オーロラに逢いに アラスカ6日間
2003年2月25日 | |||
今日はいよいよアラスカを離れる日。飛行機は8:00の出発なので、6:00にはホテルを発たなければならない。 シアトル行きの朝の便は、いつも混むので少し早めに空港に向かうことにした。 空港に着くと、フライトの時間が変更になっていた。8:00のはずが7:30発になっている。 こういうこともあるんだ!やっぱり時間には余裕を持っていたほうがいい。いや、できるなら前日に確認しておいた方がいいかも。 実は、今朝のフライト、ちょっと心配だった。なぜなら、シアトルでの乗り継ぎが50分しかないのだ。 予約した時は、充分な時間があったのだが、出発10日ほど前に「フライトの時間が変更になりました」と連絡が入り、乗継時間が50分しかないことがそこで判明。シアトル・タコマ空港での乗り継ぎ必要時間(国内線→国際線)は最低50分と言われているので、それこそぎりぎりの時間である。もし、アンカレッジーシアトルの飛行機が遅れたら、日本に帰れなくなるかもしれない。 そういう意味では、アンカレッジからのフライトが30分早くなるっていうのは、逆に良かったのである。 私たちを乗せたAS便は定刻どおりにアンカレッジを出発。 チェックインカウンターではいつも成田までのチェックインができるのに、今回は「国際線の分はシアトルでして下さい」と言われたのがちょっと気になっていたけど。 そしてシアトルにはほぼ定刻に着いた。乗り継ぎのため、急いで国際線ターミナルへ。 ゲート前にあるノースウエスト航空のカウンターで、チェックインをすませなければならない。 ふと、カウンターの掲示板を見るとなんとフライトが遅れている。出発予定時刻は15:00となっていた。2時間ほど遅れている。 何でも、機体整備が必要なのだが、部品がシアトルになくてポートランドから運んでいる途中らしい。 帰りのフライトは、ビジネスクラスにアップグレードしていたので、ラウンジでゆっくり待つことにした。 ここではビールも飲めるし、日本語の新聞もあるし、インターネットも使えるし、とりあえずの時間は潰せる。 フライトが遅れたおかげで、免税店でもゆっくりお買い物できたし。(余計なものまで買っちゃったけど) NWからはお詫びにと、バウチャーを渡された。 これには、国際電話がかけれるカード、NWのチケット割引券、選べる特典(10ドルのミールクーポン、マイレージポイント5000マイル分、飲み物のアップグレード(エコノミークラスで、いいワインとかが飲めるらしい)のうちからひとつを選ぶ)がセットになったバウチャーだ。 電光掲示板に15:00出発予定と表示されていたのが、しばらくすると16:30発に変更になった。ホントに大丈夫・・? 結局、飛行機が離陸したのは、17:00過ぎだった。 それでも、このまま無事に日本についてくれれば、仕事にも差しさわりがないし・・なんてお気楽に考えていたのだが・・。 離陸してしばらくするとドリンクサービスが始まり、食事のオーダーがとられた。ここまではいつものフライトだ。 しかし、窓の外をみているとどうも高度があまり上がっていないように思えるのだ。 そこに機長からのアナウンス。英語のアナウンスは聞き取りにくかったけど、15分後にシアトルに戻ると聞こえる。 ええ〜っ!と思ったら、続いて日本語のアナウンス。 やはり機体の不具合のため、シアトルに戻りますとのこと。ホテルは手配してあるので係員の支持に従ってくださいとのことだ。 思いがけないシアトル泊が決定。 着陸に際しては、機体に積まれている燃料はすべて空に捨てて、機体を軽くしてから着陸するんだそうだ。 すいぶんもったいない話だな・・。 |
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私たちはビジネスクラスだったので、一番早くに飛行機を降りることができた。 ゲートのところでは、係員がオーバーナイトパックと、これからのことが記された紙を配っている。 オーバーナイトパックは、1泊するのにに必要なものが入ったポーチだ。 入っていたものは、歯ブラシ、歯磨き粉、マウスウォッシュ、制汗剤、櫛、でかいTシャツ(多分、XLサイズ!)だ。 Tシャツは、パジャマ代わりにはなるだろうが、それよりも靴下が欲しかったなぁ。 配られた用紙は下記の通り(訳 by makiko) |
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私たちは、機内に冷凍したシーフードを預けていたので、それがどうなるか地上係員に尋ねてみた。 そして、「できるなら冷凍庫で保管してほしい」と頼んでみた。すると、係員のお姉さんは荷物のタグの番号を控え、冷凍庫にて保管してくれることになった。よかった・・。 搭乗前までは、日本人スタッフがたくさんゲート周辺にいたのだが、飛行機を降りたときにはひとりもいなかった。 日本語を話すスタッフがひとりしかいなかったので、日本人の乗客はその人に質問攻めだ。 乗客の殆どは日本人なんだから、もうちょっと考えてもらいたいものだよね。 |
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バス乗り場にはNWのスタッフがいるので、指示に従ってくれといわれたのだが、スタッフなんていやしない。 人の流れに沿って、ダブルツリーシータックホテルとかかれたバスに乗り込む。 ホテルに入ったのは、もう7時を過ぎていた頃だ。 フロント脇に、このフライトの乗客用のデスクが置かれ、紙に名前を書いて鍵とミールクーポンをもらうだけだ。 びっくりしたことに、ホテルにすらNWのスタッフはいない。一体どういうこと?明日の予定なんて何も聞いていないよ! NWにとっては、日常茶飯事なんだろうか。でも、この対応にはちょっとムッとしちゃうよね。 ロビーは、チェックイン待ちの乗客でごった返している。 ツアーの添乗員さんはてんてこまい。部屋割りをし、明日の集合時間などの連絡をしている。 いや、添乗員付きのツアーのお客さんはまだいい。現地係員がお世話するツアーのお客さんは誰も頼る人がいないのだ。 心細いだろうなあ・・。 ホテルの人に、明日は何時にホテルを出発したら良いのか聞いて見た。 すると、遅くとも5:30までにはバスに乗ったほうがいい。その前に、朝ごはんを食べて・・ということだ。 は〜っ、4時おきか・・。 この日の写真は1枚もありません。なんだか写真を撮る気にならなかったよ。 |
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翌朝、4時に起き、5時前から朝食を取り、7:00の飛行機に備えたのに、チェックアウトの際になったら、出発予定時間が9:00に変更されていたというおまけつき。こんなんだったら、4時に起きなくてもよかったのに〜。 飛行機は、9:00過ぎに離陸。成田までは問題ないフライトでした。 |
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