ケニヤ撮影旅行18日間




2005年4月26日

朝のサファリ終了後、ホテルで朝食。そして、ケニア山国立公園に向かいましょう。

ケニア山はケニアで最高峰の山(5199km)。赤道直下にありながら雪と氷河に覆われた活火山。標高3350m以上が、国立公園に指定されています。
ここは、ナイロビとサンブル国立保護区の中間地点にあり、最初の日に泊まったスィートウォーターもケニヤ山国立公園なのです。。

今日の宿泊は「マウントケニアサファリクラブ」
映画「慕情」で有名なウィリアム・ホールデンのプライベートな別荘だったものが、今ではケニヤで最も豪華な会員制のホテル♪
敷地内には、ゴルフコースやテニスコートのほか、乗馬やフィッシングができる設備が整っており、正に大人のリゾートそのものって感じ。
アフリカでリゾートホテルって初めてだから、ちょっとびっくりしちゃった。

エントランス前には、ゴルフ場が広がっています。
ここは赤道直下なので「Latitude 00"00 (Equator)」と書かれているんです。
標高は2153m 標高が高いので、赤道直下でもとても涼しいのです。
サファリはここではできないので、希望者はスィートウォーター私営保護区までいくことなります。





お部屋はコテージタイプ。
私たちの部屋は、プライベートバスがついたベッドルームが2つで、その間に広いシッティングルームがあるタイプのお部屋でした。
相棒は仲良しのHさん♪
部屋の前の中庭 ここからケニヤ山が見える 広いシッティングルーム バーカウンターもついている
夜は寒いので、暖炉に火を入れてくれる
私が使ったダブルルーム 
もうひとつの部屋はツインルームだった

国立公園での宿泊は、たいていはロッジだったりテントだったりする。それが野趣あふれていて、いかにもアフリカらしくて好きなんだけど、こういう豪華なリゾートもいい感じね。
チェックイン後、メインダイニングでランチをいただく。

ここの敷地内にはウィリアム・ホール伝財団によって経営されている動物孤児院(Animal Orphanage)が併設されています。
親が亡くしたり、怪我をしたり、ケアが必要な動物たちがここで保護されているのです。
入場料は10ドル。ホテルのレセプションでチケットを購入できます。

どうせ、ホテルの動物園でしょ。としか思っていなかったんだけど、規模はなかなかのもの。馬鹿にできません。
入場するとまず、リャマとダチョウがすごい勢いで駆け寄ってくる。係員の人が、餌をくれるので直接餌付けもできるのです。ちょっと怖いけど・・
リャマってアフリカには生息してないんだけど・・ま、いいか(笑) 餌をあげることもできます

この芝の上を駆け回っているのは、リャマ、ダチョウ、孔雀、カンムリヅル、ゾウガメ、イボイノシシなどなど・・。なんかすごいことになってるんですけど。
まさしく、大規模なふれあい動物園って感じ。
他にも珍しい動物がたーくさん。
ワイルドキャット
普通のネコみたいだけど、絶対人には慣れないそうだ
ボンゴの赤ちゃん
生後1週間
シマウマと馬をかけあわせたもの
サイ
電気の柵で囲まれている
ゾウガメ
小さな子供なら乗ることができるそう
コビトカバ
口をあけて餌をねだってます

他にも、いろいろな種類のサルや、チーターなどたくさんの動物がここで暮らしている。
日本だと、ふれあい動物園っていうと、うさぎとかひつじなんかが多いけど、ここは本当にいろいろなものが触れます。
動物の機嫌がよければ、コロブスモンキーを肩に乗せてくれたり、チーターをちょこっと触らせてくれたりもするようですよ。
けっこう楽しめる動物孤児院、気がつくとあっというまに時間が経っていたのでした。



ディナーはメインダイニングでいただくのだけど、ここのレストランはドレスコードがあり、ジーンズやTシャツは禁止。
ディナーの前には、中庭では、このあたりの伝統的なチャッカダンスが披露される。
食前酒のシャンパンをいただきながら鑑賞できる。

● ひとくちメモ
マウントケニヤサファリクラブは、サファリはできませんが、正に大人のリゾートが楽しめます。
英国調の重厚感溢れたメインダイニングは、ドレスコードがありますのでご注意ください。たまには、こんな豪華な雰囲気の中ですごすのも悪くありませんね。

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