1996年9月7日
今日は一日自由行動。
まずは朝ごはんを食べましょう。
やっぱり香港に着たんだから朝はお粥。jホテルを出て海のほうに歩きます。

Happy Valleyというお粥のお店がありました。ものすごくたくさんの種類のお粥があり、迷ってしまいます。日本語のメニューもありました。(でも日本人は私たちだけだったけど・・・)

結局迷った挙句、私はあわびのお粥にしました。ちょっとリッチな気分です。スライスしたあわびが3,4切れお粥の上に乗っています。柔らかくておいしい〜。
Next
今日はおみやげを買いましょう。

香港にはDFS(デューティフリーショッパーズ)が3軒あります。とりあえずここにくれば何でもあるので友達に頼まれた化粧品などを買うのには便利です。

それからスーパーマーケットもチェックします。おもしろそうな食材とか調味料とかが手に入ります。私は鶏ガラスープの素と、乾麺を買いました。人気の亀ゼリーもありました。(私は好きじゃないけど・・・苦いのよ〜)
Back
1時前くらいにお店を出ましたが、店の前はたくさんのひとが並んでいました。早く入って良かったです。
買ったものをホテルにおいてから尖沙咀をぶらぶらしてみます。ここは本当に色々なお店があって見ているだけでとても楽しい。

ランチは翠園酒家(Jude Garden)というお店へ。人気のお店なので少し早めに入りました。

本場の飲茶はとても楽しい。色々なワゴンがテーブルの間をまわってきます。餃子や春巻の点心ものはもちろん、青菜をその場でゆでるワゴンや、大根餅を焼いているワゴンもあります。どれもおいし〜い。やっぱり飲茶はこうじゃなくっちゃ。言葉がわからないので、指を差して注文します。

お値段も安いし、お勧めのお店です。
お茶はプーアール茶にしました。これが一番油を落としてくれるらしい・・うふふ!
翠園酒家からすぐの雑居ビルに、足保健という足つぼマッサージのお店を見つけました。日本の雑誌にも紹介されたところです。予約は入れていなかったけど、とりあえず覗いてみます。
ラッキーなことに待たなくてもしてくれるということなので、お願いすることにしました。

私たちは45分のコースです。
足を洗って、椅子に座ります。
よくテレビで見る足つぼマッサージは、ものすごく痛そう。椅子の上で暴れまわっているのを何度か見ました。そんな訳でちょっとどきどき・・・。
マッサージを受ける時に、足のつぼの分布図のようなものを渡されます。
実際マッサージを受けてみると、痛い場所はすごく痛いんです。{痛った〜ぁ!」と叫ぶとマッサージのお姉さんが分布図の番号を言います。その番号を見ると体の中の悪い場所がわかるのです。
私は、首と肩 あとは膀胱が悪いといわれました。もともと肩こりがひどいので当たってますね。痛いというと加減してくれるので、テレビで見る恐ろしい場面にはなりません。ご安心ください。

一緒にいったダンナは「痛い」の一言も言わずに椅子に座ってマッサージを受けています。あとで聞いたら「もう少しで涙が出そうだった」と言ってました。
足つぼマッサージのあとは体が疲れるので、無理はしないように言われました。
土踏まずのところがきゅっと上がった感じがして、とても気持ちいいです。でも確かに急に眠くなってきた私はホテルに一旦帰ることにしました。
ダンナは旺角(モンコック)に行きたいというのでここで別行動です。旺角は、たくさんの電気店が集まっているそうで、日本の秋葉原みたいなところなんだそうです。パソコン大好きな彼としてはチェックしておきたいところらしいです。
しばしお昼寝の後、ふたたび行動開始です。
まずはペニンシュラホテルに行ってみましょう。ここのアフタヌーンティーは有名なので、私もお茶したかったんですが日本人でごったがえしていて席を見つけることができませんでした。
ペニンシュラのアーケードも同じこと。たくさんの日本人の女の子がお買い物をしています。

私はここのアーケードでスワトウのレースのハンカチを買いました。日本で買うと5000円以上しそうなハンカチがここでは半額くらいで買えます。さすが本場ね!
ちょっとしたパーティの時などに、いつものプリントのハンカチではなく豪華な刺繍のハンカチって素敵だと思いませんか?
今日のディナーは香港島(セントラル)にあるレストラン「富貴」に予約を入れたのです。ここはガチョウのローストがとても有名なお店。昨日の食事がひどかったので今日は絶〜対おいしいものを食べたかったの!

実は今日9月7日は私のバースディなのです。(年は聞かないでね)それもあってちょっと奮発したレストランです。異国の地で誕生日を迎えるなんて初めてです。

ここではもちろん英語が通じますが、日本人の方もいらして、お勧めのお料理を聞いたりできて良かったです。

中華料理というと大勢で円卓を囲んで・・・というイメージですが、このお店では「二人世界」という二人用のコースもあったのでわたしたちにぴったり!どのお料理もとてもおいしくて、中国のワインと共にとても楽しい時間を過ごすことができました。
ダンナと合流後は、香港島に行ってみることにしました。尖沙咀から地下鉄に乗って15分くらいです。香港島は高級ホテルやショッピングモール、オフィスビルなどが建ち並ぶところです。香港のイメージとはちょっと違うような気がします。
帰りは、スターフェリーで九龍島まで戻ることにしました。
ほんの10分ほどの船ですが、高層ビルやきらきらしたネオンサインを見ながら海をわたるのも異国情緒たっぷりでいいものです。
食事のときのワインでちょっといい気分の上に、香港の風を体に受けてすっかりご機嫌になっていました。
Hongkong
これが渡された足のつぼの分布図です。これを見ながらマッサージをうけると自分の悪いところがわかります。