イエローストーン&グランドティートン国立公園 7日間




2004年7月15日

私たちの飛行機はミネアポリス行きNW20便である。
ツアーじゃないから、空港2時間前じゃなくてもいいよね〜などと思っていたら、これが甘かった。この日の成田空港はものすごい人で、ノースウエスト航空のカウンターの周りは、チェックイン待ちの人で長蛇の列だった。(汗)
このままじゃ、絶対間に合わないゾと思った頃、「ミネアポリスの方いらっしゃいますかー」という係員の声がした。係員の案内で、ビジネスクラスのカウンターでチェックインをしてもらい、出発ギリギリで搭乗できた。やっぱり時間には余裕を持たなきゃね(汗)
機内食のディナーはビーフカレー

機内では、アメリカ人や日本人よりも中国人の姿が目立った。
夏休みの旅行なのだろうか。親戚一同で来ましたって感じの団体が多かった。じーさん、ばーさんに、子供ファミリーが数家族って感じ。
当然予想されることだが、かなりうるさい。荷物を通路に広げだしたり、遠くの席にすわっている人のところへ行ったり来たり・・・・。
だんだんとイライラしてくるので、ビールとワインをしこたま飲んで寝ることにした。

予定通りに出発した飛行機は、予定通りにミネアポリスに到着。
ここで、入国審査を受けるのだが、かなりうるさかった。「目的は何か」「これからどこへ行くのか」「何日間そこに滞在するか」「他の都市へ行く予定はあるか」などなど、いろいろ質問された。
それも、こちらが外国人だからという配慮はまったくなしで、恐ろしいスピードでまくしたてる。英語が理解できない人には、日本語の通訳が呼ばれていた。通訳の方はひとりしかいないので、あちこちのカウンターが「通訳待ち」状態になっていた。ここの入国審査を抜けるのには、ある程度の時間をみておいたほうがよさそうだ。
入国審査を抜けると、預けておいたトランクを受け取り、税関へ。税関は書類を出すだけでそのまま通過。
そして、もう一度荷物を預けなおす。

あとは、ここでトランジットが4時間半。
ミネアポリスの街までいけそうな感じがするけど、成田でのこともあるし、おとなしく空港で待機することにする。
とりあえず、ビールとトルティーヤで乾杯。
トルティーヤは、一皿を二人でシェアしたんだけど、それでもかなりの量である。
食べた後は「げぷ〜っ」って感じ。何度もアメリカには来ているけど、この量の多さは慣れないねぇ。

ミネアポリスの空港は本当に大きくて、いろいろなショップが並んでいる。ぶらぶら見ているだけでも楽しいのだけど、それでも4時間って時間は長いなぁ。


ここで、イエローストーンの位置についてちょっと説明しよう。
イエローストーン国立公園は、モンタナ、ワイオミング、アイダホの3州にまたがって位置しており、その広さは四国の半分くらいと言われている。
ゲートシティは、北の入り口のボーズマンか、南のジャクソンが便利である。ウェストイエローストーンにも空港があり、ソルトレイクシティから夏の間のみフライトがあるが、フライト数も少なく、日本からの乗り継ぎはあまりよくない。
ソルトレイクシティからレンタカーを使用すると、7時間くらいかかる。
日本から入る場合は、シアトル経由でボーズマンに入るのが便利だが、私たちは成田ーシアトルがとれずに、ミネアポリス経由でボーズマンに入りすることになった。
グランドティートン国立公園は、イエローストーンの南側に隣接されている。


ミネアポリスからボーズマン行きの国内線に乗る。
飛行機はほぼ満席。ボーズマンはイエローストーンの玄関口であるので、この時期はかなり混みあうそうだ。
約2時間でボーズマンに到着。時差があるので時計を1時間戻す。

空港には、こちらに住んで16年になるという現地ガイドのNorikoさんが迎えにきてくれていた。
今日は、ボーズマンに1泊なので、そのままホテルに送ってもらう。ホテルはベストウェスタン。豪華なホテルではないけど、広くて清潔なお部屋で、ゆったりくつろぐことができた。
客室で無線LANが使えるので、インターネット接続が便利だった。さっそく家族に「着いたよ」メールを出す。

アメリカ初ディナーはホテルのレストランで。
シーザーサラダとガーリックブレッド アメリカといえばビーフステーキでしょう シーフードメレンゲ チーズクリームソースがかかってます

おいしかったんだけどね。やっぱりすごいボリュームで、翌日は胃がもたれました。


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