ケニヤ撮影旅行18日間
2005年5月2日 |
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5月1日、マサイマラからナイロビに移動。ナイロビで1泊です。 久しぶりに、熱いお湯が勢い良く出るバスタブにゆっくり浸かり(笑)・・・ああ、極楽。夜は、豪華なフレンチのディナーにワインを傾けます。 5月2日 ツアー本体のみなさんは、ここで日本に帰国ですが、欲張りな私はもう少しケニアに居残ることにしました。 朝、ホテルでみなさんにさよならのご挨拶をし、アンボセリ国立公園に向かいます。 ナイロビからアンボセリ国立公園まで約5時間。途中、トイレ休憩に立ち寄ったお土産物屋さんのブーゲンビリアがキレイでした |
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アンボセリ到着後、ランチを取ったら最初のサファリに出発です。 ここアンボセリと言えば、アフリカゾウの生息地として有名なところ。 しかし、近年、アンボセリのゾウに変化が現れています。 長い間、多くのゾウが人間に殺戮されてきました。人間の目的は、アフリカゾウの巨大な象牙だったのです。 そのため、アフリカゾウは絶滅の危機に瀕してきました。 近年では、保護政策によりゾウの捕獲は禁止され、最近では、その甲斐あってか、ゾウの数も増えてきています。 しかし、大きな象牙をもったゾウがいなくなってきているのです。 その立派な象牙のため、彼らの祖先が命を奪われてきたということを知っているのでしょうか? 最近のゾウは牙がだんだん小さくなってきているのだそうです。 大きな牙を持っていれば人間に狙われる。牙を小さくすることによって、命を、種を守ろうという本能なのでしょうか。 この日に出逢った雄のゾウは、最近では滅多に見かけないほどの立派な象牙を持っていました。 しかし、たぶんもう天寿をまっとうしようかというくらい年老いたゾウでした。 |
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この日は大変珍しい動物を見ることができました。 ドライバーが車を急停止、「サーバルキャットだ」と興奮気味に叫びました。 アフリカに10回近くも来ている方でさえ、見たことがないというくらい珍しいものです。 生息数も少ないのですが、神経質で用心深いので、まず人の前に姿を現さない。 だいたい体が小さいため、草の中に入ると全然見えないんですね。 特徴的なのは耳の大きさです。もちろんその大きさはダテではなく、ヤブの中や時には土の中の獲物の位置さえも把握できるといいます。小動物のほか、魚を捕って食べるので、水辺近辺で見られることが多いようです。 また、そのジャンプ力はすばらしく3メートルくらいは飛び上がるそうです。で、低空を飛んでいる鳥も捕らえちゃうとか。
神経質といわれるサーバルキャットですが、この子はなんだかのんびりした性格らしく、すぐそばまで車が近づいても全然動じることもありませんでした。 本当にきれいなネコでしたよ。 最近では、日本でもこのサーバルキャットをペットとして飼育する人が増えてきているようです。人気出れば、当然密猟も増えるのでこれも問題なのだとか。 1頭200万円くらいらしいですが、獰猛で人に慣れにくいので、飼育は大変なようです。 やっぱり野性味溢れるネコは、自然の中においてあげたいですよね。 |
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