全員によく説明し共通認識として徹底することに努めます。 |
7 以上の認識と方針により、現行介護保険制度の枠内で 最高水準といわれるような介護品質を達成し維持すること に努めます。その上で、自己負担額はなるべく低く抑え ながら適正利潤の確保を図ります。 |