オーロラに逢いに アラスカ6日間


2003年2月23日

本日起床はAM7:00。早いでしょう♪
今までご一緒していたMご夫妻が、本日出発なのだ。昨晩のうちにご挨拶はしてあったのだけど、せっかく仲良くなった方だからどうしてもお見送りしたくて、必死の思いで間に合うように起きたのだ。もちろんダンナもたたき起こす(笑)
Mご夫妻は、アラスカ鉄道でアンカレッジに向かうのだそうだ。飛行機なら1時間足らずで着くのだが、のんびり走るアラスカ鉄道では約12時間の旅。アラスカの原野を眺めながらゆっくり移動するのもまたいいものだ。私は夏のアラスカ鉄道には乗ったのだが、今度は冬にも乗ってみたいな。
7:30にお迎えがきて、彼らは出発していった。

もちろんその後は、ベッドに直行。ベッドにはいるとすぐに、ダンナはすやすやと再び爆睡。
しかし、私は全然眠れず。睡眠不足で体はだる〜いし、頭も重いのだけどどうしても眠ることができない。仕方ないので、ランドリーで洗濯して、リビングでゴロゴロ。
窓の外から鳥のさえずりが聞こえてくる。B&Bのオーナーのチャックさんが時折エサをやっているようだ。
それにしても、寒い時には−40℃近くまでになるアラスカの地で、さえずる鳥のたくましさったらすごい。
あんな小さな体の中に、どれほどのパワーを秘めているんだろう。
僕がゴールディです

突然、階下から足音がしたと思ったら、オーナーのチャックさんの愛犬ゴールディ君がやってきた。
黒いラブラドールレトリバーだ。実は、昨日も遊びに来ていたのだ。
Mさんから「黒い犬がきても、あんまりかまわないほうがいいよ。図に乗ってしつこいから〜」と言われたのだが、とても人なつこくてかわいかったので、ついつい一緒に遊んでしまった。
なでて〜とおねだり

彼にとってはいい遊び相手だと思われたのか、その後は、家の中でも外でも「遊んで〜」とけっこうしつこくまとわりつかれることに・・。ま、かわいいからいいんだけどさ。
今日は新しいゲストはこないみたい。このリビングもキッチンも私たちだけで使うことができる。

私たちだけっていうのはとっても楽なんだけど、どうしてもだらけてしまう。
だって、外に出ない限りは人と会わないんだから、朝起きて「身支度をする」っていうあたりまえのことが面倒くさくなるのだ。
着替えもせずパジャマのままうろうろする私たち。あ、歯もまだ磨いていない・・なーんてことになってしまった。

やっぱりこうしてゴロゴロしてるだけじゃもったいないよねと思うのだけど、ロッジではすることなし。
現地の旅行会社でオプショナルツアーが申し込めるのだが、ここはダウンタウンから離れているので、OP代金の他に送迎料金がかかってしまう。これが往復だと100ドルを超えるくらいするので、今回はパス。
あとは、すぐそばで犬ゾリとスノーモービルができるが、たまたま私たちの滞在中は犬ゾリはクローズしていた。スノモはこの前乗ったからいいや・・。
クリアリーサミットではクロスカントリースキーとスノーシュー(かんじき)ができるが、なんだかそんな気にもなれず。
結局またお散歩に行くことにした。
昨日よりは少し遠くまで行ってみようということに。ここの周りにはスノーモービル用のトレイルがあるのでそれに沿って歩いてみることにした。このトレイルは、一般の車道の脇につくられている。
スノーモービルは見かけなかったが、たまーに車が通る。ドライバーさんたちは皆、珍しそうに私たちに視線を送る。
大体、真冬のアラスカで人が外を歩いているのはめずらしいことなのだ。みんなどこへ行くにも車だもん。
そんな道をてくてく歩いていてふと気がついた。「この道ってドロンズが歩いてた道じゃない?」
何年か前の、電波少年という番組で、アメリカ大陸を縦断したドロンズというお笑いコンビのゴール地点がフェアバンクスだったのを思い出した。
そして、ゴール地点は確かこのスキーランドだったような記憶があるのだ。


今日の夕飯

トマトソースのスパゲティ
・野菜サラダ
・残っていたサーモン

赤ワインとスモークサーモンは合わない(泣)



今晩の気温 午後10時でマイナス2℃くらい。今夜も暖かいのね〜(泣)
今日は昼間から雲が多くて、オーロラは全く期待できない天気だった。
それでも、今晩がフェアバンクス最後の夜だ。
あんまり期待はしないけど、それでもオーロラを待つ。
・・・結局、オーロラどころか星のひとつも見えない夜だった。

そりゃもちろん残念だけど、がっかり〜って落ち込むより、また来年も来るぞ!と気持ちを新たにしてしまったのだ。
オーロラ待ってたり、荷造りもあったりでAM4:00頃就寝。
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