童話世界 中国 九寨溝&黄龍6日間
2005年9月21日 | ||||
朝は9時にホテル出発。九寨溝の入り口までは5分足らずだ。 九寨溝の門は8時半に開門となるが、開門時はとにかくすごい人で混み合うので、ちょっと時間をずらして行ったほうがいいようだ。 今日は、昨日行かなかった諸日朗瀑布から攻めてみよう。 九寨溝には4つの滝があるが、このはその中でも一番大きな滝。 高さは25メートルとさほどでもないが、幅は320メートルにも及ぶ。 諸日朗はチベット語で「雄大で壮観」という意味である。 冬には、氷柱が幾重にも重なって、水晶のような美しさなのだそうだ。 滝を見た後は、昨日も訪れた長海と五彩池へ。あのコバルトブルーの美しさをどうしても見たかったのだ。(写真は昨日と同じところなので省略します) ここで九寨溝のトイレ事情。 数年前までは、九寨溝のトイレはドアのないいわゆるニーハオトイレだったらしい。 しかし、今ではニーハオトイレは完全に姿を消し、ここ独自のハイテクなトイレへと様変わりしていた。 九寨溝では、自然保護のために汚物を流さないように独特のトイレが使われている。トイレはもちろんドアつきの個室。 洋式便器にビニール袋がセットされていて、使用するごとにビニール袋ごと回収されるのだ。とても清潔できれいなトイレにちょっとびっくりだった。 →は、九寨溝のいろいろな場所で見られる移動式トイレ。バスを改造してトイレにしてあるものだ。 今日はちょっと早めに昼食。11時半過ぎにビジターセンターへ。 昨日はものすごく混んでいて、席を見つけるのにも、ビュッフェの列に並ぶののもものすごく時間がかかったけど、11時半に入ると、驚くくらいすいていて、席も4人がけのテーブルを選ぶことができたし、ビュッフェの待ち時間もゼロ。 トイレの混雑もないし、レストラン内もまだきれいだし(人が多くなると、床にはいろいろなものが落ちていたり、テーブルもずいぶんと汚れてくるのです) ここでの食事は、ガイドの夏氷ちゃんは「田舎の料理です」と言っていたけど、本当に素朴なものが多い。味付けは少し濃い目でした。 午後からは、まず孔雀海へ。 孔雀が羽を広げたように見えることから、この名前がつけられている。 雨が降り出してきて、色がイマイチだったのが残念。晴れていたらきれいだろうなぁ。 このあと、ダンナのリクエストにより孔雀海から珍珠灘〜珍珠瀑布を周るハイキングコースをてくてく歩く。 途中で雨もあがって、気持ちのよいお散歩だ。 雨の後は、緑がしっとりとしてきれいなのよね。 (珍珠灘〜珍珠瀑布からは昨日も行ったところなので、写真等は省略します) 九寨溝の最後は、樹正溝の観光だ。 樹正溝は、九寨溝の入り口からY字の分岐点までの渓谷のこと。ここを見ながら、出口に向かうことにする。 九寨溝内では、比較的標高が低いし、山が開けているので、歩いて散策するのにいいルートである。 樹正郡海は、九寨溝を代表する景観のひとつ。 下流域ならではの湖沼郡がひろがっているのだ。 川の流れが緩やかになったところに湖ができ、それが交互に繰り返されて交互に繰り返されて、大小の湖と林が連なっている。 コバルトグリーンとエメラルドブルーの湖水と、木々の連なりが本当に美しい。 火花海は美しいコバルトグリーンの湖水を持つ湖だ。 朝、夕に立ち込める霧に、日の光が反射して、水面には火花が舞うようにチカチカと輝いて見えることから この名前がついたのだそうだ。 水の流れが美しい盆景灘。 九寨溝で「海」というのは湖のことだが、ここの石碑には「灘」と書かれていた。 浅い流れの中に大小の木立がある盆景灘。この緩やかな流れは、やはりう「海」より「灘」ですね。 流れの間にある潅木の塊が盆栽を連ねたように見えるので、この名前がつけられている。 ここが九寨溝の出口に一番近い見所になる。 さあ、バスに乗って入り口へ。ここで九寨溝の美しい景色ともお別れ。 時間は16:00過ぎ。今日はこれから成都に戻るため、九寨黄龍空港へと向かう。空港までは約1時間半。 夏氷ちゃんは、「成都につくのは夜遅くなるので、川主寺で早めの夕飯を食べてから行きましょう」と言ったが、お腹もすいていないのでそれはお断りすることにした。 ご飯を食べないということで、空港での時間がずいぶんできたので、空港の喫茶店(?)でお茶することに。 ここでは、ガラスのコップにお茶の葉を入れ、直接お湯を注いだものを持ってきてくれる。お茶の表面に浮いたお茶の葉を、フーフーと吹いてよけながら飲むのだ。 お茶を飲み終えると、店員さんがやかんでお湯を注ぎ足してくれる。 飛行機は19:50発の予定だったが、遅れるというアナウンスが入る。成都から来る飛行機が、時間通りに到着しなかったためだ。 結局、1時間近く遅れて九寨黄龍空港を出発。成都についたのは、21:30だった。 今日の宿泊は、着いた日に泊まった岷山飯店(ミンシャンホテル)。 チェックインは22:00を過ぎていたので、ホテルのレストランも閉まっている時間だった。仕方ないのでコーヒーショップの軽食で今日の夕飯にする。
食事の後、ダンナは部屋へ戻ったが、私は夏氷ちゃんにお願いして、彼女の行きつけのマッサージ屋さんに連れて行ってもらう。 黄龍・九寨溝ではよく歩いたので、疲れた体にマッサージが気持ちよかった。 |
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