オーロラに逢いに アラスカ6日間


2003年2月21日
自宅から成田空港へ車で移動。
途中、高速道路が大渋滞で、その影響か一般道も大渋滞!
間に合うのかっ!と、ひやひやしたけど、どうにか成田に無事到着。

早速チェックイン。
預け入れ荷物の検査がかなり厳しいと聞いていた。実際、スーツケースをあけて確認されている人もいるようだ。
しかし、私たちは何の問題もなくあっさりチェックイン。「鍵をかけるな」と言われると聞いていたんだけど、そんなこともなく、思わずこちらから「鍵かけちゃっていいんですか?」って聞いちゃった。
そしたら「お客様のご判断におまかせします」だって。やっぱり鍵をかけないってのも不安だから、一応かけて預けることにした。
但し、検査のために鍵を壊された場合は、航空会社では免責となるそうなので、傷害保険に入っていたほうが安心ですよー。

NW7便は、ほぼ満席だった。
私たちの席は、セレクトシート一番前のバルクヘッド(スクリーンの前)。事前予約ができるので、前もってリクエストしておいたのだ。
足元は広いし、前に席がないのでシートが倒れてくることもなく楽チン〜!
しかし、セレクトシートって日本人が極端に少なかったなぁ。どうしてだろ??
(セレクトシートとは、エコノミークラス前方の静かな席といわれています。席は普通のエコノミーですが)

ほぼ定時に出発し、ほぼ定時にシアトル着。

シアトルは雨だった。
シアトルでの入国は、
入国審査→荷物受け取り→税関審査→手荷物再チェックイン→ターミナル移動 となる。
入国審査や、税関では特にうるさいこともなくあっさり終了。
が、国内線の手荷物検査がすごかった。
ダンナはあっさりとパスしたのだが、私はボディチェックまで受けさせられた。
靴を脱がされて、靴のチェック。頭の先から爪先まで探知機を当てられ、その上実際に体に触ってチェック。(もちろん女性スタッフだけど)
こんなに厳しくチェックされたのは初めてだ。もちろん、手荷物の中味もすべてチェックされる。
乗り継ぎ時間に余裕があるから、焦ることはなかったけど、これで時間が迫っていたら大変だろうな・・・。
しかし、この旅行中、この手荷物&ボディチェックにはずいぶん悩まされることになるのである。
無作為にチェックしているとはいえ、毎回ボディチェックを強要された私。どうしてなんだろう。

シンボルはエスキモーの顔〜
ようやく無罪放免になって、国際線のターミナル(Sコンコース)から国内線ターミナル(Cコンコース)へシャトルバスで移動。
アラスカ航空はCもしくはDコンコースを使用している。
シアトルは、アメリカ本土からアラスカへの玄関口だ。アラスカ航空の飛行機がたくさん止まっている。
シンボルは、尾翼に描かれたエスキモーの顔。この飛行機を見ると、「アラスカに着たんだな〜」って何となく嬉しくなってしまうの。
正確には、まだアラスカにはたどり着いていないんだけどね。
まずはアラスカ航空のカウンターへ。実は成田でチェックインした時に、アラスカ航空のシアトルーフェアバンクス間が並びの席が取れなかったのだ。近くならまだしも、前方の席と後方の席とかなり離れた2席だったので、できるなら隣りの席が取れれば・・と思ったのであるが、「本日のフライトは満席なので無理です。」との冷たい返事だった。ぐすん。
SmallとLarge
値段の差は1ドル。大きい方がオトクです。

シアトルでの待ち時間では、いつも必ず立寄るレストランがある。CコンコースとDコンコースの間にあるカジュアルなレストラン。
ここではアラスカの地ビール「
アラスカン・アンバー」が飲めるのである。
アラスカン・アンバーは、全米の地ビールコンテストで何度も金賞を受賞したというとてもおいしいビールだ。色は褐色で濃そうだけど、飲み口はとてもスムースで飲みやすい。他にもエールタイプもあるんだけど、実際アラスカでもアンバーのほうが飲まれているようですよ。早速、これからの旅に乾杯〜♪このときの時間、午前7:00頃。周りはみんな朝食時間。
この時間にビールを飲んでいたのは、私たちだけだったみたい。(^^;)

アラスカ航空AS97便は確かに混んでいるみたい。
ダメモトで、ゲート近くのカウンターへ行き、席が空いていないか再び交渉!するとここのお姉さん、コンピューターを叩いて近くの2席を見つけてくれた(最前列のBとD席)。やればできるじゃん!(結局、C席の人に頼んで席を替わってもらい、ダンナと並んで座ることができました♪)

アラスカ航空は、お気に入りの航空会社のひとつ。クルーがフレンドリーでとても感じがいいのと、食事がとてもおいしいのである。
この路線ではいつもランチにホットサンドイッチが出されるのだが、これが激うま!熱々のバンズにハムとチーズがとろ〜り。
今回は、チキンorターキーのチョイスでした。ターキーは七面鳥そのものではなく、ハムのようなものでした。ターキーを使ったハムだったのね、きっと。
他に、ポテトチップスの小袋と、オレオクッキー2枚入りがついてました。アメリカっぽいでしょ。
機内で出されるコーヒーは「シアトルズ・ベスト」のコーヒーで、これもとてもおいしい。NWより100倍くらいおいしいと私は思うわっ。

この路線は、直行便とはいえ、アンカレッジに一度立寄ってからフェアバンクスに向かう。
アンカレッジはアラスカ州一の都市だから、ここで降りる人もたくさんいるのだ。ここでは1時間くらい止まっていた。
アンカレッジも雨。この時期のアラスカは雪は降っても、雨が降る事はとても珍しい。
雪の様子は全然なく、「今年は暖冬」というのは本当なんだな〜と実感した。
フェアバンクスまで行く人は、飛行機にそのまま乗っていてもいいし、一度飛行機から降りることもできる。
その場合は、
必ず搭乗券を持って降りること!また、一度飛行機から出た場合は、搭乗時間になるまで機内に戻ることができないのでご注意。
私は機内にいても仕方ないので、外に出てコーヒーを飲んでいた。小さな空港だからショップもカフェもたいしたことないけどね。
あるツアーの添乗員さんがお客さんに「ちょっと様子を見てきますから、このままお待ちください。」と外へ出て行った。
しかし、当然彼女はもう機内へは戻れない。出て行ったきり戻ってこない添乗員を、機内で1時間近く待っていたお客さんたち、不安だっただろうな〜。

そしていよいよフェアバンクスに向けて出発〜。
雲の上はすごく良い天気!マッキンリーもきれいに見えた。さて、フェアバンクスの天気はどうだろう。

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