あざらしの赤ちゃんに会いに
カナダ マドレーヌ島とナイアガラ7日間


2002年3月5日(火)
19:00発 AC4便でカナダバンクーバーへ向け出発。
バンクーバーまでは約8時間。現地には10:00に到着予定だから、なるべく飛行機の中で寝ておこう。
そう思ったのだが、なぜか良く眠れないままバンクーバーに到着。

バンクーバーの入国審査は、いやになるくらいの長蛇の列だ。見ているとやけに時間をかけているようだ。30分以上待ってようやく順番が廻ってきた。
「どうしてカナダに来たんだ?」「どこの都市へ行くのか?」「どこに泊まるのか?ホテル名は?」「何日滞在するのか?」「今日はこれからどうするのだ?」などなど、びっくりするくらいいろいろな質問をされた。
となりのブースでは、英語を話せない日本人の老夫妻が審査を受けている。なんと、日本語の通訳までがついていた。

バンクーバーでは入国審査の後、一旦スーツケースを受け取り、税関を通った後、再度預けることになっている。
税関をぬけたところに、荷物のカウンターがあり、行き先を行って預ければOKだ。
ここで、モントリオール行きのゲートも確認しておこう。
ちょうどエア・カナダのカウンターがあったので、モントリオール行きのチケットを見せて「できたらバルクヘッドがいいんだけど・・。」とダメモトでリクエストしてみる。バルクヘッドはスクリーン前の席で、足元が広くなっている。モントリオールまでは5時間もかかるので、できるだけ快適なシートで移動したいと思ったのだ。
そうしたら、もうその席はないといわれた(泣)。が、別な席に替えてくれるというので、お願いする。

バンクーバーの空港は、ガラスをふんだんに使った空港だ。ガラス張りになっているので光が差し込んでとても明るい。フードコートにはたくさんの飲食店が集まり、またギフトショップなどもたくさんあるので、乗り継ぎの時間を潰すのにはちょうどいい。
また、空港内は暖房がとても効いているので、厚着をしていると汗をかいてきてしまう。

私の乗る飛行機は14:40発AC3112 モントリオール行きだ。国内線のターミナルに移動し、決められた時間までにゲートに行く。
カナダの空港では、ゲートの手荷物検査の前にAirport Improvement Fee なるものを支払わなければならない。バンクーバーでは同じ州の中に行くなら$5、州外なら$10、国際線なら$15を払うことになっている。
チケットによっては、日本で支払済みのものもあるので、係員に確認することをお勧めする。

搭乗前の手荷物検査がこれまたやっかいだった。ノート型のPCは特にチェックが厳しい。
X線を通した後に、現物をチェックされる。この時には電源を入れて起動させなければならない。
私などは、ノート型PCの他に、デジタルカメラ、一眼レフ、携帯電話の電源を入れるようにいわれた。
あーー面倒くさいなぁ。また、ライターの持込も規制されているようで没収されている人を何人か見かけた。

飛行機に搭乗すると、私の席は非常口の脇のアイルシート(通路側)だった。バルクヘッドではないが、非常口のせいか足元はかなり広めだ。もしかしたらバルクヘッドと同じかそれ以上あるかもしれない。ラッキー♪
そう思っていたら、乗務員のお兄さんがきて「この席に座る人は緊急時には脱出に協力してもらう」という。
英語で非常口の開け方の説明された。窓側に座っていたおじさんにはフランス語で説明している。
そっか、モントリオールのあるケベック州ではフランス語が使われているんだ。ま、そんな非常事態が起こりませんように・・。

モントリオール行きの便は、ほぼ定刻に出発。同じカナダ国内といっても西側から東側への移動は5時間もかかり、時差も3時間あるのだから国の大きさを感じずにはいられない。
国際線では殆ど寝れなかったのに、ここでもなかなか寝付けずぼーっとスクリーンを見て過ごす。ほぼ定時にモントリオール到着。

今日の宿泊は「ラマダ・モントリオール・エアポート」。空港近くのホテルだ。
普通ならシャトルバスが出ているのだが、到着時間が遅いため空港に着いたら直接ホテルに電話をして迎えを頼まなければいけない。荷物が出てくる間に公衆電話をかけることにするが、なかなか繋がらない。
25セントをいれ、ダイヤルするのだがなぜか切れてしまうのだ。
仕方ないので、近くにいたお兄さんに聞いてみる。すると「この番号はトールフリーだから、コインを入れないでダイヤルするんだ」とのこと。そっか1−800で始まる番号はトールフリーなのね。知らなかった・・。
言われたとおりにかけると無事繋がった。5〜15分くらいで着くので1番の乗り場で待つように言われる。

荷物を受け取って外にでると、ひゃ〜っ寒〜い。そういえば天気予報では−15℃って書いてあったっけ・・。
バスがちょうど来たので、全然待たずにすんだが、ここで5分も待っていたら凍ってしまうかもしれない(笑)。
ホテルまでは5分くらいだった。途中の温度計では−12℃とのことだった。ケベック州はフランス語圏。町の看板も、交通標識もすべてがフランス語で書かれている。

明日の飛行機は7:00発と早い出発なので、チェックイン時にシャトルの時間を聞いておく。ついでにモーニングコールも頼んでおこう。
お風呂に入って早めに寝ることにしたが、なぜかまた寝付けず・・。これって時差ぼけかな?

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