ケニヤ撮影旅行13日間




2004年4月25日その2

午前のサファリが終わり、ロッジで昼食を取る。その後、部屋で休憩。午後のサファリは、いつもどおり15:30に出発だ。
休憩中に、スコールが降った。かなり強い雨足だったが、15分くらいで止んだ。この時期のケニヤは雨季だ。雨季といっても、日本の梅雨時のようにしとしと雨が降るのではなく、激しいスコールが15分ほど降ることが多いらしい。

ホテルの敷地を出るとすぐに、サルがいる。
今朝、私のパウンドケーキを盗ったサバンナモンキーは小型の種類だが、これはもっと大きなサルなので、バブーン(ヒヒ)の一種かも知れない。
道路を堂々と歩いているし、目が合うとキーっと威嚇される。
こんなでかいサルに、食べ物を盗まれたら怖いだろうなと思った。それでも、チビザルは可愛いんだけどね♪





どこにでもいるシマウマ。
光がきらきら当たって、縞模様の体がすごくきれいだった。アフリカの動物たちは、とにかく毛並みがものすごくきれい。動物園にいる動物と一番違うのは毛の艶だろう。
特に雨が振った後は、体の汚れを雨が洗い流してくれるので、より一層きれいになるのだと聞いた。



バッファローは群れで生活をしている。
たいていは、小さな子供を大人が取り囲むようにしている。
草食動物だが、かなり気が荒い動物で、時には人間にも向かってきたりするのだそうだ。
動物を見るために車を止まるときには、必ずエンジンを切らなければならないのだが、バッファローの近くではあんまりエンジンを切りたがらないドライバーもいるんだって。

「キリマンジャロ 見えないかなーー」などと話しているうちに、本当にキリマンジャロの頂上が姿を見せ始めた。

アフリカ最高峰のキリマンジャロは、高さ5895っメートル。ケニヤとタンザニアの国境に位置している。(山頂はタンザニア側)
山特有の不安定な天候から、山頂は雲で覆われていることが多い。
この時も、10分ほどで見えなくなってしまった。
「キリマンジャロをバックにゾウの写真が撮りたい」って思ってたけど、残念ながら近くにいたのはバッファローだったのでした。

← キリマンジャロの頂点が、雲の切れ間からのぞいているのわかります?
 

サバンナっていうと、動物のイメージがとても強いが、動物だけでなく、たくさんの鳥も生息している。
前頁で紹介したカンムリヅルのように大型の鳥もいれば、小さな鳥もたくさんいる。

この鳥はBee-eater(ハチドリ)という種類の鳥。Yellow Brested Bee Eaterだと思うが、本当の所はわからない。
胸の辺りが黄色くて、とてもキュートな小鳥だった。
ちょうど、餌になる虫を捕らえたところで、何だか誇らしげに見えた。


→ 木の上にいたフィッシュ・イーグル。やっぱりワシの仲間は、精悍でかっこいい。


 
 →は、Black Smith Plover
足がすらりと長く、白と黒の体がとてもきれいな鳥だ。
ピーピーと大声で鳴いていた。どうやら、巣を車に踏みつけられたらしい。
この鳥は、道端や道路の上に巣を作るんだそうだ。
木の上に作れば・・・って思うけど、こうして人間が彼らのテリトリーの中まで入ってくることがいけないんだよね。



水辺にいたイグレット。
よく、ゾウやバッファローの背中に乗っているサギだ。
ゾウや、バッファローの体についている虫を食べたり、動物が歩くときに、地面で動くバッタなどを食べているようだ。

他にも、いろいろな珍しい鳥の姿を見ることができる。
私たちのツアーでも、鳥を専門に追っかけている車もあったようだ。

Back 5th Day 2  Next

Kenya Top  Travel Top