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線の言葉、線のカタチ。 ↑
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05ユニット構造体(紙の制作)について

「ユニット折り紙」のパターンを使用する。

紙をある一定のパターンで折ることで一つの単位、ユニットとする。それら複数のユニットによって一つの形態を組み上げるものをユニット折り紙という。
単位としてのユニットに個性はなく、そこに在るものはどのように組み上げられたかという「パターン」のみ。

構造そのものが形態へと現れてくる。
幾何学的な形態をつくり、モジュールとして反復していく。

カタチの連続体を作る。同一の単位の反復によって、組み上げていくパターンによって、より複雑な構造へと展開していく事が出来る。
単純な「折り線」から全体のシステムへ。全体のシステムからユニットを決定する「折り線」へ。
たった一つのパターンが循環し、増殖していく。

このシリーズにおいては実験段階として幾何学的な形態を実際に自分の手を使っての試行錯誤によって組み上げている。そこから発展、増殖していく「構造、パターン」を研究していくことで、大量のユニットを使用したインスタレーションに展開していきたいと考えている。一つの完結したカタチ、幾何学的なカタチを組み上げることが目的ではなく、ユニット・パターンの特性による「スカスカなカタチ」の面白さによって、様々な場・空間を作ることが出来るのではないかと考えている。

参考資料
「おりがみランド 長方形で折ろう ユニットおりがみ」布施知子(誠文堂新光社)
「多面体の折り紙」川村みゆき(日本評論社)

各作品はこちら→01.02.03.04.05.06.07.08.09.10.

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