紅葉の京都を訪ねて



11月26日
朝起きると、曇り空。
今日は、嵐山の方へ行ってみるつもりだ。
京都駅からJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅まで行く。そこからぶらぶらと歩いて渡月橋へ。。

最初は
亀山公園へむかう。ここは写真教室の先生おすすめスポット。公園なので入場料もいらないし、三脚もOKだ。
ここ亀山公園は、渡月橋から嵯峨野めぐりの通過点らしい。この公園を通って、大河内山荘や常寂光寺・二尊院へと向かう人が多い。
しかし、この公園をゆっくり見学する人は少なく、ちょっと奥まで行くと全く人がいない。
甘酒屋のおばさんに「上の展望台まで行くときれいだよ」と言われ、坂道を10分ほど登り展望台へ。
本当にすばらしい眺めだった。小倉山と対岸の岩田山の見事な紅葉が広がり、眼下には保津川下りの舟が見える。あまりの美しさにしばらくそこで足をとめてこの景色を眺めていた。

次に
天竜寺に立寄る。
ここは大きな駐車場があり、観光バスがたくさん止まっている。
嵯峨野めぐりの拠点となるお寺なので、観光客の姿もかなり多い。
ここは、駐車場にもモミジの木がたくさんある。
盛りを過ぎた、散紅葉が真っ赤なじゅうたんを作っていて、それはそれはきれいだった。




ここから
宝きょう院という小さなお寺へ向かう。ガイドブックにもでていない小さなお寺だ。先程の亀山公園でお話させていただいた方のおすすめだ。写真を撮るならいいところですよと聞いて行ってみることにした。
ここの紅葉はすばらしかった。普通のお寺のように、きちんと手入れされたお庭というよりもっと素朴で自然そのままのようなお庭なのである。
入り口をくぐって瞬間に「わぁ」と声に出てしまうほど、きれいな紅葉だった。
そして、ガイドブックにもでていないような小さなお寺なので観光客が少ないのだ。嵯峨野めぐりの人力車のお兄さんたちが連れてくるお客さんくらいのもので、大型バスの団体客は皆無だった。
ただ、このお寺は写真撮影にはすごく厳しい。
三脚、一脚使用の禁止はもちろんだが、それらの持ち込みも禁止されている。そして三脚類の預かりもしてくれない。また、カメラはコンパクトカメラ、一眼レフの35ミリまでと決められており、入り口の大きな看板にそれらが記載されている。
私は三脚を持っていたので、どきどきしながら入ってみると、ちょうど住職さんが門のところにいらしてチェックされてしまった。
ダメモトで、三脚をどこかおけるところはないでしょうかとたずねてみると、小屋に置いてもいいと許可を頂いた。


そしてすぐ近くの
清涼寺へ。
ここは釈迦堂と言った方がわかりやすいかもしれない。
このお寺の前の道が清滝道というのだが、この道の紅葉もすばらしいということだ。
残念ながら、私が行った時には全部散った後だったんだけど。

今日の撮影はここまで。
まだ時間はあるんだけど、もう体がヘトヘトだ。
嵯峨野には、祇王寺や落柿舎など大好きなお寺がたくさんあるんだけど、今日はもう疲れて回れない。
またこの次に来た時に訪れることにしよう。
そして、釈迦堂前からバスに乗った。
夜は、ネットでお知り合いになったなか・こよご夫妻とプチオフ会。
おいしいお酒と楽しいお喋りであっという間に時間が過ぎてしまった。アマダイのかぶら蒸しがとってもおいしかったです!

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