沖縄 西表島・石垣島 4日間


2004年9月21日


石垣島、竹富島、小浜島、西表島、鳩間島、新城島、黒島、波照間島、与那国島を、八重山諸島という。
(多くの島が連なっている様子から、八重山の名がついたそうだ)

その中心となるのが、この石垣島である。
人口約47,000人の島だが、昨日滞在した西表島と比べると、かなり都会である。
鉄筋の建物も多いし、走る車の数も多い。コンビニもあちこちで見かけるし、24時間営業の大型スーパーマーケットだってあるのだ。







まずは玉取崎展望台へ。
ここは、見晴らし最高な展望台になっており、北側には平久保半島を望み、東側には青い海が広がっている。
敷地内には、赤やピンクのハイビスカスや、いろいろな花が咲き乱れていて、とてもきれいな展望台である。
南国の花って、強烈な色だよね。石垣島では一年中、ハイビスカスを見ることができるそうだ。
私は行かなかったけど、日の出を見るにはベストポイントなんだって。




次に、平久保岬へ向かう。ここは平久保半島の先端、つまり石垣島の最北端にある岬である。
この日はとてもお天気が良かったので、海の色がとてもとてもきれいに見えた。
蒼い空とエメラルドグリーンの空、そして、空に伸びる白い灯台。くぅ〜っ、たまんないねぇって感じ。
これこそ沖縄の海の色なんだーって、感激しちゃいました。
ここ平久保岬から見ると、東と西で海の色が違うのが判る。琉球列島を境に、東シナ海と太平洋では、海の色が違うのだ!



米原という地域に、ヤエヤマヤシの原生林がある。
ヤエヤマヤシはここ石垣島と西表島のみに生息する一属一種のヤシで、特別天然記念物に指定されている植物だ。
駐車場から遊歩道を歩いて、原生林に入っていくのだが、観光客が入れる地域は狭い範囲だけである。
環境庁のレッドリストにも乗っていて、稀少絶滅危惧種に指定されているヤエヤマヤシだけに、しっかりと管理されているのだろう。
木の根っこがおもしろくて、はいつくばって写真を撮っていたけど、あとで聞くところによると、ここにはたくさんのハブが生息しているのだそうだ!!
朝、晩には遊歩道にもチョロチョロでてくるそうなので、注意してくださいね。

ここの、入り口のところにお土産物などを売っている売店がある。
そこでは、絞りたてのフレッシュジュースを買うことができる。私はマンゴージュースを頼んでみた。マンゴーの時期ではなかったので、生のマンゴーではなかったけど、マンゴーを凍らせたものでつくってくれた。
マンゴーにさとうきびの絞り汁で甘みをくわえたジュースで、これがとてもおいしい♪
ここに行かれたら、是非飲んでみてね。



川平湾(かびらわん)は日本百景にも選ばれている石垣島一の観光ポイントだ。エメラルドグリーンの海の色と、白い砂浜、島の濃いグリーンがとても美しい。
遊泳が禁止されているためか、リゾート地特有の華々しい雰囲気はなく、どちらかというと静寂に包まれた海という感じがした。
ここだけに限らないけど、沖縄の海って、光の当たり方で本当にいろが変わってくるから不思議である。

ここは遊泳禁止だけど、グラスボートがでているので、早速乗ってみる。
グラスボートは、船底がガラス張りになっていて、そのガラス窓から海の様子をみることができるのだ。
珊瑚の中なら顔をだしたニモちゃん!(クマノミ)

これがまた感激モノ。
あらゆる種類の珊瑚礁が手に取るように見えてくる。見たことのないような魚の群れもたくさん泳いでいる。海がめの姿も見えた。

私は泳げないから、ダイビングは怖くてできないのだけど、そんな私でもこれなら海の中の様子を知ることができる。
でも、こんな美しい海の中、実際に潜れたらどんなに楽しいだろう・・・と思った。

でもね、あんまりきれいだからといって、下ばかり向いていると気持ち悪くなっちゃいます。
船が動いている時には、遠くの景色を眺めていて、いいポイントに着いたら下を見るっていうふうにしたほうがいいですよ。

The 灯台!

御神崎(うがんざき)は、石垣島西側に位置する。白い灯台と断崖や寄石のコントラストが見事な眺めである。
前方には大きく広がる西表島が見える。

すごい崖になっていて、思わず吸い込まれていきそうな感じである。
→ 岬の先端にある岩。頂上の岩が今にも落ちそうで落ちないのだ。なんだか怖いね。

ここは、春にはテッポウユリが咲き乱れるスポットなのだそうだ。




海に沈む夕陽が撮りたいって思っていたけど、ポイントをさがしているうちに陽がどんどん沈んでしまって、あわてて撮ったのがこれ。
太陽を撮るのにいい場所ではなく、泊まっていた船をシルエットで撮るしかなかったの。
夕焼けはとってもきれいだったんだけど・・・。


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